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WTI原油 【見通し・予想・動向】天井掴みにご注意ください・・・ テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年10月29日(金)の週を終えて

2021年10月25日(月)から10月29日(金)の週を終えて
WTI原油の最新の動向を解説します。

  • API、EIAの最新の在庫の状況
  • 1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • 投機筋や個人投資家のポジション状況を見て市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のWTI原油の相場展開の見通しや予想を立てていきます。

この記事を最後まで見るメリットは
WTI原油の最新の動向をすべて把握できる事です。

たとえ途中から市場に参加したとしても
原油カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識する事ができると思います。

それでは、各章を見ていきましょう。

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WTI原油 見通し 予想 動向(2021年10月29日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. 原油の在庫状況
  2. ファンダメンタル分析
  3. テクニカル分析
  4. ポジション状況
  5. 週の終値の動向

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2021年10月29日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2021年10月29日の週を終えて

クッシング在庫以外は全て予想に反して増加している。

指標発表後は84ドル台から50pipsぐらい下げて
翌朝からEIAの指標発表までに160pipsぐらい下げている。

EIA指標後も下げている事から、すでに売られる兆候は出ていたと見ていいか?

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2021年10月29日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2021年10月29日の週を終えて

指標発表後は原油在庫の増加具合が売りのネタにされ原油価格は急落した。

指標発表後に150pips下落した後
NY終盤までにトータルで220pipsぐらい価格が下落している。

原油の在庫の状況 まとめ

ここにきてようやく在庫がネタにされてる感じなのが
適当にネタ作って価格動かしてるんだなぁという印象。

4週間ぐらい前から原油の在庫増えてましたやん・・・

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2021年10月25日(月曜日)から10月29日(金曜日)の1週間のファンダメンタルズの解説や値動きの動向をチェックしていきます。

この1週間の原油価格の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • サウジアラムコのCEOが余力が縮小しているとの発言
  • 冬に向けて暖房需要が増大するとの観測
  • 持ち高調整で買われた

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • ただの利益確定売り
  • EIAの原油在庫が増えた事をきっかけとした売り
  • イランとEUの会合後に11月末までに核合意再建に向けた関係国との交渉を開始する事で合意
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年10月29日の週を終えて
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年10月29日の週を終えて

2021年10月25日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

85ドルを付けたが売られて終わった。

ただの利益確定売りだと言われている。

高値85.39 → 終値83.69(-170pips下落)
(22時台~23時台)

2021年10月26日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

サウジアラムコのCEOが余力が縮小しているとの発言が供給不足の懸念を煽る形となり原油が買われた。

また冬に向けて暖房需要が増大するとの観測から世界的なエネルギー不足が懸念され原油は安い所で買い漁る動きとなっているようです。

安値82.97 → 終値84.44(+147pips上昇)
(18時台)

2021年10月27日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

EIAの原油在庫が増えた事をきっかけとした売りが入ったみたい。

ガソリンや留出油は減少しているようですが
なぜか原油在庫が市場予想よりも増加しているほうが着目され供給逼迫懸念が後退!!
などと都合の良い解釈で売られたようです。

また新型コロナウイルスの感染再拡大も警戒されてる模様。

EIAで売りが加速したとはいえ午前中から売り込まれてたんだよなぁ・・・。
市場の解釈はなんでもありやなぁ・・・。

高値84.48 → 終値82.04(-244pips下落)
(9時台~10時台)

2021年10月28日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

イランとEUの会合後に11月末までに核合意再建に向けた関係国との交渉を開始する事で合意したツイートが
売りのネタにされたようです。

イランの制裁が解除されればイラン産の原油が出回るだろうとの事から供給逼迫懸念が和らぎそうとの見方が出てるみたい。

とはいえ安い所で買い戻されて下髭陽線で終わってるんだけどね…

ドル安が背景にあるらしい・・・。なんだこれ・・・。

安値80.56 → 終値83.05(+249pips上昇)
(11時台~12時台)

2021年10月29日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

急激なドル高になって売られたものの
持ち高調整で買われたと言われている。

買いのネタがイマイチ不透明。

まだまだ需給ひっ迫で安値を拾われている感じか・・・?

