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WTI原油 【見通し・予想】サウジアラムコが10月のアジア向け原油価格を引き下げ テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年9月11日(金)の週を終えて

2020年9月11日(金)の週を終えて
WTI原油のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のWTI原油の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば海外ハイレバ口座と国内先物口座を利用して、トレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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WTI原油 テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想(2020年9月11日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて解説していきます。

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2020年9月11日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2020年9月11日の週を終えて

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2020年9月11日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2020年9月11日の週を終えて

原油の在庫の状況 考察 まとめ

エネルギー需要の減退懸念が出ている中で
原油在庫が増えています。

リグ稼働数は1基減ったものの、あまり材料視はされてないようです。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年9月11日の週を終えて
3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年9月11日の週を終えて

大きく下落して1週間が経過してからのポジション状況を見ると
大口は買いポジションを大きく減らしてきているのが分かります。

大口の売りが増えているのを見ると
原油の相場は40ドルあたりが高いと判断されてそうです。

WTI原油の個人のポジション状況

4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年9月11日の週を終えて
4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年9月11日の週を終えて

大きく下落してから2週目。
原油価格は続落して終了しています。

ポジション状況は買いが減ってはいるものの
まだまだ買いが多く、この下落で捕まって苦しんでいる人が多い事が分かります。

WTI原油 テクニカル分析

5-2020年9月11日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
5-2020年9月11日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

先週引いたサポートラインのおさらい

  • 週の始めに一目均衡表の雲の下限に到達
  • その後、ボリンジャーバンドの-3σで反発はしてはいるものの5日SMAで頭を押さえられて週を終える

直近のサポートライン

6-WTI原油-直近のレジスタンス-一目均衡表の雲の下限と33-25-2020年9月11日の週を終えて
6-WTI原油-直近のレジスタンス-一目均衡表の雲の下限と33-25-2020年9月11日の週を終えて

先週と見方は変わらず。

久々の原油価格の下落を受けて、下げの勢いが強く感じるので
サポートが機能するかわかりませんが
まず第一のサポートが一目均衡表の雲の下限だと思います。

36ドル~37ドルあたり。
現状は耐えてる状態ですが…

ここを下割れてくるようだと
次のサポートが33.25かなと。

石油需要の先細り観測で下げてきて、なおかつずーっと上昇を続けていた原油なので
もしかしたら、ここより下に行くかもしれないので注意が必要だと思います。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2020年9月7日(月曜日)から9月11日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

9月7日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

アメリカがレイバーデーの為、休場で冴えない動きをして終了。

高値39.57 → 終値39.06(-51pips下落)

9月8日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが
アジア向けの10月の原油価格を引き下げたと発表。

これがアジアの燃料需要の減退が懸念され
原油は大きく下落して終了しました。

高値39.30 → 終値36.82(-248pips下落)

9月9日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

株が買い戻された事による安値拾いの買いで上昇しました。

原油が上昇する為のネタに乏しく
エネルギー需要減退に対する先行き懸念などから上値が重い状況で終わりました。

安値36.15 → 終値37.77(+162pips上昇)

9月10日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

原油在庫が予想よりも増加した事を受けて
エネルギー需要の減退懸念で原油は売られました。

またイギリスの石油会社BPが原油を保管するためのスーパータンカーを
今年最低水準の料金でチャーターしたとの報道も嫌気され
原油の需要の弱さを表すとの見方から原油は売られました。

高値38.15 → 終値36.98(-117pips下落)

9月11日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

とくにネタはなく
株価の動向を眺めた売り買いで軽く上昇して終わりました。

安値36.66 → 終値37.30(+64pips上昇)

週の終値を比較

2020年3月07日 41.51 ←次のターゲット?
2020年3月13日 33.25 ←ターゲットクリア
2020年3月21日 23.40 ←ターゲットクリア
2020年3月27日 21.80
2020年4月03日 28.79 ←ターゲットクリア
2020年4月09日 23.18 ←ターゲットクリア
2020年4月17日 18.44
2020年4月24日 17.31 ←史上初のマイナス取引となった週の終値
2020年5月01日 19.70 ←U字回復を期待できる所まで回復した
2020年5月08日 26.10 ←暴騰w
2020年5月15日 29.79 ←押し目待ちに押し目なしで高止まりからの踏み上げ!
2020年5月22日 33.56
2020年5月29日 35.19 ←3月13日の終値をクリア!
2020年6月05日 39.07 ←ターゲットに届かず折り返す…
2020年6月12日 36.50
2020年6月19日 39.42
2020年6月26日 38.17
2020年7月03日 40.23
2020年7月10日 40.57
2020年7月17日 40.58
2020年7月24日 41.24 ←ターゲットまであと30pipsぐらい
2020年7月31日 40.44
2020年8月07日 41.53 ←3月7日の終値を+2pips上回った状態
2020年8月14日 42.20 ←3月7日の終値を上回った状態
2020年8月21日 42.27 ←3月7日の終値を上回った状態
2020年8月28日 42.93 (+66pips上昇) ←42.34を上回った状態
2020年9月04日 39.42 (-351pips下落) 暴落の構え
2020年9月11日 37.30 (-212pips下落)

まとめ

WTI原油の1週間の流れをまとめると以下のようになります。

  • サウジアラムコがアジア向けの10月の原油価格を引き下げた事が嫌気され原油は下落
  • 原油在庫の増加やイギリスの石油会社が原油を保管するためのスーパータンカーを最低水準で借りた事が嫌気されて原油は下落
  • 大口は買いポジを解消中
  • 原油を買っているのは個人投資家のみ

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