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ドル円 【予想・見通し・動向】FRBパウエル議長が早期利上げについて難色を示しハトよりからドル安に テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2021年10月22日(金)の週を終えて

2021年10月18日(月)から10月22日(金)の週を終えて
ドル円の最新の動向を解説します。

  • ドル円の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ドル、ユーロ、円の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のドル円の相場展開の予想や見通しを立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
ドル円の最新の動向や
ドル全体の最新の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ドル円カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年10月22日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年10月18日(月曜日)から10月22日(木曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間のドル安とドル高の要因を要約すると

ドル高の要因は以下のとおりです。

  • ドル安の中で謎のドル円買い

ドル安の要因は以下のとおりです。

  • 米国の9月の鉱工業生産の指数が予想より悪かった事
  • 世界の中銀のハトよりな発言から利上げ観測が遠のいてドル安になった
  • 世界の中銀がFRBよりも早く利上げに動くとの見方からドル安に
  • 長期金利の下落につられてドル安
1-1-2021年10月22日の週を終えて-今週のドル円の値動き-1時間足チャート
1-1-2021年10月22日の週を終えて-今週のドル円の値動き-1時間足チャート
1-2-2021年10月22日の週を終えて-今週のユーロドルの値動き-1時間足チャート
1-2-2021年10月22日の週を終えて-今週のユーロドルの値動き-1時間足チャート

2021年10月18日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ドル売りが入ったがドル円は下げ渋った。
ユーロドルの方が素直にドル安で動いている。

米国の9月の鉱工業生産の指数が予想より悪かった事が理由らしい。

ただ利上げ観測で上げてきた反動もあってかドル円は下げ渋ってる感じで終わる。

安値114.011 → 終値114.317(+30.6pips上昇)
(10時台~11時台)

2021年10月19日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

世界の中銀のハトよりな発言から利上げ観測が遠のいてドル安になったと言われているが
ドル円は安値で買い戻されている。

ユーロドルのほうが素直にドル安となる。
ECBのビルロワドガロー仏中銀総裁がユーロ圏のインフレ率は来年末に目標の2%を下回るとの事から
ECBは来年末までに利上げする理由はないと発言している。

この辺でドル安になったんだろうなと推測する。

ただドル円はドル安のなかで買われてるんだよね・・・。

安値113.879 → 終値114.367(+48.8pips上昇)
(16時台~18時台)

2021年10月20日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

世界の中銀がFRBよりも早く利上げに動くとの見方からドル安になったらしい。

ドル円は高値を更新してから下落した。

FRBや連銀総裁の発言でテーパリング後はすぐには利上げに踏み切らないほうがいいとの見解がチラホラ出てるから
これらの発言が早期利上げ期待が遠のいたのかな?

高値114.694 → 終値114.233(-46.1pips下落)
(9時台)

2021年10月21日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

22時台に売られているが目立ったネタはない。

むしろFRBウォーラー理事が高インフレが継続した場合はFRBは迅速に行動をしなければならないと発言し
利上げを匂わせる事を言っているがドル円は円高、ユーロドルではドル高となっている。

この日は謎な値動きだった。

高値114.409 → 終値113.983(-42.6pips下落)
(7時台~10時台)

2021年10月22日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

長期金利の下落につられてドル安となっている。

FRBパウエル議長の発言があり
近くテーパリングは開始するべきだが利上げを急いでない事から
早期の利上げ期待感が遠のいたものと思われる。

でも・・・インフレ率の上昇は長引く可能性が高いって言ってるのにね…。利上げしないんだ・・・。

高値114.201 → 終値113.493(-70.8pips下落)
(10時台)

ドル円 テクニカル分析

ドル円のテクニカル分析をしていきます。

2-2021年10月22日の週を終えて-ドル円-1時間足と日足チャート
2-2021年10月22日の週を終えて-ドル円-1時間足と日足チャート

直近のレジスタンス

3-1-ドル円-直近のレジスタンス-114-7x-1時間足と日足チャート-2021年10月22日の週を終えて
3-1-ドル円-直近のレジスタンス-114-7x-1時間足と日足チャート-2021年10月22日の週を終えて

114.7x

とりあえず114.7で折り返した。
当面はここを抜けるかどうかって所だろう。

直近のサポート

3-2-ドル円-直近サポート-112-04-113-2-1時間足と日足チャート-2021年10月22日の週を終えて
3-2-ドル円-直近サポート-112-04-113-2-1時間足と日足チャート-2021年10月22日の週を終えて

