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WTI原油 【見通し・予想・動向】中国の供給ネタで爆買いされる…76ドル超える気なのか!? テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年10月01日(金)の週を終えて

2021年9月27日(月)から10月01日(金)の週を終えて
WTI原油の最新の動向を解説します。

  • API、EIAの最新の在庫の状況
  • 1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • 投機筋や個人投資家のポジション状況を見て市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のWTI原油の相場展開の見通しや予想を立てていきます。

この記事を最後まで見るメリットは
WTI原油の最新の動向をすべて把握できる事です。

たとえ途中から市場に参加したとしても
原油カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識する事ができると思います。

それでは、各章を見ていきましょう。

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WTI原油 見通し 予想 動向(2021年10月01日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. 原油の在庫状況
  2. ファンダメンタル分析
  3. テクニカル分析
  4. ポジション状況
  5. 週の終値の動向

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2021年10月01日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2021年10月01日の週を終えて

原油在庫以外はどれも増加している。

発表時間後は50pipsくらい下げている。
翌朝も軟調地合いが続いてロンドン開始時間ぐらいまで下げて底打ちしている。

トータルで100pipsくらいの下げだけど
その後、大きくリバウンドしているので面食らった人が多いのではないだろうか…。

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2021年10月01日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2021年10月01日の週を終えて

APIに比べて在庫が全体的に増えている。

とくに原油在庫が増えているのが気になる。

前日のAPI発表後に下げたがロンドン時間から底をうった形から上昇してきて
EIAの指標発表後にでかい上昇を見せたが、次の時間から売られて行った…w

これもAPI同様に面食らった人が多いと思われる。

100pips範囲内の行って来いやって終了って感じ。

原油の在庫の状況 まとめ

ただの行って来いでワロタ!!でしょうが。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2021年9月27日(月曜日)から10月01日(金曜日)の1週間のファンダメンタルズの解説や値動きの動向をチェックしていきます。

この1週間の原油価格の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • 世界的な供給逼迫
  • OPECが2023年の石油使用料は新型コロナパンデミック前の2019年を上回ると発表した事
  • 一部通信社が『中国政府は国内主要エネルギー会社に対し確実な供給を強く要請した』との報道
  • ただのドル安と株高に都合よく反応

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • OPECが9月の産油量が2020年4月以来で最大
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年10月01日の週を終えて
3-WTI原油-1週間の価格動向-1時間足チャート-2021年10月01日の週を終えて

2021年9月27日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

世界的な供給逼迫と言われて買われているようだが本当か?

どこから逼迫の情報が出てるのかが不明でよく分からず買われている感じが否めない。

ブラッツ主催のAPPEC会議で業界関係者から
来年初めには世界の石油需要がコロナ前の水準に回復するだろうとの見方が出ているが

もしかしてこれをもとに供給逼迫と言われているのか…?

先週末から買われただけあって、単純に勢いで買われてる気がする。

安値73.96 → 終値75.39(+143pips上昇)
(6時台)

2021年9月28日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

前回の高値76台に突入した事から利益確定売りに押された模様。

この日は株もドカッと下がってるし、ドル高も意識されて売られたようです。

午前中に買いが進んでロンドン時間からNY終盤まで売り込まれた感じです。

高値76.65 → 終値74.31(-234pips下落)
(15時台)

2021年9月29日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

OPECが2023年の石油使用料は新型コロナパンデミック前の2019年を上回ると発表した事で買われている。
これが昼頃に出て来て、ロンドン時間で底をうって反転上昇した。

EIAの指標発表後も在庫増で悪かったけど
なんだかんだで下髭を付けてデカイ陽線を付けたが
結局、次の時間から売られはじめてオワッタ。

パウエル議長の発言が注目されており
インフレが高止まりする可能性について発言していたが
価格にはあまり影響を与えてないみたい。

安値73.72 → 終値74.73(+101pips上昇)
(15時台)

2021年9月30日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

原油が売り込まれて73ドル台に落ち込んだけど
その後、急反転して75ドル台を回復した。

売り込まれた理由は
OPECが9月の産油量が2020年4月以来で最大と報じられた事が嫌気されたようです。

ただ、一部通信社が『中国政府は国内主要エネルギー会社に対し確実な供給を強く要請した』との報道が
交換されて原油は急に買われたみたい…。

でも供給を強く要請って事は在庫増やせって事と同義だよなぁ?
とも勘繰れるけど、買われるネタになってるだよねぇ。

市場の解釈は中国政府がエネルギー製品の輸入拡大の方針を好感していると言われ買われたみたい。

なんでもありか!!

