ダウ30【見通し・予想】26200を超えるシナリオに変化はなし テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年7月10日(金)の週を終えて
2020年7月10日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のダウ30の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年7月10日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
2020年7月10日の週を終えて新型コロナの感染増大で売り込まれ
新型コロナワクチンの良好な情報で買い戻しが強まる個人は買いが多く捕まっていたが
下落でロスカットしてドテン売りした模様来週は米企業決算発表があり
予想だと全体の40%くらいは減益つまり爆上げの予感 pic.twitter.com/Zl36qJD2W6
— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) July 11, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
ダウ30の個人のポジション比較
ダウ30のポジション状況 まとめ
全体的に売りのポジションが多いですが
そんな中で大口は買いを増やしています。
また個人は売りで捕まっており
週末の反転上昇で面食らったものと思われます。
僕、個人のポジションは買いで
この状況はとてもおいしいです。
後は26200ドルを超えてくれれば最高の展開になります。
ダウ30 テクニカル分析
先週のサポートラインおさらい
- 週の始めに200日SMAを僅かに超えたものの、そこで頭打ちで反転下落しました
- そこからは上げ下げを繰り返したのち、最後は買い支えられて反転上昇しました
直近のレジスタンス
26272 青い線
週の始めに僅かに上回ったものの
その後、反転下落しているので
レジスタンスとして意識される事が分かります。
ここを超えそうで、なかなか上抜けないのが歯がゆいところですが
ここを超えると、もう一段高があるので注目度は高いと思います。
直近のサポート
24682 ピンクの線
前週は手前のボリンジャーバンドの-2σで買い支えられて反転上昇しているので
直近のサポートは、ボリンジャーの-2σか、このピンクのラインかと思われます。
なかなか落ちそうで落ちないのを見ると
買い圧が強いのかなと思われます。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年7月6日(月曜日)から7月10日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
7月6日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
アメリカの経済指標の6月のISM非製造業景況指数が57.1と
前回の45.4から上昇して4カ月ぶりの高水準となりました。
また中国の景気回復を巡る期待感も浮上しました。
これらを背景に株式市場はリスクONの流れから上昇しました。
安値25747.36 → 終値26280(+532.64pips上昇)
7月7日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
この日は前日のリスクONの流れが一転して
利益確定売りの流れから下落しました。
アメリカ国内で新型コロナウイルスの感染者の増加や
クリーブランド地区連銀のメスター総裁が
景気回復に時間がかかるとネガティブな発言をしたことが嫌気されて下落しました。
ただ、新型コロナウイルスのワクチン開発で
ノババックス社の新型コロナワクチンの臨床試験や実用化や製造を支援するため、
アメリカ政府が16億ドルの資金を提供するという情報が出ています。
テクニカルで見ると200日SMAで打ち返された形となりました。
高値26405.50 → 終値25902.88(-502.62pips下落)
7月8日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が過去最高を記録したと報道されましたが
それよりも経済回復期待から株価が上昇しました。
とくにIT関連の株の上昇が目立ち
アップルやマイクロソフトなどが株価の上昇を後押ししました。
主に直近の経済指標の良さから景気回復が期待されているようです。
ちなみに、次週からアメリカ企業の決算発表があるようですが
リフィニティブIBESのデータによると、
S&P500の構成銘柄の第2・四半期の利益は前年比で約44%減と、
2008年の金融危機以来の落ち込みとなる見通しと報道されています。
安値25786.72 → 終値26113.73(+327.01pips上昇)
7月9日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
前日の新型コロナウイルスの感染者増大が
再びロックダウン措置を導入するのではという懸念から
株価は売られる形となりました。
また第2四半期の決算発表を来週に控え
44%減益予想との事で、新型コロナウイリスの危機から脱していないのに
V字回復は早すぎるとの懸念が出ているようです。
テクニカルで見ると、
ギリギリ転換線の中に買い戻される動きとなっています。
高値26153.73 → 終値25699.21(-454.52pips下落)
7月10日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
前日の新型コロナウイルスのネタから売り込まれていた株価ですが
終盤にかけて反転上昇して週を終えました。
ギリアドが開発している新型コロナウイルスの治療薬『レムデシビル』の
臨床試験で、重症患者の死亡リスクの低下や症状改善が確認されたと報道された事から
株価が反転し大きく上昇しました。
安値25415.90 → 終値26100.60(+684.7pips上昇)
週の終値を比較
2月21日 29017 ←次のターゲットはここかも?
2月29日 25534 ←ここを超えると上昇に弾みがつきそう
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269
4月24日 23776
5月01日 23730
5月08日 24391
5月15日 23604
5月22日 24476
5月29日 25505
6月05日 27089
6月12日 25548
6月19日 25669.02
6月26日 25090
7月03日 25747.36
7月10日 26100.60 (+353.24pips上昇)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- アメリカの経済指標の改善や中国の景気回復期待を背景に株価が上昇
- 新型コロナウイルスの感染者増加を受けて下落したものの、新型コロナのワクチン開発の資金提供や臨床試験による良好なデータなどを背景に株価は買い戻される
- 個人の多くが売りで捕まり、大口は新規に買いを入れてきている
株価は26200ドルを超える見通しは変わらず。
200日線を上乗せたら、もう一段、株価は上昇するのではないかと予想しています。
また一目均衡表の雲を下割れる事はなく
上昇の雲を形成して、株価は高みを目指すのではないかと予想しています。
来週からアメリカ企業の第2四半期の決算発表が控えているので
何かいいことがあれば、それをキッカケに上昇するかもしれません。
今後の展開に注目していきましょう。
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