安値81.40 → 終値83.28(+188pips上昇)
(22時台)

WTI原油 テクニカル分析

WTI原油の1時間足と日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

4-2021年10月29日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
4-2021年10月29日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

直近のレジスタンス

5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-84-05ドル-87-14-日足チャート-2021年10月29日の週を終えて
5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-84-05ドル-87-14-日足チャート-2021年10月29日の週を終えて

84.05
87.14

先週から見通しは変わらず。

古来より守られてきた76.81を明確に突破した。

これより上の抵抗と言えば過去をさかのぼると84ドルと87ドルしかない。

87ドルは100ドル行く直前に一度大きく売られた場所でもあるので
最重要抵抗ラインとなっている。

84ドルも87ドル同様に一度下げてる場面がある場所でもあるので意識されると思う。

87ドル行きそうだったけど
ようやく85ドルで一旦、下に折り返した。

とりあえず84.05のラインを直近の天井と見ている。

直近のサポート

6-1-WTI原油-直近のサポート-80-5-7-日足チャート-2021年10月29日の週を終えて
6-1-WTI原油-直近のサポート-80-5-7-日足チャート-2021年10月29日の週を終えて

80ドル台

80.5~80.7ドル台は日足レベルで強めの買い支えが入っている。
4日間の強めの買いがあるので強力なサポートラインがこの辺にあると思う。

ここを突き抜けるにはもういっぺん上げてから落とさないと無理か?

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

WTI原油のCFTCのポジション状況

7-WTI原油-CFTC-一覧表-2021年10月29日の週を終えて
7-WTI原油-CFTC-一覧表-2021年10月29日の週を終えて

大口のショートが大量に減っている・・・。

ロングとショートが減っている。

いったんロングの利確売りが出たのと
ショート勢が85ドル台で悲鳴をあげながらロスカット入れたんだろうな・・・。

WTI原油の個人のポジション状況

8-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月29日の週を終えて
8-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月29日の週を終えて

ここにきてようやく個人投資家のショート比率が50%台に下がってきた。

85ドル台から一気に80ドル台に落ちてきたので
個人投資家のショーターが85ドル~84ドル台でロスカットしたんだと思われる。

WTI原油のポジション状況 まとめ

82ドル~83ドル台付近で買いが増えてきたのを見ると
そろそろ天井掴みを警戒しないといけないかも?

週の終値を比較

2020年12月04日 46.11 (+57pips上昇) OPEC会合で減産は徐々に解消だが、市場参加者はポジティブにとらえる
2020年12月11日 46.56 (+45pips上昇) イギリスで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月18日 49.03 (+247pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日 48.29 (-74pips下落)
2020年12月31日 48.18 (-11pips下落)

2021年01月08日 52.61 (+443pips上昇) バイデン政権+上院下院が民主党が制覇、サウジが自主減産発表、協調減産もおおかたの減産幅で合意
2021年01月15日 52.11 (-50pips下落) バイデン氏が発表した財政出動は織り込み済み、原油市場では需要の回復は見込めないとアナリストが言う。中国がロックダウンで原油価格が下落
2021年01月22日 52.06 (-5pips下落) バイデン氏の就任式後、頭打ちで下落。イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持する意向
2021年01月29日 52.17 (-11pips下落) ロビンフッダーが大暴れして株式市場はネガティブな感じに。

2021年02月05日 56.95 (+478pips上昇) サウジ自主減産やアメリカで大雪に見舞われて需要が増した
2021年02月12日 59.61 (+266pips上昇)
2021年02月19日 58.93 (-68pips下落) アメリカの寒波の影響が収まり利益確定売りに。バフェット氏がシェブロンの株を購入
2021年02月26日 61.53 (+260pips上昇) アメリカの長期金利が爆上げで市場は大混乱

2021年03月05日 66.26 (+473pips上昇) OPECプラスが4月も協調減産を継続、生産も据え置き。サウジも自主減産続けるってよ
2021年03月12日 65.57 (-69pips下落)
2021年03月19日 61.42 (-415pips下落) IEAがスーパーサイクル論を否定。ゴールドマンがブレント原油80ドルに行くと予想
2021年03月26日 60.80 (-62pips下落) スエズ運河で大型コンテナ船が座礁

2021年04月01日 61.25 (+45pips上昇) スエズ運河の問題は解消。OPEC+が5月~7月に微増産するってよ。サウジも自主減産を徐々に辞めるってよ。
2021年04月09日 59.36 (-189pips下落) イランの増産懸念、OPEC+の微増産を再評価
2021年04月16日 63.07 (+371pips上昇) 中国輸入統計が良好で原油を爆買い!IEAとOPECが2021年の世界の石油需要見通しを引き上げ!
2021年04月23日 62.11 (-96pips下落) インドのロックダウンと日本の緊急事態宣言
2021年04月30日 63.46 (+135pips上昇)

