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WTI原油 【見通し・予想・動向】南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が見つかり今世紀最大の大暴落!! テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年11月26日(金)の週を終えて

2021年11月22日(月)から11月26日(金)の週を終えて
WTI原油の最新の動向を解説します。

  • API、EIAの最新の在庫の状況
  • 1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • 投機筋や個人投資家のポジション状況を見て市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のWTI原油の相場展開の見通しや予想を立てていきます。

この記事を最後まで見るメリットは
WTI原油の最新の動向をすべて把握できる事です。

たとえ途中から市場に参加したとしても
原油カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識する事ができると思います。

それでは、各章を見ていきましょう。

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WTI原油 見通し 予想 動向(2021年11月26日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. 原油の在庫状況
  2. ファンダメンタル分析
  3. テクニカル分析
  4. ポジション状況
  5. 週の終値の動向

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2021年11月26日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2021年11月26日の週を終えて

原油在庫は増えているが指標発表前に大きく上げてたので
少し売られる程度にしか下がっていない。

50pips程度の下げ。

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2021年11月26日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2021年11月26日の週を終えて

原油在庫は予想よりは減っているが
たかだか100万バレル程度の減りでで売りの要因になっている模様。

単純に市場のネタが無くて売りの材料にされた感じ。

ただ価格自体はそんなに動いていない。

むしろ指標発表後は少し上げている。(60pipsくらい)

原油の在庫の状況 まとめ

うーん…って感じ。
指標を見る価値はあまり無いかも。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2021年11月22日(月曜日)から11月26日(金曜日)の1週間のファンダメンタルズの解説や値動きの動向をチェックしていきます。

この1週間の原油価格の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • 産油国が増産の方針を見直すという思惑から安値から買い戻される
  • 日本、アメリカ、中国などが石油備蓄の協調放出を決めたが需給緩和効果は限定的との見方から原油は買われて大きくリバウンド

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • EIAのたかが100万バレル増だけで価格が冴えなかった
  • ただのドル高で売られた
  • 南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が見つかった事(市場全体で大暴落を招く)
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年11月26日の週を終えて
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年11月26日の週を終えて

2021年11月22日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

産油国が増産の方針を見直すという思惑から安値から買い戻されてるようだが
巷の報道では、日本が国家備蓄の放出を検討するだの、欧州でのコロナ感染拡大の懸念だの言われているけど
それについて価格が反応が無かったような感じになっている。

安値74.75 → 終値76.46(+171pips上昇)
(8時台)

2021年11月23日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

日本、アメリカ、中国などが石油備蓄の協調放出を決めたが
需給緩和効果は限定的との見方から原油は買われて大きくリバウンドした。

このあたりで80ドル戻るのかなぁ~って印象が強かった感じ。

安値75.28 → 終値78.49(+321pips上昇)
(21時台)

2021年11月24日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

EIAのたかが100万バレル増だけで価格が冴えなかった感じ。
あとはドル高で売られたとも言われている。

特にネタが無かった感じだろうな…という印象。

この時点でも戦略備蓄放出の件は限定的な見方と言われている。

ちなみにバイデン大統領がアメリカのガソリン価格は間もなく下落と約束
という報道が出ている。

高値79.20 → 終値78.31(-89pips下落)
(17時台~18時台)

2021年11月25日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

アメリカ感謝祭で休場で時短取引で終了し価格は冴えない感じで終わる。

高値78.62 → 終値78.01(-61pips下落)
(10時台)

2021年11月26日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

朝からお祭りモードで原油価格はガチ下げの日だった…。

南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が見つかった事で懸念が広がった。
原油以外にも株式市場も大幅安となっており
原油は2020年の新型コロナショック以来の大幅安と言われ
78ドルから67ドル台まで価格が大暴落していった…。

南アフリカの変異株はワクチンが効くかどうかも怪しいと報道され
懸念が広がり、リスク回避によって売りが殺到した感じとなっている。

高値78.15 → 終値68.16(-999pips下落)

WTI原油 テクニカル分析

WTI原油の1時間足と日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

4-2021年11月26日の週を終えて-WTI原油-1時間足と日足チャート
4-2021年11月26日の週を終えて-WTI原油-1時間足と日足チャート

直近のレジスタンス

5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-70-21-80-日足チャート-2021年11月26日の週を終えて
5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-70-21-80-日足チャート-2021年11月26日の週を終えて