安値73.12 → 終値75.10(+198pips上昇)
(22時台)

2021年10月01日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析と価格の動向

ただのドル安と株高に都合よく反応しただけで終わる。

安値74.21 → 終値75.72(+151pips上昇)
(17時台~21時台)

WTI原油 テクニカル分析

WTI原油の1時間足と日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

4-2021年10月01日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
4-2021年10月01日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

直近のレジスタンス

5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-76-81ドル-日足チャート-2021年10月01日の週を終えて
5-1-WTI原油-直近のレジスタンス-76-81ドル-日足チャート-2021年10月01日の週を終えて
5-2-WTI原油-直近のレジスタンス-76-81ドル-1時間足と日足チャート-2021年10月01日の週を終えて
5-2-WTI原油-直近のレジスタンス-76-81ドル-1時間足と日足チャート-2021年10月01日の週を終えて

76.81

もうここを上抜けるか抵抗されるしかない局面まで来てる。

マジでここ抜けたら久々に80ドル行くかもしれないから要注意よ。

直近のサポート

6-1-WTI原油-直近のサポート-73-12-日足チャート-2021年10月01日の週を終えて
6-1-WTI原油-直近のサポート-73-12-日足チャート-2021年10月01日の週を終えて
6-2-WTI原油-直近のサポート-73-12-1時間足と日足チャート-2021年10月01日の週を終えて
6-2-WTI原油-直近のサポート-73-12-1時間足と日足チャート-2021年10月01日の週を終えて

日足転換線 73.12付近

今週は転換線で爆買いされて75ドル後半までブチ上げてきたので
直近ではこのあたりがサポートなんだと思う。

ここ割れたら66ドル台へ奈落やろうなぁ。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

WTI原油のCFTCのポジション状況

7-WTI原油-CFTC-一覧表-2021年10月01日の週を終えて
7-WTI原油-CFTC-一覧表-2021年10月01日の週を終えて

中国当局の供給ネタで大人買いされてる!?

でも供給しっかりしてよねって事なら売られると思うんだけどなぁ…。

市場参加者の考えてる事はよくわからんわ…。

WTI原油の個人のポジション状況

8-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月01日の週を終えて
8-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2021年10月01日の週を終えて

ショーターが相変わらず多いね…。

一度76ドル台に来た時は売られたんだけど
そこで売りポジションが減ってたからロスカットに追い込まれた人がいるのは分かった。

市場では利益確定売りと言われていたが、あれは単純にロスカット後に落ちただけだろうと思う。

そこから新規の売りが入って来てるから下がり難いのかもしれん。

WTI原油のポジション状況 まとめ

うーむ。ショーターのロスカットを確認して下がったものの一時的であって
また新規に売りが増えて来てるから、ちょっと上抜けが怖いなぁ…。

週の終値を比較

2020年12月04日 46.11 (+57pips上昇) OPEC会合で減産は徐々に解消だが、市場参加者はポジティブにとらえる
2020年12月11日 46.56 (+45pips上昇) イギリスで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月18日 49.03 (+247pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日 48.29 (-74pips下落)
2020年12月31日 48.18 (-11pips下落)

2021年01月08日 52.61 (+443pips上昇) バイデン政権+上院下院が民主党が制覇、サウジが自主減産発表、協調減産もおおかたの減産幅で合意
2021年01月15日 52.11 (-50pips下落) バイデン氏が発表した財政出動は織り込み済み、原油市場では需要の回復は見込めないとアナリストが言う。中国がロックダウンで原油価格が下落
2021年01月22日 52.06 (-5pips下落) バイデン氏の就任式後、頭打ちで下落。イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持する意向
2021年01月29日 52.17 (-11pips下落) ロビンフッダーが大暴れして株式市場はネガティブな感じに。

2021年02月05日 56.95 (+478pips上昇) サウジ自主減産やアメリカで大雪に見舞われて需要が増した
2021年02月12日 59.61 (+266pips上昇)
2021年02月19日 58.93 (-68pips下落) アメリカの寒波の影響が収まり利益確定売りに。バフェット氏がシェブロンの株を購入
2021年02月26日 61.53 (+260pips上昇) アメリカの長期金利が爆上げで市場は大混乱

