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WTI原油 【見通し・予想・動向】欧州で新型コロナウイルス再拡大懸念で価格が急落!!上昇トレンドの終焉を迎える形か!? テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年11月19日(金)の週を終えて

2021年11月15日(月)から11月19日(金)の週を終えて
WTI原油の最新の動向を解説します。

  • API、EIAの最新の在庫の状況
  • 1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • 投機筋や個人投資家のポジション状況を見て市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のWTI原油の相場展開の見通しや予想を立てていきます。

この記事を最後まで見るメリットは
WTI原油の最新の動向をすべて把握できる事です。

たとえ途中から市場に参加したとしても
原油カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識する事ができると思います。

それでは、各章を見ていきましょう。

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WTI原油 見通し 予想 動向(2021年11月19日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. 原油の在庫状況
  2. ファンダメンタル分析
  3. テクニカル分析
  4. ポジション状況
  5. 週の終値の動向

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2021年11月19日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2021年11月19日の週を終えて

在庫はガソリンが減っているが
その他がイマイチな感じ。

指標発表後は50pipsぐらい下がっている。

在庫減少観測で上げてたっぽいけど
OPECの発言で需要に陰りが出始めてるっぽいし
在庫はあんま関係ない感じか?

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2021年11月19日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2021年11月19日の週を終えて

こちらも在庫は減っているようだが
バイデン大統領がエネルギー価格高騰を抑制するために
業界へ監視を強める方針を発表した事で
在庫の減りとか関係ない感じで価格が下げている。

原油の在庫の状況 まとめ

在庫指標とかただのお飾り。
要人発言でどうとにも転ぶ事が分かった。

見る価値ないわ。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2021年11月15日(月曜日)から11月19日(金曜日)の1週間のファンダメンタルズの解説や値動きの動向をチェックしていきます。

この1週間の原油価格の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • なぜか需給緩和観測の売りが一服と言われ反発した
  • ただのドル安で買われた

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • OPEC事務局長が早ければ12月ごろに供給過剰になるかもしれない事や来年もその状態が続く見通しが出たことが嫌気された
  • バイデン大統領がガソリン価格抑制のために業界への監視を強める方針を示した事が嫌気され原油価格は大きく値下がりした
  • ドイツの保健相が新型コロナウイルスの感染拡大について懸念を表明した事
  • オーストリアが来週22日からロックダウン措置を発表した事
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年11月19日の週を終えて
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年11月19日の週を終えて

2021年11月15日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

先週出たOPEC月報で需要面が落ち込むとの事で売り込まれていたが
ここにきて、なぜか需給緩和観測の売りが一服と言われ反発した事になっている。

よく分からないけど売られ過ぎたから買い戻しが入った感じか?

安値79.29 → 終値80.91(+162pips上昇)
(23時台~0時台)

2021年11月16日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

原油在庫減少の観測が出た事で反発しましたが
OPEC事務局長が早ければ12月ごろに供給過剰になるかもしれない事や
来年もその状態が続く見通しが出たことが嫌気され
戻り高値を売られて終わった。

高値81.78 → 終値80.63(-115pips下落)
(16時台)

2021年11月17日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

バイデン大統領がガソリン価格抑制のために
業界への監視を強める方針を示した事が嫌気され原油価格は大きく値下がりした。

EIAの在庫発表があり在庫は減ったものの
バイデン大統領の方針が注目され23時頃からNY終盤まで原油は売りこまれて終わりました。

高値80.66 → 終値78.21(-245pips下落)
(8時台)

2021年11月18日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

ただのドル安で買われた。

バイデン大統領が前日に原油価格の高騰を受けて
戦略備蓄の放出を検討するように日本や中国に対して要請したとの報道で
中国が放出準備を進めているという事がわかり
他国も追随するのではないかとの観測から買いが続かなかったと言われている。

↑でも安値から200pipsぐらい跳ねてるんだけどね…。
本当に買いは続かなかったと言えるか~?

安値77.05 → 終値78.85(+180pips上昇)
(16時台~17時台)

2021年11月19日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大している事が嫌気されリスクOFFで原油が急落した。

まずドイツの保健相の発言で新型コロナワクチンだけでは
新型コロナの感染は防げない事や
国際的な緊急事態に陥っているとし、新型コロナの感染状況は先週より悪化と発言している。

ここから不穏な空気が流れ始め…

オーストリアが来週22日よりロックダウン措置を発表した…。

これがきっかけとなり欧州で新型コロナ感染が再びヤバいって事で
エネルギー需要に陰りが出始めてリスクOFFで原油が急落した。

供給逼迫懸念から価格を吊り上げといて、してやったりって感じで原油価格が下がったね…。

高値79.31 → 終値75.64(-367pips下落)
(12時台~17時台)

WTI原油 テクニカル分析

WTI原油の1時間足と日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

4-2021年11月19日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
4-2021年11月19日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