2021年05月07日 64.83 (+137pips上昇) 中国の軍用機が台湾の防空識別圏に進入したとの報道
2021年05月14日 65.46 (+63pips上昇) アメリカのパイプライン最大手がサイバー攻撃によって稼働を停止。OPEC、IEA需要見通しは良好(供給不足の可能性を指摘)
2021年05月21日 63.85 (-161pips下落) イラン核合意の進展や制裁解除の可能性が浮上、ビットコインの急落で原油価格が大きく下落
2021年05月28日 66.60 (+275pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画が報道され期待感で67ドルに到達する

2021年06月04日 69.38 (+278pips上昇) イランの制裁解除でイラン産の原油が供給されても需要面に問題は無いらしい
2021年06月11日 70.79 (+141pips上昇) OPECとIEAが新型コロナ前の水準に戻る見通しを発表し生産拡大を示唆した事で原油が買われている
2021年06月18日 71.41 (+62pips上昇) FOMCでまさかの利上げ前倒し発表(2022年~2023年中、従来は2024年)でも週ベースで安値は更新していない…
2021年06月25日 73.97 (+256pips上昇) OPECプラスが7月1日の会合で小幅な増産に留まるとの見方で買い。FRBや連銀総裁はインフレは高くなるが来年には低下する見通し

2021年07月02日 75.10 (+113pips上昇) OPECプラスの会合がUAEがゴネて来週の7月5日に延期となった
2021年07月09日 74.67 (-43pips下落) OPECプラスの会合が纏まらずUAEを筆頭に増産国が増えると懸念が出た。ECBの新戦略でインフレ2%に切り上げた事からユーロドルの上昇につられた
2021年07月16日 71.43 (-324pips下落) サウジとUAEが妥協合意。増産懸念で原油が急落。FRBパウエル議長もインフレデータが期待以上と発言して原油が売られている
2021年07月23日 72.06 (+63pips上昇) UAEの増産合意で急落後、株の買い戻しで謎の需要拡大観測で急激な買い戻しという喜劇
2021年07月30日 73.66 (+160pips上昇) FRBパウエル議長のテーパリングには時間がかかる発言と利上げには程遠い発言でインフレに対する甘い見解から急激なドル安を招く

2021年08月06日 67.97 (-569pips下落) 米中の経済指標が悪くて暴落
2021年08月13日 67.93 (-4pips下落) バイデン大統領がOPECプラスに増産の圧力をかけていた事が分かる
2021年08月20日 61.92 (-601pips下落) アフガンネタは相手にされず新型コロナのデルタ株感染拡大とFOMC議事録によるドル高の影響で安値を掘る展開
2021年08月27日 68.65 (+673pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンが正式承認されてエネルギー需要回復期待が台頭した

2021年09月03日 69.20 (+55pips上昇) OPECプラスが2022年の需要増加の見通しを出したのに一段の増産はしないと発表した事が好感された
2021年09月10日 69.58 (+38pips上昇)
2021年09月17日 71.89 (+231pips上昇) ハリケーン『アイダ』と『ニコラス』の影響
2021年09月24日 73.96 (+207pips上昇) 中国恒大集団のデフォルトリスクについて過度なリスク警戒感が後退

2021年10月01日 75.72 (+176pips上昇) 中国当局が供給をしっかりしろ!との一部報道が好感されて爆買いされる
2021年10月08日 79.50 (+378pips上昇) OPECプラスが微増産40万バレルを維持した事で需給ひっ迫懸念が台頭。おまけに天然ガスの高騰で石油に資金が転換してきているらしい
2021年10月15日 82.47 (+297pips上昇) サウジが増産する気はないと表明してホイワイトハウスの要請を無視した形となる。需給ひっ迫懸念で買われる
2021年10月22日 84.15 (+168pips上昇) 相変わらず需給ひっ迫懸念で買われている。FRBは早期利上げに消極的な発言をしている。
2021年10月29日 83.28 (-87pips下落)

まとめ

そろそろ天井感出てきたから両建てロングを決済しようと思ったら

決済が出来ないだと・・・

嘘だろ・・・

これを決済するには1万円入金しないといけないらしい・・・

お金が無い・・・終わった・・・

あいだでロングの両建てL決済出来てたのに
なんでここにきて決済ができなくなるの・・・?

証拠金が不足してるって
あいだで決済して稼いでた部分があるじゃない・・・

なんでこんなことに・・・

死ぬしかない・・・

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