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ドル円 【見通し・予想】 十字足の方向を見定める相場 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年8月21日(金)の週を終えて

2020年8月21日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年8月21日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年8月21日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年8月21日の週を終えて

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年8月21日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年8月21日の週を終えて

ドル円のポジション状況 まとめ

8月の円高アノマリーが囁かれる中で
大口の円買いポジションが減ってきています。

またドル相場で見るとドルインデックスが反転上昇をしており
ドル高になりそうな雰囲気を感じます。

ただ、個人の買いが多いので
高値を追っかけて上昇していくのは少し厳しいかなと見ています。

現状、十字足で引けているので、どちらの髭を刈るかを見て
方向を確かめてからポジションを持つのが無難だと思います。

ドル円 テクニカル分析

3-2020年8月21日の週を終えて-ドル円-日足チャート
3-2020年8月21日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

  • 週の初めからドル円は下落したものの、大きく反転上昇しました
  • その後は25日SMAで頭打ちとなり下落したのち後、十字足で週を終えています。

直近のレジスタンス

4-ドル円-直近のレジスタンス-25日SMAと75日SMA-日足チャート-2020年8月21日の週を終えて
4-ドル円-直近のレジスタンス-25日SMAと75日SMA-日足チャート-2020年8月21日の週を終えて

直近では25日SMAで頭打ちとなり下落しているのを見ると
このあたりが直近のレジスタンスになるのではないかと見ています。

現状、十字足で引けているので
方向感を付けるには、どちらかの髭を刈る動きがでてくるまでは
様子見が無難かと思われます。

ここを超えてくるようだと
次のターゲットは75日SMAかなと思われます。

直近のサポート

5-ドル円-直近サポート-104-80-赤いライン-日足チャート-2020年8月21日の週を終えて
5-ドル円-直近サポート-104-80-赤いライン-日足チャート-2020年8月21日の週を終えて

週足では104.8あたりにバウンドした場所が2か所あります。

またボリンジャーバンドの-2σが近くにあり
反発している事が分かります。

また日足で見るとボリンジャーバンドの-3σ付近で反発しているので
日足と週足でテクニカルが重なる事から
強めのサポートとして意識されているのではないでしょうか。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年8月17日(月曜日)から8月21日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

8月17日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ナスダックの最高値更新やS&P500の終値ベースでの最高値更新を背景に
リスクONによるドル安の流れを受けてドル円が下落しました。

またニューヨーク連銀製造業景気指数が弱かった事で
アメリカの長期金利が下落し、ドル円の下落を後押ししたようです。

高値106.650 → 終値105.994(-65.6pips下落)

8月18日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アメリカの長期金利の下落と
S&P500の最高値を更新した事を背景にリスクONのドル安に。

FRBの緩和政策が効いてるらしく
またFOMC議事録要旨の発表が翌日に控えハト波的な内容が
期待されている事からドル安になっているようです。

高値106.057 → 終値105.398(-65.9pips下落)

8月19日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

FOMC議事録要旨の発表があり
FRBは金融政策を微調整して積極的な刺激策を従来の見通しより長期間堅持する可能性について
検討している事が分かりました。

この感じから見るに、ポジティブに動くかなと思いきや
イールドカーブコントロールの導入など現時点で否定的な事が伝わると
市場はハト派的な行動を期待していただけに
期待ハズレとなり利益確定のドル買いとなりドル円は大きく上昇しました。

アメリカの長期金利が上昇した事も合わさって
ドル円が上昇して終わりました。

安値105.098 → 終値106.095(+99.7pips上昇)

8月20日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

前日のFOMC議事録のハト派寄りにならなかった流れを引き継ぐかなと
思いきや、売られて終わりました。

株式市場が持ち直した事や
長期金利が下落した事を背景に売られたようです。

またアメリカの新規失業保険申請件数が再び100万件に達したことや
フィラデルフィア連銀業況指数も悪かった事で
リスク回避よりに動いたと思われます。

高値106.211 → 終値105.792(-41.9pips下落)

8月21日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アメリカの経済指標が良かった事で
株高、ドル高の流れになっていますが
ドル円は十字足で引けました。

この日、8月のアメリカ総合購買担当者景気指数 PMI速報値は54.7となり
2019年2月以来の高水準を達成しました。

また、アメリカの中古住宅販売戸数は年換算で前月比24.7%増加の586万戸になり
2カ月連続で過去最高を更新したようです。

これは新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増え
大型物件への需要が高まったことが主な要因のようです。

始値105.791 → 終値105.806(+1.5pips)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806 (-78pips下落)

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • アメリカの株価の最高値更新でリスクONのドル安
  • FOMCでFRBのハト派的な行動が期待されていたが、イールドカーブコントロールについて否定的な事が分かるとドルが買い戻される動きに
  • アメリカ総合購買担当者景気指数や中古住宅販売戸数が良くて株高のドル高の流れになるも、ドル円は十字足で終わる

ドルの相場自体は反転上昇の構えを見せていますが
ドル円は十字足で終わっているので、どっちの髭を刈るか見定めてから
ポジションを持つのが無難だと思います。

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