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ダウ30【見通し・予想・動向】モデルナCEOの発言でリスク回避が加速!! テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年12月03日(金)の週を終えて

2021年11月29日(月)から12月03日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年12月03日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年11月29日(月曜日)から12月03日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • バイデン大統領が新型コロナウイルスのオミクロン株で再びロックダウンはしないと発言した事
  • とりあえず売られすぎてるから買い戻しときましたの流れ

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • モデルナのCEOがオミクロン株について既存のワクチンが効かない可能性があると発言した事からリスク回避が再燃
  • パウエル議長の発言で早期テーパリングや早期利上げの可能性が浮上した事
  • FRBはこの状況でも緩和縮小ペースの鈍化はしないだろう…との見方で
1-1-2021年12月03日の週を終えて-ダウ30-今週の値動き-1時間足チャート
1-1-2021年12月03日の週を終えて-ダウ30-今週の値動き-1時間足チャート
1-2-2021年12月03日の週を終えて-SP500-今週の値動き-1時間足チャート
1-2-2021年12月03日の週を終えて-SP500-今週の値動き-1時間足チャート

2021年11月29日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

バイデン大統領が新型コロナウイルスのオミクロン株について
懸念すべきだがパニックを起こすような事でもないと発言し
またロックダウンを再導入する事は無いと述べた。

これに安心感が広がって株が買い戻されたと言われている。

とは言え、朝方から急激に買い戻されたんだけどね…。
しかも上窓スタートという…。

この原稿を知ってたやつが動いたかのような動きじゃん…。

またこの日は、モデルナやジョンソンアンドジョンソン、ビオンテックが
ワクチンがオミクロン株に効かない場合に備えて
特化したワクチン開発に取り組んでると発表しています。

とりあえず安堵感と下がり過ぎた反動で買い戻しが入った感じかな?

安値34740.51 → 終値35178.55(+438.04)
(8時台)

2021年11月30日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

昨日の安堵感はどこへ行ったんだ!?という流れで高値から売られて終わりましたした。

14時頃にモデルナのCEOがオミクロン株について
既存のワクチンが効かない可能性があると発言した事からリスク回避が再燃。

昨日のバイデン大統領に発言に水をかける形でリスク回避が再燃し
株が売り込まれて安値を更新しました。

前日の上窓も綺麗に締めましたねという感じで終わりました。

ちなみにパウエル議長の発言があり
今まで早期のテーパリングや利上げについて渋っていたのに
ここにきてインフレは一過性ではない可能性があるから
早期のテーパリングを始めて利上げもしたほうがいいかも…
という感じで手のひらを返した発言が株のリスク回避を誘ったともいわれている…。

ほんとにポジショントークで相場を動かすの止めて頂きたい…。
不公平である!!

高値35276.78 → 終値34565.42(-711.36pips下落)
(9時台~11時台)

2021年12月01日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

前日の高値付近まで戻って来たけど
戻り高値を売られて前日の安値を底抜けてドカーっと安値を更新して終了しました…。

アメリカでオミクロン株の感染者が初めて確認された事でリスク回避の流れが継続した。

また前日のパウエル議長の早期テーパリングや利上げの前倒しについての発言が引き続き尾を引いており
株は前日の安値を更新してズドーンと落ちて行った。

高値35005.29 → 終値34040.37(-964.92pips下落)
(夜1時台)

2021年12月02日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

とりあえず売られすぎてるから買い戻しとこうかという流れで買われただけ。

とくに買われるネタは無いが…
バイデン大統領がオミクロン株の感染対策強化に向けた一連の指針を発表したと言われているので
これが安堵感に繋がった感じなのかな??

安値34039.17 → 終値34722.52(+683.35pips上昇)
(8時台)

2021年12月03日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

FRBはこの状況でも緩和縮小ペースの鈍化はしないだろう…との見方で株が売られたらしい。

なんだけど、前日の安値は更新せず買い支えられて下髭つくって終わってるんだよなぁ…。

高値34804.51 → 終値34569.71(-234.8pips下落)
(22時台~23時台)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

2-1-2021年12月03日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
2-1-2021年12月03日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
2-2-2021年12月03日の週を終えて-VIX-日足チャート
2-2-2021年12月03日の週を終えて-VIX-日足チャート

直近のレジスタンスライン

3-1-ダウ30-直近のレジスタンス-34841-35300-2021年12月03日の週を終えて-日足チャート
3-1-ダウ30-直近のレジスタンス-34841-35300-2021年12月03日の週を終えて-日足チャート

35300付近の75MA
34841.62

とりあえず戻り高値を売られた場所が2か所ある。

この辺が抵抗帯になりそう。

抜けたら上昇再開かなぁ。

直近のサポート

3-2-ダウ30-直近のサポート-34022-200MA-2021年12月03日の週を終えて-日足チャート
3-2-ダウ30-直近のサポート-34022-200MA-2021年12月03日の週を終えて-日足チャート

34022台
200MA

やっと安値更新が止まって下髭付け始めた感ある

このあたりで揉めるのかなぁ~?という印象。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年12月03日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年12月03日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年12月03日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年12月03日の週を終えて

ダウ大口ロンガー損切ったか…。

SP500、大口ロンガー大丈夫か…?

大量に買いで入ってるけど安値更新して阿鼻絶叫なんじゃないか…?

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年12月03日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年12月03日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年12月03日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年12月03日の週を終えて

ダウロンガー少し切ったっぽいけど
まだロング握ったままなんだろうな。

SP500ロンガーよ、大口と同じで大量にロング入れて捕まってんだろ…。

ダウ30のポジション状況 まとめ

これは安易なリバでロング入るとやられそうだな…。

個人投資家のロンガーが損切るまで底値確認待った方がいいかもしれん。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落

2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!

