ダウ30【見通し・予想】最高値の大台に乗せそうな勢いが来たかもしれない件 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年8月28日(金)の週を終えて
2020年8月28日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のダウ30の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年8月28日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
2020年8月28日の週を終えてダウは黄色のライン28500を上抜けて終了
大口のポジションは
なぜか買いが多く減ってる個人は売りが減ったものの
まだまだ69%と多めリスクON状態だし29000ドルを達成してほしいところ
構成銘柄が入れ替わるし
まだまだ伸びしろはあると思う pic.twitter.com/QxnHTxcAAY— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) August 29, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
ダウ30の個人のポジション比較
ダウ30のポジション状況 まとめ
このリスクONの状態で大口の買いポジションが減っているのが気になりますね。
個人の売りは少し減ったものの売り保有者が多く
大口と合わせるとまだまだ売り物が多いようです。
ダウ30だけ最高値を更新していないので
伸びしろはあると思っています。
ダウ30 テクニカル分析
先週のサポートラインおさらい
- 週の初めから5日SMAと転換線を底値に大きく上昇し28120ドルのラインを超えました
- その後は5日SMAに支えられながら28500のラインを超えて週を終えました
直近のレジスタンス
29594.20 赤のライン
28500のラインを超えたので
残りの抵抗ラインは最高値となりました。
いよいよ大台に乗せてきそうな雰囲気を出してきましたね。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年8月24日(月曜日)から8月28日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
8月24日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
この日は、新型コロナウイルスのワクチンの2つのポジティブな情報から
リスクONで株価が大きく上昇しました。
- アメリカ食品医薬局(FDA)が新型コロナ感染症から回復した人の血漿(けっしょう)を使った治療法の緊急使用を許可したこと
- トランプ政権がイギリスのアストラゼネカとオックスフォード大学が開発する新型コロナワクチンの緊急使用を許可する事を検討
ただ、世界保健機構(WHO)は、血漿を使った治療については効力を裏付ける確証は不十分なので
緊急使用については慎重な見方を示しているようです。
とりあえずは、新型コロナウイルスの治療への期待感から株価は大きく上昇しています。
安値27912 → 終値28287.73(+375.73pips上昇)
8月25日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
新型コロナウイルスのワクチンのポジティブな情報や
米中の通商協議の進展などで株式市場はリスクONの展開となっているが
ダウだけは冴えない動きで終わりました。
アップルが月末に1対4の株式分割を行い、ダウの構成比率が下がる事や
その他にも構成銘柄が入れ替えられる事で
イマイチな形で終わりました。
石油企業のエクソンモービル、製薬企業のファイザー、防衛企業のレイセオンテクノロジーズ
これらがダウ30から除外されます。
情報サービス企業のセールスフォース・ドットコム
製薬企業のアムジェン、機械企業のハネウェル・インターナショナル
これら3銘柄と入れ替えになるようです。
始値28287.73 → 終値28247.11(-40.62pips下落)
8月26日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
これと言って目立った情報はないですが
新型コロナウイルスが流行している中で業績が良い企業が株価を牽引しているようです。
ただ航空株やエネルギー株は微妙のようで
新型コロナウイルスの影響で航空会社の大量解雇に向けて
トランプ大統領が大統領令を発令する可能性が出たものの
株価の押し上げにはつながらず、冴えない形で終わったようです。
これで上がっていればダウ30も最高値を目指せる展開になるのに。
安値28146.02 → 終値28365.23(+219.21pips上昇)
8月27日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
FRBパウエル議長が最大雇用の確保に努める事と
物価を健全な水準に戻すためにインフレ率を長期的に平均2%になるように
目指す考えを示した事が好感され株価が上昇しました。
またウォルマートとマイクロソフトがTikTOKのアメリカ事業買収に乗り出すと発表した事で
株価の上昇を牽引しています。
テクニカルで見ると28500のラインを上抜けて終えました。
安値28231.29 → 終値28548(+316.71pips上昇)
8月28日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
メドウズ米大統領首席補佐官が新型コロナウイルスの追加経済対策法案について
上院共和案に3000億ドルを上乗せした1兆3000億ドル規模であれば
トランプ大統領は受け入れる用意があるとの報道が好感され
株価は上昇を継続し最高値を更新しました。
またアメリカの経済指標で個人消費支出は前月比1.9%増加となり
市場予想の1.5%を上回る結果となりました。
これにより第3四半期に経済が大きく持ち直すとの見方がでており
株価の上昇を後押ししました。
さらに、アメリカ南部で発生した大型ハリケーンの被害が限定的な事もあり
安堵感からエネルギー株も上昇したようです。
安値28485.52 → 終値28647.36(+161.84pips上昇)
週の終値を比較
2月21日 29017 ←次のターゲットはここかも?
2月29日 25534 ←ここを超えると上昇に弾みがつきそう
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269
4月24日 23776
5月01日 23730
5月08日 24391
5月15日 23604
5月22日 24476
5月29日 25505
6月05日 27089
6月12日 25548
6月19日 25669.02
6月26日 25090
7月03日 25747.36
7月10日 26100.60
7月17日 26633.92
7月24日 26436.68
7月31日 26442.10 (+5.42pips上昇)
8月07日 27428.27 (+986.17pips上昇)
8月14日 27873.87 (+445.6pips上昇)
8月21日 27912 (+38.13pips上昇)
8月28日 28647.36 (+735.36pips上昇)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 新型コロナウイルスのワクチンに関するポジティブな情報で株価は大きく上昇
- その後、アップルの株式分割や構成銘柄の入れ替え発表で冴えない形に終わる
- しかし、パウエル議長の講演で最大雇用の確保に努める事やインフレ率の上振れ許容で株価は再び上昇に転じる
- またアメリカの新型コロナ追加対策法案について、上院共和案に3000億ドルを上乗せした1兆3000億ドル規模であればトランプ大統領は受け入れる用意があるとの報道が好感され株価は上昇の一途をたどる
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