112.04
113.20

レジサポ転換した場所と高値抜けからの押し安値で反発した所。

この辺が意識されるラインだと思う。

円のCFTCの大口のポジション状況

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

また、ドルインデックスやユーロドルのポジション状況を比較する事で
ドル全体の相場を把握して、ドル安なのかドル高なのか方向性を占っていきます。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

円のCFTCのポジション比較

4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2021年10月22日の週を終えて

大口の円売りが凄い。

そりゃドル円が114円行くわな…。

ドル円の個人のポジション状況

5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月22日の週を終えて

個人投資家のSポジがだいぶ狩られたみたいだね…。

そんなかなでFRBパウエル議長や他の連銀総裁が早期利上げについて
トーンを下げてきている・・・。

つまりただのポジショントークだったという事。

個人投資家のSポジを狩る為に利上げ連呼してた可能性が否めない。

ドル自体のポジション状況を比較

6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月22日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月22日の週を終えて

ユーロは利確と損切が入り混じった感じでリバったか。

いったんドル安に振れるかもしれないけど
どうせECBは利上げなんかしないだろうしFRBのほうが早いだろうから
戻り売りを狙ったほうが無難な気がするけどね。

どうせドル高になるんでしょ?

週の終値を比較

2020年12月04日の終値 104.180 (+18.4pips上昇)
2020年12月11日の終値 103.925 (-25.5pips下落) イギリスとEUが通商協議でもめて合意無き離脱の可能性が高まる
2020年12月18日の終値 103.260 (-66.5pips下落) FRBが緩和とゼロ金利維持 アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日の終値 103.594 (+33.4pips下落) イギリスで新型コロナウイルスの変異種が発見される
2020年12月31日の終値 103.304 (-29pips下落) イギリスとEUが通商協議で合意、アメリカで9000億ドル規模の新型コロナ追加経済対策法案が可決

2021年01月08日の終値 103.954 (+65pips上昇) アメリカの長期金利が1%台を回復したのを受けてドル買いに
2021年01月15日の終値 103.861 (-9.3pips下落) バイデン氏の刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りで市場はリスク回避の流れになった
2021年01月22日の終値 103.740 (-12.1pips下落) バイデン大統領就任式完了!女性初の財務長官に任命されたイエレン氏はバイデン大統領の経済対策を支持する意向
2021年01月29日の終値 104.691 (+95.1pips上昇) ロビンフッダーが暴れた週

2021年02月05日の終値 105.306 (+61.5pips上昇) バイデン大統領が1兆9000億ドルの必要性を改めて表明
2021年02月12日の終値 104.909 (-39.7pip下落) テスラがビットコインに投資するって言ってドル安が加速
2021年02月19日の終値 105.417 (+50.8pips上昇) 日経225が30年ぶりに30000万円回復
2021年02月26日の終値 106.530 (+111.3pips上昇) アメリカの長期金利が上昇してSP500の配当利回りを超えた事で株安のドル高が進行

2021年03月05日の終値 108.206 (+167.6pips上昇) FRBパウエル議長は長期金利に介入する気はない。政策路線の変更もなし。市場参加者は失望してドル買いに
2021年03月12日の終値 108.979 (+77.3pips上昇) アメリカで1兆9000億ドルの経済対策法案が成立しました
2021年03月19日の終値 108.870 (-10.9pips下落) 日銀が長期金利の上下動を許容し、ETF買い入れを日経225からTOPIXに切り替え
2021年03月26日の終値 109.509 (+63.9pips上昇) バイデン大統領が新型コロナワクチンの普及の倍増すると発表(1億回→2億回)

2021年04月02日の終値 110.649 (+114pips上昇)
2021年04月09日の終値 109.658 (-99.1pips下落) バークシャーが円建て社債を発行。イギリスのファンドが東芝の買収を提案(2兆円規模)
2021年04月16日の終値 108.769 (-88.9pips下落) 米長期金利の大幅下落で。NZとポンド主導でドル安に
2021年04月23日の終値 107.876 (-89.3pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン増税の案を出してくる。日本が緊急事態宣言
2021年04月30日の終値 109.320 (+144.4pips上昇) 早期テーパリング懸念でドル買い圧力 → FRBパウエル議長はテーパリング議論は否定している

