ダウ30 一部の地域で経済活動の再開と5000億ドルの中小企業向けの支援法案の可決で株価が上昇 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年4月24日(金)の週を終えて
2020年4月24日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年4月24日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
2020年4月24日の週を終えて大口は年初来の売りポジ増加を更新
個人も売りが62%→73%に増加チャート上では雲の中
ダマシ下髭のピンクライン24682がターゲットここ超えると週の雲に入るので
さらに上昇がくる可能性個人も大口もストップ巻き込んで
やらかすと私は見ている pic.twitter.com/G2oTldlWEA— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) April 26, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
![1-ダウ30-CFTC-一覧表-2020年4月24日の週を終えて](https://www.okanenotetugaku.com/wp-content/uploads/2020/04/910eb2942cf4a6d0144b69a44ddc1a70.jpg)
2020年4月14日と4月21日を比較
- 大口は年初来の売りポジションの増加を更新しました(4度目)
- 一部の大口は地味に買い増しをしています
ダウ30の個人のポジション比較
![2-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2020年4月24日の週を終えて](https://www.okanenotetugaku.com/wp-content/uploads/2020/04/9d194648dca1ca842fb7c82039ce4f7a.jpg)
大口が年初来の売りを4週連続で増やしている中で、
個人も売りで捕まってる人が多いのが目立ちますね。
つまり大口と個人は売りで捕まってる状況の中で
個人と大口ともに売りが膨れ上がってポジション狩りが行われた場合
資金が飲み込まれて大きな上昇を見せる可能性があるかもしれません。
ダウ30 テクニカル分析
![3-2020年4月24日の週を終えて-ダウ30-日足チャート](https://www.okanenotetugaku.com/wp-content/uploads/2020/04/4bc95c3ddb55c6350bd1e28f3a097c9f.jpg)
先週のサポートラインおさらい
・週足の200日SMAで価格がウロウロしていましたが、週の終わりで微妙に上に抜けました
直近のレジスタンス
![4-ダウ30-直近のレジスタンス-24682-2020年4月24日の週を終えて](https://www.okanenotetugaku.com/wp-content/uploads/2020/04/61ef11c73bb8237e1ced3d9f8c38c7c2.jpg)
24682 ピンクの線
2020年2月28日に底打ちと見せかけたダマシ下髭となった場所です。
ここで多くの人が捕まってロスカットになった人が多いんじゃないでしょうか。
ロスカットで下まで攻めた後に戻ってくる事は
相場界ではよくある事で、このあたりを第1ターゲットに戻してくるのではないでしょうか。
なので直近のレジスタンスとして挙げました。
直近のサポート
![5-ダウ30-直近のサポート-23630-2020年4月24日の週を終えて](https://www.okanenotetugaku.com/wp-content/uploads/2020/04/5392b19c8985a37a77caeb219dd2440e.jpg)
23630 ブルーの線
ここは週足の200日SMAがある場所なので
レジサポ転換したかどうかを見に来る場所だと思っています。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年4月20日(月曜日)から4月24日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
4月20日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
原油価格がマイナス取引となった事で
新型コロナウイルスのパンデミックによる世界経済への悪影響が浮き彫りになった事で
リスク回避から株価が売られる形となりました。
高値24319 → 終値23634(-685pips下落↓↓)
4月21日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
前日の原油価格下落が尾を引いて株価が続落しました。
また新型コロナウイルスの影響で多くの企業が業績予想を撤回している事から
経済の先行き不透明感から株価が売られる形となりました。
高値23803 → 終値23065 (-738pips下落↓↓)
4月22日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
アメリカの上院で中小企業向けの5000億ドル規模の追加支援策が可決しました。
この事から下院でも可決し、支援策が近く成立するとの期待感から株価が上昇しました。
安値22937 → 終値23486(+549pips上昇↑)
4月23日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
ギリアドが新型コロナウイルスの初期臨床試験に失敗したとの報道で株価が売られました。
ギリアドはこの試験について、早期に終了したもので結果は不確定だと述べています。
高値23894 → 終値23480(-414pips下落↓)
4月24日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
中小企業向けの5000億ドル規模の支援法案をトランプ大統領が署名し、同法案が成立しました。
ジョージア州の南部で新型コロナウイルスの影響で
休止状態にある経済活動の再開に踏み切り
スポーツジムや美容室などの営業が再開され
アメリカで先駆けて行動をとった事がロックダウン緩和に繋がって
市場に安堵感が広がって株価が上昇しました。
また中国など一部の国や地域で経済活動再開の動きが進んでいることも支援材料になっているようです。
ボーイングが787ドリームライナーの生産を約半減させる計画と報道されたことで
株価が下がる場面がありましたが、アップルやマイクロソフトの上昇して
最終的に陽線で週を終えました。
安値23279 → 終値23776(+497pips上昇↑)
週の終値を比較
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269
4月24日 23776 (-493pips下落)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 原油価格が史上初のマイナス価格となった事で株価が下落しました
- 中小企業向けの5000億ドル規模の支援法案が可決した事で株価が持ち直しました
- アメリカや中国の一部の国や地域で経済活動が再開されてる事から株価上昇の支援材料となっています
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