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WTI原油 【見通し・予想】トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰した事で反転上昇 テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2020年10月9日(金)の週を終えて

2020年10月9日(金)の週を終えて
WTI原油のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のWTI原油の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば海外ハイレバ口座と国内先物口座を利用して、トレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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WTI原油 テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想(2020年10月9日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて解説していきます。

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2020年10月9日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2020年10月9日の週を終えて

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2020年10月9日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2020年10月9日の週を終えて

原油の在庫の状況 考察 まとめ

在庫状況はAPIとEIAでバラバラです。
リグ稼働数は先週から増えてきているので
稼働数の底打ち感が伺えますがネタとしては扱われていません。

現状ハリケーンが来ている事もあり
あまり気にされてないようです。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年10月9日の週を終えて
3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年10月9日の週を終えて

トンラプ大統領が新型コロナウイルスに感染した週は大口の売りが増えていましたが
トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰した週は大口の買いが増えて
小口の売りが増えているようです。

完全にトランプ大統領に翻弄された感ありますね…。

原油価格は反転上昇しています。

WTI原油の個人のポジション状況

4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年10月9日の週を終えて
4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年10月9日の週を終えて

トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して原油は下落しましたが
この週はトランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰して反転上昇しました。

ポジションの推移は買いポジが減って売りポジが増えています。
41.51の抵抗ラインで押し返されていますが
ここを超えれるかどうかが鍵となりそうです。

WTI原油 テクニカル分析

5-2020年10月9日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
5-2020年10月9日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

サポートラインの1週間のダイジェスト

  • 週の始めに大きく反転上昇して、そこから41.44まで上昇しました
  • その後、頭を売られ下落して雲の下限ギリギリで下げ止まった感じで週を終えています

直近のサポートライン

6-WTI原油-直近のサポートライン-36-66-2020年10月9日の週を終えて
6-WTI原油-直近のサポートライン-36-66-2020年10月9日の週を終えて

36.66 ピンクのライン

トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰した事で
ここを耐える形で反転上昇したのを見ると
サポートとして意識されているラインだと思われます。

直近のレジスタンス

7-WTI原油-直近のレジスタンス-一目均衡表の雲の上限と41-51-42-34-2020年10月9日の週を終えて
7-WTI原油-直近のレジスタンス-一目均衡表の雲の上限と41-51-42-34-2020年10月9日の週を終えて

41.51~42.34の赤いライン

このラインは長い間、上下を繰り返しながらの攻防を繰り広げ
その後、大きく反転下落した場所でもあるので
レジスタンスとして意識されると思います。

直近では、一目均衡表の雲の上限と41.51が重なり
そこから大きく下落しているのを見ると
レジスタンスとして意識されていると思います。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2020年10月5日(月曜日)から10月9日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

10月5日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染しましたが
専属の医者によると5日には退院できると報道され
リスク回避で売られていた原油が買い戻される動きとなりました。

また、ノルウェーの6か所の油田・ガス田でストライキが起きて操業を停止した事も
原油が上昇した理由のようです。

安値36.62 → 終値39.32(+270pips上昇)

10月6日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

メキシコ湾にハリケーン『デルタ』が発生し
週内に到達する事が予想されて
石油や天然ガス施設に影響がでるとの事で原油が買われたようです。

安値39.09 → 終値39.81(+72pips上昇)

10月7日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

前日に出たハリケーン『デルタ』と
ノルウェーの石油・天然ガス生産施設でストライキが起きている事が
引き続き意識され買われました。

ただトランプ大統領が追加経済対策の協議を大統領選後まで中止と発言した事が
不透明感を誘い、需要への影響が懸念されて高値では売られる感じで終わりました。

安値39.26 → 終値40.02(+76pips上昇)

10月8日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

メキシコ湾岸に接近中の大型ハリケーン『デルタ』が
カテゴリー3に勢力を拡大する可能性がある事から
石油施設から従業員を非難するなど、生産に影響があるとの事で
警戒感から原油が急に買われ始めました。

またサウジアラビアが来年初めに生産引き上げの中止を検討していると報道された事から
原油が買われたようです。

安値39.74 → 終値41.25(+151pips上昇)

10月9日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

ノルウェーのストライキが収拾した事で原油は売られました。

またOPECが世界の石油需要は2030年代後半に頭打ちとなり
その後は減少し始める可能性があると予想を発表した事も
原油が売られる要因となりました。

高値41.44 → 終値40.55(-89pips下落)

週の終値を比較

2020年3月07日 41.51 ←次のターゲット?
2020年3月13日 33.25 ←ターゲットクリア
2020年3月21日 23.40 ←ターゲットクリア
2020年3月27日 21.80
2020年4月03日 28.79 ←ターゲットクリア
2020年4月09日 23.18 ←ターゲットクリア
2020年4月17日 18.44
2020年4月24日 17.31 ←史上初のマイナス取引となった週の終値
2020年5月01日 19.70 ←U字回復を期待できる所まで回復した
2020年5月08日 26.10 ←暴騰w
2020年5月15日 29.79 ←押し目待ちに押し目なしで高止まりからの踏み上げ!
2020年5月22日 33.56
2020年5月29日 35.19 ←3月13日の終値をクリア!
2020年6月05日 39.07 ←ターゲットに届かず折り返す…
2020年6月12日 36.50
2020年6月19日 39.42
2020年6月26日 38.17
2020年7月03日 40.23
2020年7月10日 40.57
2020年7月17日 40.58
2020年7月24日 41.24 ←ターゲットまであと30pipsぐらい
2020年7月31日 40.44
2020年8月07日 41.53 ←3月7日の終値を+2pips上回った状態
2020年8月14日 42.20 ←3月7日の終値を上回った状態
2020年8月21日 42.27 ←3月7日の終値を上回った状態
2020年8月28日 42.93 (+66pips上昇) ←42.34を上回った状態
2020年9月04日 39.42 (-351pips下落) 暴落の構え
2020年9月11日 37.30 (-212pips下落) 下落2週目
2020年9月18日 40.88 (+358pips上昇)
2020年9月25日 40.09 (-79pips下落)
2020年10月02日 37.01 (-308pips下落) ← トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
2020年10月09日 40.55 (+354pips上昇) ← トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰

まとめ

WTI原油の1週間の流れをまとめると以下のようになります。

  • 新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が週の始めに復帰するという展開となり原油が大きく反転上昇しました
  • メキシコ湾岸にハリケーン『デルタ』が発生し石油や天然ガスの施設に影響がある事から原油が買われました
  • ノルウェーの油田・ガス田でストライキが起きましたが、週の終わりに収拾した事で原油が少し売られる展開となりました
  • OPECが2030年代後半に石油需要が頭打ちで、そこから減少していくとの予想に反応して原油は売られました
  • 個人の売り買いは拮抗した形となりました
  • 大口は新規い買いを入れてきているようです

41.51を超えれるかどうか。

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