70.21
70.80

大暴落しているのでどんだけリバが入るのか不明。

目安となるのは日足200MAがある70.21付近か
上昇の波の61.8の70.8ぐらいかというところ。

ただ0という数字で止まるという事はあまりないから
ここまで戻って来たら73~74ドル付近まで戻るかもしれない。

下げがきつすぎた分、大き目の戻りも警戒はした方が良いと思う。
直近の原油の価格動向を見ると、戻りでも400pips~500pipsくらい動くんでね。

直近のサポート

6-1-WTI原油-直近のサポート-66-58-日足チャート-2021年11月26日の週を終えて
6-1-WTI原油-直近のサポート-66-58-日足チャート-2021年11月26日の週を終えて

66.58ドル台

わりと節目で機能する場所。
ここ下抜けたら62ドル見にいくか、下手したら下に突き抜ける可能性が出てくるので注意が必要。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

WTI原油のCFTCのポジション状況

アメリカの休場を挟むので発表が遅れ次回に持ち越し

WTI原油の個人のポジション状況

7-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年11月26日の週を終えて
7-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年11月26日の週を終えて

個人投資家のロングを巻き込んで大暴落。

まさか南アフリカで新型コロナの変異株が見つかって
それがリスク回避を巻き起こすとはね…。

戦略備蓄放出するぞーって言われてたのに…
それよりも変異株のネタの方が下げの勢いがやばいのが笑えるなぁ…w

WTI原油のポジション状況 まとめ

まさか再び新型コロナウイルスが猛威を振るうなんて
みんな思わんかったろ…。

1日で900pips動かされてロング握ったままの人、多いんじゃないか…?

一部は投げただろうけどさ。

いやぁ酷い下げだわ。

週の終値を比較

2020年12月04日 46.11 (+57pips上昇) OPEC会合で減産は徐々に解消だが、市場参加者はポジティブにとらえる
2020年12月11日 46.56 (+45pips上昇) イギリスで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月18日 49.03 (+247pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日 48.29 (-74pips下落)
2020年12月31日 48.18 (-11pips下落)

2021年01月08日 52.61 (+443pips上昇) バイデン政権+上院下院が民主党が制覇、サウジが自主減産発表、協調減産もおおかたの減産幅で合意
2021年01月15日 52.11 (-50pips下落) バイデン氏が発表した財政出動は織り込み済み、原油市場では需要の回復は見込めないとアナリストが言う。中国がロックダウンで原油価格が下落
2021年01月22日 52.06 (-5pips下落) バイデン氏の就任式後、頭打ちで下落。イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持する意向
2021年01月29日 52.17 (-11pips下落) ロビンフッダーが大暴れして株式市場はネガティブな感じに。

2021年02月05日 56.95 (+478pips上昇) サウジ自主減産やアメリカで大雪に見舞われて需要が増した
2021年02月12日 59.61 (+266pips上昇)
2021年02月19日 58.93 (-68pips下落) アメリカの寒波の影響が収まり利益確定売りに。バフェット氏がシェブロンの株を購入
2021年02月26日 61.53 (+260pips上昇) アメリカの長期金利が爆上げで市場は大混乱

2021年03月05日 66.26 (+473pips上昇) OPECプラスが4月も協調減産を継続、生産も据え置き。サウジも自主減産続けるってよ
2021年03月12日 65.57 (-69pips下落)
2021年03月19日 61.42 (-415pips下落) IEAがスーパーサイクル論を否定。ゴールドマンがブレント原油80ドルに行くと予想
2021年03月26日 60.80 (-62pips下落) スエズ運河で大型コンテナ船が座礁

2021年04月01日 61.25 (+45pips上昇) スエズ運河の問題は解消。OPEC+が5月~7月に微増産するってよ。サウジも自主減産を徐々に辞めるってよ。
2021年04月09日 59.36 (-189pips下落) イランの増産懸念、OPEC+の微増産を再評価
2021年04月16日 63.07 (+371pips上昇) 中国輸入統計が良好で原油を爆買い!IEAとOPECが2021年の世界の石油需要見通しを引き上げ!
2021年04月23日 62.11 (-96pips下落) インドのロックダウンと日本の緊急事態宣言
2021年04月30日 63.46 (+135pips上昇)

2021年05月07日 64.83 (+137pips上昇) 中国の軍用機が台湾の防空識別圏に進入したとの報道
2021年05月14日 65.46 (+63pips上昇) アメリカのパイプライン最大手がサイバー攻撃によって稼働を停止。OPEC、IEA需要見通しは良好(供給不足の可能性を指摘)
2021年05月21日 63.85 (-161pips下落) イラン核合意の進展や制裁解除の可能性が浮上、ビットコインの急落で原油価格が大きく下落
2021年05月28日 66.60 (+275pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画が報道され期待感で67ドルに到達する