2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる
2021年04月23日 34025.92 (-162.17pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン税の増税案を出す見通し。日本が緊急事態宣言、インドの首都でロックダウン
2021年04月30日 33924.47 (-101.45pips下落)

2021年05月07日 34811.25 (+886.78pips上昇) 非農業部門雇用者数変化が予想より低い数値を出したことで利上げやテーパリングはムリという流れで株高
2021年05月14日 34331.89 (-479.36pips下落) インフレ懸念でパニック売りからのインフレ懸念後退で買い戻し
2021年05月21日 34252.23 (-79.66pips下落) インフレ懸念とビットコインの急落、テーパリングの議論が出たが株価にあまり影響はなかった
2021年05月28日 34567.93 (+315.7pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資案が報道され一気にリスクONの流れに

2021年06月04日 34748.00 (+180.07pips上昇) 週末の5月の非農業部門雇用者数変化が予想より悪くて株価がブチ上げ
2021年06月14日 34461.81 (-286.19pips下落) しつこい戻り売りの1週間だった。5月の米CPIを警戒した事や来週のFOMCを警戒したポジション整理
2021年06月18日 33304.73 (-1157.08pips下落) FOMCでまさかの利上げ前倒し予想を発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった) 年初来の下げ幅を記録
2021年06月25日 34495.54 (+1190.81pips上昇) 先週は売り過ぎちゃたで買い戻し。バイデン大統領と超党派のインフラ投資計画が合意したとの報道で買いが強くなる

2021年07月02日 34790.03 (+294.49pips上昇) 雇用統計が良くてもFRBが早急な対応に迫られる事はないだろうとの見方でこじつけ感満載で株価が上昇
2021年07月09日 34897.85 (+107.82pips上昇) 景気回復のピークアウトで買われた債券が一服感で売られて株価が反転上昇
2021年07月16日 34694.44 (-200.41pips下落) デルタ株の感染拡大が警戒されている
2021年07月26日 35064.11 (+369.67pips上昇) デルタ株の感染拡大が警戒されて月曜日に953ドルも下落したが、火曜日に速攻で買い戻されて気づけば3指数最高値を更新した
2021年07月30日 34985.89 (+78.22pips上昇) パウエル議長の発言でテーパリングを始めるには問題が残ってる事や利上げには程遠い発言で緩和継続との見方でドル安株高となった

2021年08月06日 35213.04 (+227.15pips上昇) 失業率の改善や非農業部門雇用者数が良くて謎のポジティブで買われる(テーパリングや利上げ連想にならなかった)
2021年08月13日 35513.23 (+300.19pips上昇) 1兆ドル規模のインフラ法案を上院で可決。おまけに社会福祉や気候変動に対応した3.5兆ドル規模の財政支出法案についても予算決議を可決
2021年08月20日 35109.21 (-404.02pips下落) ダラス連銀総裁がデルタ株などで経済が失速するなら自身の金融政策の考えを調整すると匂わせ発言で買い戻し
2021年08月27日 35455.09 (+345.88pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテック共同開発の新型コロナワクチンが正式に承認された。パウエル議長のジャクソンホール発言でハト派と受け取られて株高ドル安に

2021年09月03日 35354.98 (-100.11pips下落)
2021年09月10日 34651.30 (-703.68pips下落) 法人税21%から26.5%に引き上げ。中国の大手不動産問題が嫌気
2021年09月17日 34525.35 (-125.95pips下落)
2021年09月24日 34829.25 (+303.90pips上昇) 恒大の過度なリスクが後退して株価が激リバw

2021年10月01日 34367.72 (-461.53pips下落) インフレ懸念とアメリカの債務上限問題
2021年10月08日 34762.35 (+394.63pips上昇) アメリカの債務上限の合意で株が買い戻される
2021年10月15日 35321.12 (+558.77pips上昇) FOMC議事録で11月にテーパリング着手が分かり何故か買うネタとなる。あとは銀行系の決算が予想よりも良くて安堵感が広がる
2021年10月22日 35617.11 (+295.99pips上昇) 決算シーズンの期待感で買われたが、インテルが市場予想に届かずゴミのように売られている
2021年10月29日 35851.82 (+234.71pips上昇)

2021年11月05日 36302.75 (+450.93pips上昇) テーパリング11月開始で決定。織り込み済みで株価が上昇し、ファイザーの新型コロナ飲み薬の有効性が発表されてリスクONで最高値更新!
2021年11月12日 36154.20 (-148.55pips下落) バイデン大統領が掲げる1兆ドル規模の法案が可決したが、インフレ懸念とテスラ株の売却ツイートとディズニーの動画配信契約者数が低調で利益確定売りの流れ
2021年11月19日 35636.55 (-517.65pips下落) 欧州で再び新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている。オーストリアは来週22日からロックダウン
2021年11月26日 34740.51 (-896.04pips下落) 南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が発見され、再び猛威を振る可能性がある事からリスク回避で大暴落

2021年12月03日 34569.71 (-170.8pips下落) モデルナCEOのオミクロン株が既存のワクチンで効かない可能性を示唆してリスク回避が加速!!

まとめ

モデルナCEOの発言で僕の口座は壊滅的なダメージを受けて終わりました…。

さようなら…。

ほんとポジショントークで相場動かすの辞めて欲しい…

漢ならデータで勝負しろや!!!

こんなん誰も勝てないし報われないじゃん…。

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