2021年05月07日の終値 108.573 (-74.7pips下落) 非農業部門雇用者数変化が市場予想よりもかけ離れた低い数値が出た事でテーパリングや早期利上げの可能性が遠のいた
2021年05月14日の終値 109.197 (+62.4pips上昇) CPIと求人統計の上昇でインフレ懸念が台頭
2021年05月21日の終値 108.951 (-24.6pips下落) ビットコインの急落とFOMC議事録要旨でテーパリングの議論の可能性が浮上した事
2021年05月28日の終値 109.724 (+77.3pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画の報道で一気にリスクONの流れ

2021年06月04日の終値 109.399 (-32.5pips下落) 5月非農業部門雇用者数変化が予想より悪かった事で急激なドル安に
2021年06月14日の終値 109.629 (+23pips上昇) 5月の米CPIが1年9カ月ぶりの伸びだったのに発表後はドル安。次の日、来週FOMCがあるしインフレ上がってるからという理由を蒸返して急激なドル高で終わる
2021年06月18日の終値 110.217 (+58.8pips上昇) ★FOMCが利上げの前倒しを発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった)
2021年06月25日の終値 110.686 (+46.9pips上昇) 先週ちょっと売り過ぎちゃいましたね(テヘペロ)で全市場で巻き戻しの動きとなった

2021年07月02日の終値 111.021 (+33.5pips上昇) 3つの雇用統計があったがどれも予想よりはよく内2つはドル高、週末は大きくドル安に振る
2021年07月09日の終値 110.115 (-90.6pips下落) 東京の4度目の緊急事態宣言で急落
2021年07月16日の終値 110.048 (-6.7pips下落) サンダース英中銀の刺激策縮小発言と日銀黒田総裁の物価目標2%まで政策変更をしない発言で円安
2021年07月26日の終値 110.547 (+49.9pips上昇) デルタ株感染が懸念され株は暴落したが、速攻で買い戻されてリスクONの流れに
2021年07月30日の終値 109.659 (-88.8pips下落) FRBパウエル議長がテーパリング開始には問題がまだある事や利上げには程遠いと発言してドル安に

2021年08月06日の終値 110.148 (+48.9pips上昇) FRBクラリダ副議長が2022年末までに利上げの準備が整う可能性がある事を発言して急激なドル高に
2021年08月13日の終値 109.585 (-56.3pips下落)
2021年08月20日の終値 109.776 (+19.1pips上昇) ダラス連銀総裁がデルタ株の影響で経済が失速するなら自信の金融政策の考えを調整すると匂わせ発言してドル安、円安に
2021年08月27日の終値 109.845 (+6.9pips上昇) ジャクソンホールでパウエル議長の発言がハト派と受け取られて急激なドル安・株高となった

2021年09月03日の終値 109.695 (-15pips下落) 8月非農業部門雇用者数変化がすこぶる悪くてドル安に
2021年09月10日の終値 109.907 (+21.2pips上昇)
2021年09月17日の終値 109.823 (-8.4pips下落) 8月の米小売り指標が良くて来週のFOMCでテーパリング観測からのドル高
2021年09月24日の終値 110.730 (+90.7pips上昇) FOMCで早期利上げとテーパリングが示唆されて急激なドル高に

2021年10月01日の終値 110.974 (+24.4pips上昇) 米長期金利に釣られた形(FRBのテーパリングと利上げの思惑で)
2021年10月08日の終値 112.225 (+125.1pips上昇)アメリカの債務上限の合意が発表されリスクが過ぎ去った。雇用が悪かったがFRBが11月にテーパリング開始を変更しない見方となっている
2021年10月15日の終値 114.254 (+202.9pips上昇) 11月頃にテーパリング着手するだろうとの見方と世界的なリスクONの流れで急激な円安に
2021年10月22日の終値 113.493 (-76.1pips下落) 世界の中銀がFRBより早く利上げに動くとの見方。FRBパウエル議長が何故か利上げに消極的

まとめ

結局、先週に俺のポジションを刈ってから天井をうって下がってきやがったな。

FRBがここにきてテーパリングはするけど早期の利上げに難色をしめしてるし
個人のSを狩るためのポジショントークをしていた感じが否めないわ。

ほんま腹立つ。

FXは価格操作は出来ないと言われているが
こんなFRBや連銀総裁のポジショントークで動かされるんだから
価格操作できないは嘘だわ

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