直近のレジスタンス

5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-80-70ドル-81-20-日足チャート-2021年11月19日の週を終えて
5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-80-70ドル-81-20-日足チャート-2021年11月19日の週を終えて

80.7
81.2

ようやく週足レベルのトレンドラインを下抜けて上昇トレンドの終焉っぽさを醸し出してきた。

戻りがあるとすれば、サポートが密集していた場所
MAと基準線+上昇トレンドラインのウォルフが密集する
80.7~81.2ぐらいで戻り高値を売られるんじゃないかと見ている。

直近のサポート

6-1-WTI原油-直近のサポート-75-08-日足チャート-2021年11月19日の週を終えて
6-1-WTI原油-直近のサポート-75-08-日足チャート-2021年11月19日の週を終えて

75.08ドル台

80.7のサポートを下にブチ抜けて
日足75MAで少し反発している。

日足のボリンジャーバンド-3σも丁度この辺にあるし
テクニカルが重なる事からこのあたりが一旦のサポートになるんじゃなかろうか?

ただ上昇トレンドが一旦オワッタような形してるから
ここで止まるとは言い難いけどね…。

60ドル台あるんじゃないかと見てる。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

WTI原油のCFTCのポジション状況

7-WTI原油-CFTC-一覧表-2021年11月19日の週を終えて
7-WTI原油-CFTC-一覧表-2021年11月19日の週を終えて

大口の売り買いポジションが大量に減った状態で
個人投資家の買いポジションだけが取り残されてる状態…。

完全に天井ロングでハメ込まれてますやん…。

WTI原油の個人のポジション状況

8-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年11月19日の週を終えて
8-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年11月19日の週を終えて

個人投資家のロングが増えた状態で価格が急落してるね…。

WTI原油のポジション状況 まとめ

やっぱり82.5ドル付近で個人投資家の売りが減ってフラットになった所が天井になったね。

しかし供給逼迫懸念で価格を吊り上げた奴らどこに行ったんだろうなぁ。

あんだけ騒いで個人投資家にロングさせといて
自分たちはさっさと売り逃げかよって感じだなぁ…。

酷い状況だね。

いちばん酷いのが欧州でまさかの新型コロナウイルス感染再拡大ってのが
予想だにしなかった出来事だよなぁ…。

いやぁ酷いわ…。

週の終値を比較

2020年12月04日 46.11 (+57pips上昇) OPEC会合で減産は徐々に解消だが、市場参加者はポジティブにとらえる
2020年12月11日 46.56 (+45pips上昇) イギリスで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月18日 49.03 (+247pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日 48.29 (-74pips下落)
2020年12月31日 48.18 (-11pips下落)

2021年01月08日 52.61 (+443pips上昇) バイデン政権+上院下院が民主党が制覇、サウジが自主減産発表、協調減産もおおかたの減産幅で合意
2021年01月15日 52.11 (-50pips下落) バイデン氏が発表した財政出動は織り込み済み、原油市場では需要の回復は見込めないとアナリストが言う。中国がロックダウンで原油価格が下落
2021年01月22日 52.06 (-5pips下落) バイデン氏の就任式後、頭打ちで下落。イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持する意向
2021年01月29日 52.17 (-11pips下落) ロビンフッダーが大暴れして株式市場はネガティブな感じに。

2021年02月05日 56.95 (+478pips上昇) サウジ自主減産やアメリカで大雪に見舞われて需要が増した
2021年02月12日 59.61 (+266pips上昇)
2021年02月19日 58.93 (-68pips下落) アメリカの寒波の影響が収まり利益確定売りに。バフェット氏がシェブロンの株を購入
2021年02月26日 61.53 (+260pips上昇) アメリカの長期金利が爆上げで市場は大混乱

2021年03月05日 66.26 (+473pips上昇) OPECプラスが4月も協調減産を継続、生産も据え置き。サウジも自主減産続けるってよ
2021年03月12日 65.57 (-69pips下落)
2021年03月19日 61.42 (-415pips下落) IEAがスーパーサイクル論を否定。ゴールドマンがブレント原油80ドルに行くと予想
2021年03月26日 60.80 (-62pips下落) スエズ運河で大型コンテナ船が座礁

2021年04月01日 61.25 (+45pips上昇) スエズ運河の問題は解消。OPEC+が5月~7月に微増産するってよ。サウジも自主減産を徐々に辞めるってよ。
2021年04月09日 59.36 (-189pips下落) イランの増産懸念、OPEC+の微増産を再評価
2021年04月16日 63.07 (+371pips上昇) 中国輸入統計が良好で原油を爆買い!IEAとOPECが2021年の世界の石油需要見通しを引き上げ!
2021年04月23日 62.11 (-96pips下落) インドのロックダウンと日本の緊急事態宣言
2021年04月30日 63.46 (+135pips上昇)