2021年06月04日 69.38 (+278pips上昇) イランの制裁解除でイラン産の原油が供給されても需要面に問題は無いらしい
2021年06月11日 70.79 (+141pips上昇) OPECとIEAが新型コロナ前の水準に戻る見通しを発表し生産拡大を示唆した事で原油が買われている
2021年06月18日 71.41 (+62pips上昇) FOMCでまさかの利上げ前倒し発表(2022年~2023年中、従来は2024年)でも週ベースで安値は更新していない…
2021年06月25日 73.97 (+256pips上昇) OPECプラスが7月1日の会合で小幅な増産に留まるとの見方で買い。FRBや連銀総裁はインフレは高くなるが来年には低下する見通し

2021年07月02日 75.10 (+113pips上昇) OPECプラスの会合がUAEがゴネて来週の7月5日に延期となった
2021年07月09日 74.67 (-43pips下落) OPECプラスの会合が纏まらずUAEを筆頭に増産国が増えると懸念が出た。ECBの新戦略でインフレ2%に切り上げた事からユーロドルの上昇につられた
2021年07月16日 71.43 (-324pips下落) サウジとUAEが妥協合意。増産懸念で原油が急落。FRBパウエル議長もインフレデータが期待以上と発言して原油が売られている
2021年07月23日 72.06 (+63pips上昇) UAEの増産合意で急落後、株の買い戻しで謎の需要拡大観測で急激な買い戻しという喜劇
2021年07月30日 73.66 (+160pips上昇) FRBパウエル議長のテーパリングには時間がかかる発言と利上げには程遠い発言でインフレに対する甘い見解から急激なドル安を招く

2021年08月06日 67.97 (-569pips下落) 米中の経済指標が悪くて暴落
2021年08月13日 67.93 (-4pips下落) バイデン大統領がOPECプラスに増産の圧力をかけていた事が分かる
2021年08月20日 61.92 (-601pips下落) アフガンネタは相手にされず新型コロナのデルタ株感染拡大とFOMC議事録によるドル高の影響で安値を掘る展開
2021年08月27日 68.65 (+673pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンが正式承認されてエネルギー需要回復期待が台頭した

2021年09月03日 69.20 (+55pips上昇) OPECプラスが2022年の需要増加の見通しを出したのに一段の増産はしないと発表した事が好感された
2021年09月10日 69.58 (+38pips上昇)
2021年09月17日 71.89 (+231pips上昇) ハリケーン『アイダ』と『ニコラス』の影響
2021年09月24日 73.96 (+207pips上昇) 中国恒大集団のデフォルトリスクについて過度なリスク警戒感が後退

2021年10月01日 75.72 (+176pips上昇) 中国当局が供給をしっかりしろ!との一部報道が好感されて爆買いされる
2021年10月08日 79.50 (+378pips上昇) OPECプラスが微増産40万バレルを維持した事で需給ひっ迫懸念が台頭。おまけに天然ガスの高騰で石油に資金が転換してきているらしい
2021年10月15日 82.47 (+297pips上昇) サウジが増産する気はないと表明してホイワイトハウスの要請を無視した形となる。需給ひっ迫懸念で買われる
2021年10月22日 84.15 (+168pips上昇) 相変わらず需給ひっ迫懸念で買われている。FRBは早期利上げに消極的な発言をしている。
2021年10月29日 83.28 (-87pips下落)

2021年11月05日 81.34 (-194pips下落) OPECプラスは40万バレル増産維持で決定。サウジの日量1000万バレル報道で価格が急落
2021年11月12日 80.82 (-52pips下落) バイデン大統領がエネルギー価格高騰に対処する報道で原油が売られる
2021年11月19日 75.64 (-518pips下落) 欧州で再び新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され価格が急落。オーストリアは来週22からロックダウン
2021年11月26日 68.16 (-748pips下落) 南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が見つかり市場全体でリスクOFFからの大暴落!!

まとめ

今回の下げで73ドルあたりでリバると思ってS利確してLしようとしたら
利用可能証拠金なくて、両建てすらもできなくて
その後、原油価格が下がって無事ゼロカットされたわ。

まじで11月11日に82ドルに上げた時の両建てがなかったら
こんな事にはならなくて爆益だったのに…。

ガチで11月11日に謎に82ドルに上げた奴
末代まで呪ってやるからな。

これから呪術の勉強してくるわ。

俺様をハメ込んでおいて自分だけ幸せになれると思うなよ。

俺は本気だからな。

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