2021年03月05日 66.26 (+473pips上昇) OPECプラスが4月も協調減産を継続、生産も据え置き。サウジも自主減産続けるってよ
2021年03月12日 65.57 (-69pips下落)
2021年03月19日 61.42 (-415pips下落) IEAがスーパーサイクル論を否定。ゴールドマンがブレント原油80ドルに行くと予想
2021年03月26日 60.80 (-62pips下落) スエズ運河で大型コンテナ船が座礁

2021年04月01日 61.25 (+45pips上昇) スエズ運河の問題は解消。OPEC+が5月~7月に微増産するってよ。サウジも自主減産を徐々に辞めるってよ。
2021年04月09日 59.36 (-189pips下落) イランの増産懸念、OPEC+の微増産を再評価
2021年04月16日 63.07 (+371pips上昇) 中国輸入統計が良好で原油を爆買い!IEAとOPECが2021年の世界の石油需要見通しを引き上げ!
2021年04月23日 62.11 (-96pips下落) インドのロックダウンと日本の緊急事態宣言
2021年04月30日 63.46 (+135pips上昇)

2021年05月07日 64.83 (+137pips上昇) 中国の軍用機が台湾の防空識別圏に進入したとの報道
2021年05月14日 65.46 (+63pips上昇) アメリカのパイプライン最大手がサイバー攻撃によって稼働を停止。OPEC、IEA需要見通しは良好(供給不足の可能性を指摘)
2021年05月21日 63.85 (-161pips下落) イラン核合意の進展や制裁解除の可能性が浮上、ビットコインの急落で原油価格が大きく下落
2021年05月28日 66.60 (+275pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画が報道され期待感で67ドルに到達する

2021年06月04日 69.38 (+278pips上昇) イランの制裁解除でイラン産の原油が供給されても需要面に問題は無いらしい
2021年06月11日 70.79 (+141pips上昇) OPECとIEAが新型コロナ前の水準に戻る見通しを発表し生産拡大を示唆した事で原油が買われている
2021年06月18日 71.41 (+62pips上昇) FOMCでまさかの利上げ前倒し発表(2022年~2023年中、従来は2024年)でも週ベースで安値は更新していない…
2021年06月25日 73.97 (+256pips上昇) OPECプラスが7月1日の会合で小幅な増産に留まるとの見方で買い。FRBや連銀総裁はインフレは高くなるが来年には低下する見通し

2021年07月02日 75.10 (+113pips上昇) OPECプラスの会合がUAEがゴネて来週の7月5日に延期となった
2021年07月09日 74.67 (-43pips下落) OPECプラスの会合が纏まらずUAEを筆頭に増産国が増えると懸念が出た。ECBの新戦略でインフレ2%に切り上げた事からユーロドルの上昇につられた
2021年07月16日 71.43 (-324pips下落) サウジとUAEが妥協合意。増産懸念で原油が急落。FRBパウエル議長もインフレデータが期待以上と発言して原油が売られている
2021年07月23日 72.06 (+63pips上昇) UAEの増産合意で急落後、株の買い戻しで謎の需要拡大観測で急激な買い戻しという喜劇
2021年07月30日 73.66 (+160pips上昇) FRBパウエル議長のテーパリングには時間がかかる発言と利上げには程遠い発言でインフレに対する甘い見解から急激なドル安を招く
2021年08月06日 67.97 (-569pips下落) 米中の経済指標が悪くて暴落
2021年08月13日 67.93 (-4pips下落) バイデン大統領がOPECプラスに増産の圧力をかけていた事が分かる
2021年08月20日 61.92 (-601pips下落) アフガンネタは相手にされず新型コロナのデルタ株感染拡大とFOMC議事録によるドル高の影響で安値を掘る展開
2021年08月27日 68.65 (+673pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンが正式承認されてエネルギー需要回復期待が台頭した
2021年09月03日 69.20 (+55pips上昇) OPECプラスが2022年の需要増加の見通しを出したのに一段の増産はしないと発表した事が好感された
2021年09月10日 69.58 (+38pips上昇)
2021年09月17日 71.89 (+231pips上昇) ハリケーン『アイダ』と『ニコラス』の影響
2021年09月24日 73.96 (+207pips上昇) 中国恒大集団のデフォルトリスクについて過度なリスク警戒感が後退
2021年10月01日 75.72 (+176pips上昇) 中国当局が供給をしっかりしろ!との一部報道が好感されて爆買いされる

まとめ

iFOREXの100%ボーナスが来たから2万円入金して
石油王を目指して76.305で50バレル売ったけど…

まさか、ここ超えてくる事はないだろうな…?

ここ勢いよく超えてくるようなら両建てして様子みるぞ…?

ええんか?

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