2021年05月07日 64.83 (+137pips上昇) 中国の軍用機が台湾の防空識別圏に進入したとの報道
2021年05月14日 65.46 (+63pips上昇) アメリカのパイプライン最大手がサイバー攻撃によって稼働を停止。OPEC、IEA需要見通しは良好(供給不足の可能性を指摘)
2021年05月21日 63.85 (-161pips下落) イラン核合意の進展や制裁解除の可能性が浮上、ビットコインの急落で原油価格が大きく下落
2021年05月28日 66.60 (+275pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画が報道され期待感で67ドルに到達する

2021年06月04日 69.38 (+278pips上昇) イランの制裁解除でイラン産の原油が供給されても需要面に問題は無いらしい
2021年06月11日 70.79 (+141pips上昇) OPECとIEAが新型コロナ前の水準に戻る見通しを発表し生産拡大を示唆した事で原油が買われている
2021年06月18日 71.41 (+62pips上昇) FOMCでまさかの利上げ前倒し発表(2022年~2023年中、従来は2024年)でも週ベースで安値は更新していない…
2021年06月25日 73.97 (+256pips上昇) OPECプラスが7月1日の会合で小幅な増産に留まるとの見方で買い。FRBや連銀総裁はインフレは高くなるが来年には低下する見通し

2021年07月02日 75.10 (+113pips上昇) OPECプラスの会合がUAEがゴネて来週の7月5日に延期となった
2021年07月09日 74.67 (-43pips下落) OPECプラスの会合が纏まらずUAEを筆頭に増産国が増えると懸念が出た。ECBの新戦略でインフレ2%に切り上げた事からユーロドルの上昇につられた
2021年07月16日 71.43 (-324pips下落) サウジとUAEが妥協合意。増産懸念で原油が急落。FRBパウエル議長もインフレデータが期待以上と発言して原油が売られている
2021年07月23日 72.06 (+63pips上昇) UAEの増産合意で急落後、株の買い戻しで謎の需要拡大観測で急激な買い戻しという喜劇
2021年07月30日 73.66 (+160pips上昇) FRBパウエル議長のテーパリングには時間がかかる発言と利上げには程遠い発言でインフレに対する甘い見解から急激なドル安を招く

2021年08月06日 67.97 (-569pips下落) 米中の経済指標が悪くて暴落
2021年08月13日 67.93 (-4pips下落) バイデン大統領がOPECプラスに増産の圧力をかけていた事が分かる
2021年08月20日 61.92 (-601pips下落) アフガンネタは相手にされず新型コロナのデルタ株感染拡大とFOMC議事録によるドル高の影響で安値を掘る展開
2021年08月27日 68.65 (+673pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンが正式承認されてエネルギー需要回復期待が台頭した

2021年09月03日 69.20 (+55pips上昇) OPECプラスが2022年の需要増加の見通しを出したのに一段の増産はしないと発表した事が好感された
2021年09月10日 69.58 (+38pips上昇)
2021年09月17日 71.89 (+231pips上昇) ハリケーン『アイダ』と『ニコラス』の影響
2021年09月24日 73.96 (+207pips上昇) 中国恒大集団のデフォルトリスクについて過度なリスク警戒感が後退

2021年10月01日 75.72 (+176pips上昇) 中国当局が供給をしっかりしろ!との一部報道が好感されて爆買いされる
2021年10月08日 79.50 (+378pips上昇) OPECプラスが微増産40万バレルを維持した事で需給ひっ迫懸念が台頭。おまけに天然ガスの高騰で石油に資金が転換してきているらしい
2021年10月15日 82.47 (+297pips上昇) サウジが増産する気はないと表明してホイワイトハウスの要請を無視した形となる。需給ひっ迫懸念で買われる
2021年10月22日 84.15 (+168pips上昇) 相変わらず需給ひっ迫懸念で買われている。FRBは早期利上げに消極的な発言をしている。
2021年10月29日 83.28 (-87pips下落)

2021年11月05日 81.34 (-194pips下落) OPECプラスは40万バレル増産維持で決定。サウジの日量1000万バレル報道で価格が急落
2021年11月12日 80.82 (-52pips下落) バイデン大統領がエネルギー価格高騰に対処する報道で原油が売られる
2021年11月19日 75.64 (-518pips下落) 欧州で再び新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され価格が急落。オーストリアは来週22からロックダウン

まとめ

俺の81ドル台と82ドル台のSを返せよ!!!!

11月11日の夜中に酷いブチ上げにビビッて両建てLしちゃったやつが
今度はこれのせいで死にそうになってるじゃん…。

天井両建てロング掴まされたわ…。

バカが…11月11日に謎にブチ上げた奴おぼえとけよ…

お前らの末代まで呪ってやるからな…。

絶対に許さないからな…

末代まで呪ってやる…。

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