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WTI原油 2020年2月7日(金)の週を終えて テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想する

2020年2月7日(金)の週を終えて
WTI原油のチャートとCFTCの大口の動向、
そして個人のポジション状況を見ながら相場の分析をしていきます。

WTI原油の相場の流れを追っていく中で、
チャンスを見つければトレードしていく予定です。

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WTI原油 テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想(2020年2月7日(金)の週を終えて)

WTI原油 トレードノート用

コロナウイルスの影響でWTI原油は売られて
2月7日の週を終える

50ドルを割れるかが鍵か?

原油在庫は増え気味であり
リグ稼働数も変化は見られない

CFTCでは大口が売り玉を増やしてきているが
個人の買いポジ状況は87%と先週と比べて2%増えてる

買いは微妙な感じやな pic.twitter.com/UGl7syAFw6— 堅実なる投機家@未来の石油王 (@kenjitutouki) February 9, 2020

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

WTI原油の在庫状況

先週発表
2020/01/30

EIA在庫
原油 +354.8万 (4億3165万)
ガソリン +120.3万 (2億6124万)
留出油 -128.9万 (1億4475万)
クッシング在庫 +75.8万 ( 3564万)
リグ稼動数 675

今週発表

API在庫
2020年2月05日(水)

原油在庫      前週比 +418万バレル
ガソリン在庫    前週比 +196万バレル
留出油       前週比 -178万バレル
クッシング原油在庫 前週比 +96万バレル

EIA在庫
2020/02/06(木)

原油 +335.5万 (4億3501万)
ガソリン -9.1万 (2億6114万)
留出油 -151.2万 (1億4324万)
クッシング在庫 +106.8万 ( 3671万)
リグ稼動数 676

EIAの在庫量を見る限り、原油の在庫は増えています。
またリグ稼働数があまり減っていないことから
価格が下落しても、これ以上は稼働率を下げる気はないのか?
とするともう少し価格が下がってもいいのかな?とも読める感じですね。

ファンダメンタルズネタ

中国でコロナウイルスの影響により
原油の需要が落ち込むと予想されております。

この事からリグ稼働数が減らず、原油の在庫が増えると仮定すれば
原油価格は頭を押さえられる形になるかもしれません…。

WTI原油のCFTCの大口のポジション状況

先週発表
01月28日 大口投機 588255買い 126493売り 差引 +461762
       業者 677261買い 1163396売り 差引 -486135

今週発表
02月04日 大口投機 576917買い 179543売り 差引 +397374
       業者 784991買い 1210117売り 差引 -425126

大口投機は買いポジションを減らして売りポジションを増やしているようです。
売りポジションが結構な数で増えてるので注意する必要がありますね。

WTI原油の個人のポジション状況

先週記録
週終値(01月31日) 51.56

iFOREX センチメント分析(2020/2/02(日) 19:43)
売り  買い
15% 85%

今週記録
週終値(02月07日) 50.40

iFOREX センチメント分析(2020/2/10(日) 02:14)
売り  買い
13% 87%

週の引け値は-116pips下げて終了しました。

個人のポジション状況は先週から買いの保有率が高く
下落している状況でも買いポジションが増えている状況です。

この状況は59ドル台から続いており
多くの個人投資家が含み損を抱えて苦しんでいる様子がうかがえます。

私は先週、買いポジションを持って強制ロスカットを食らいました…。

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WTI原油 チャート分析

1-WTI原油-コロナウイルスの影響で売られて終わる-日足チャート-2020年2月10日02時16分
1-WTI原油-コロナウイルスの影響で売られて終わる-日足チャート-2020年2月10日02時16分

WTI原油の日足チャートを見たら分かると思いますが
日足の雲を下に突き抜けて65ドル台から50ドルまで落ちています。

コロナウイルスの影響で原油の需要が少なくなっていくとなれば
このまま50ドルを割れていくかもしれません。

個人の買いが80%越えを推移しており
大口が売りポジションを増やしてきているので警戒が必要だと思われます。

まとめ

WTI原油の流れをまとめます。

  • コロナウイルスの影響で需給が微妙になり、原油価格が頭を抑えられるかもしれない
  • 個人の買いの保有率が80%越えた状態で下落トレンドを形成(これは59ドル台から続いている)
  • 大口は買いポジを減らして、売りポジを増やしてきている
  • 在庫は増えている状況で、リグ稼働数も変化なし

買うのはちょっと微妙な気がしますね…。
50ドルを耐えれるかどうかってところでしょうか。

ここを耐えられなければ、原油は厳しい状況になると思います。

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