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WTI原油 【見通し・予想】大型ハリケーンと熱帯性低気圧が同時にアメリカに上陸し原油価格が上昇!  テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年8月28日(金)の週を終えて

2020年8月28日(金)の週を終えて
WTI原油のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のWTI原油の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば海外ハイレバ口座と国内先物口座を利用して、トレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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WTI原油 テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想(2020年8月28日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて解説していきます。

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2020年8月28日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2020年8月28日の週を終えて

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2020年8月28日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2020年8月28日の週を終えて

原油の在庫の状況 考察 まとめ

原油在庫は減っているようですが
市場参加者の注目しているネタはハリケーンにうつってるようで
市場ではネタにされずに終わっています。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年8月28日の週を終えて
3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年8月28日の週を終えて

ハリケーンの影響が危ぶまれる中で
大口は買いも売りも増えていますが売りの方が多いようです。

なんでだろう…?

WTI原油の個人のポジション状況

4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年8月28日の週を終えて
4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年8月28日の週を終えて

個人も大口と同じように売りのほうが増えています。

ハリケーンの影響が危ぶまれる中で
なんで売りが増えてるんだろう…?

WTI原油 テクニカル分析

5-2020年8月28日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
5-2020年8月28日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

先週引いたサポートラインのおさらい

週の始めに42.34を超えて43ドルへ。
そこからボリンジャーバンドの+2σで打ち返されて下落するも42.34のラインより上で週を終えました。

直近のレンジスタンス

6-WTI原油-直近のレジスタンス-45-26-2020年8月28日の週を終えて
6-WTI原油-直近のレジスタンス-45-26-2020年8月28日の週を終えて

41.51と42.34の赤いラインを終値ベースで上抜けてきたので
次のターゲットは45.26かなと思われます。

このラインは2月の終値を全部下抜いて暴落が始まったラインなので
それなりに意識されると思います。

とはいえ、価格変動が緩やかなので
到達まで時間がかかるのかなと個人的には見ています。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2020年8月24日(月曜日)から8月28日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

8月24日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

メキシコ湾にハリケーンと熱帯性低気圧が同時に接近している事で
オフショア石油生産施設の57.6%が閉鎖されたようです。

このネタにたいして反応していませんが
市場では今後の影響を見定めようとしているようです。

始値42.27 → 終値42.37(+10pips)

8月25日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

前日に報道されたメキシコ湾でハリケーンと熱帯性低気圧が同時に接近している事で
警戒感が強まって原油は大きく上昇しました。

安値42.30 → 終値43.38(+108pips上昇)

8月26日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

大型ハリケーンが接近している事で供給不安が出ている。
しかし、エネルギー需要の先細り観測で十字足で引けている。

先細り観測のネタについてはよく分かりませんが
中国が7月の原油輸入についてサウジアラビア産が減った報道が
嫌気されてるのかな?と推測しています。

始値43.38 → 終値43.40(+2pips)

8月27日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

大型ハリケーンの危険度が5段階中の4に設定されたのにも関わらず
原油は売られて終わりました。

この日、パウエル議長の講演があり金融政策について
インフレの上振れを許容すると言われ、原油価格に影響するのかなと思っていましたが
それでも売られたようでした。

下がったネタは特にありません。

高値43.49 → 終値43(-49pips下落)

8月28日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

大型ハリケーンの被害が大規模にならなかった事で
ストップしていた石油生産施設の操業が再開されたようで
この報道を受けて僅かに原油は下落しました。

とはいえ十字足で引けています。

始値43 → 終値42.93(-7pips)

週の終値を比較

2020年3月07日 41.51 ←次のターゲット?
2020年3月13日 33.25 ←ターゲットクリア
2020年3月21日 23.40 ←ターゲットクリア
2020年3月27日 21.80
2020年4月03日 28.79 ←ターゲットクリア
2020年4月09日 23.18 ←ターゲットクリア
2020年4月17日 18.44
2020年4月24日 17.31 ←史上初のマイナス取引となった週の終値
2020年5月01日 19.70 ←U字回復を期待できる所まで回復した
2020年5月08日 26.10 ←暴騰w
2020年5月15日 29.79 ←押し目待ちに押し目なしで高止まりからの踏み上げ!
2020年5月22日 33.56
2020年5月29日 35.19 ←3月13日の終値をクリア!
2020年6月05日 39.07 ←ターゲットに届かず折り返す…
2020年6月12日 36.50
2020年6月19日 39.42
2020年6月26日 38.17
2020年7月03日 40.23
2020年7月10日 40.57
2020年7月17日 40.58
2020年7月24日 41.24 ←ターゲットまであと30pipsぐらい
2020年7月31日 40.44
2020年8月07日 41.53 ←3月7日の終値を+2pips上回った状態
2020年8月14日 42.20 ←3月7日の終値を上回った状態
2020年8月21日 42.27 ←3月7日の終値を上回った状態
2020年8月28日 42.93 (+66pips上昇) ←42.34を上回った状態

まとめ

WTI原油の1週間の流れをまとめると以下のようになります。

  • 大型ハリケーンと熱帯性低気圧が同時に来た事で石油生産施設がストップして原油価格は上昇
  • しかし、ハリケーンの被害が少ないと分かると原油は利益確定売りに押される
  • FRBパウエル議長の講演でインフレの上振れを許容するという話がでましたが、原油価格に影響は今のところ出ていません

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