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ドル円 【見通し・予想】リスクONのドル安が強すぎて円安にならない模様 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年7月10日(金)の週を終えて

2020年7月10日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年7月10日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年7月10日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年7月10日の週を終えて

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年7月10日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年7月10日の週を終えて

ドル円のポジション状況 まとめ

先週から個人の買いが増えて
さらに買い増してる中で
ドル円が106.8に割り込んできました。

現状、下髭を付けてサポートで耐えてる状態ですが
リスクONのドル安やリスク回避の円高が入り混じり
ドル円が上がりにくい状態が続いています。

個人が買いで捕まっているので上昇は期待しにくいですが
唯一上がるネタがあるとすれば株価の上昇による
リスクONの円安でしょうか。

ドル円 テクニカル分析

3-2020年7月10日の週を終えて-ドル円-日足チャート
3-2020年7月10日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

  • 週の始めに75日SMAを高値に売られ、一目均衡表の雲を下抜けました
  • その後、5日SMAに沿う形で下落し続けています
  • 週の終わりに緑のラインで買い支えられて終了しました

直近のレンジゾーン

4-ドル円-直近のレンジゾーン-106-8-107-8-日足チャート-2020年7月10日の週を終えて
4-ドル円-直近のレンジゾーン-106-8-107-8-日足チャート-2020年7月10日の週を終えて

106.8X 緑のライン
107.8X 緑のライン

最近のドル円は下抜けても上抜けても
この緑のラインの上下を
うろつく事が多いです。

なので、ここの緑のラインをレンジゾーンとして見ています。

深く動いた場合は、ボリンジャーバンドの2~3σを
起点に見て逆張りを狙ってみるのもありなのではないかと思います。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年7月6日(月曜日)から7月10日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

7月6日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

中国の経済回復への期待とアメリカの6月のISM非製造業総合指数が57.1と
4カ月ぶりの高水準を付けた事で
安全資産としてのドルの需要が薄れドル安に傾きました。

この日、ドル相場の50日移動平均線が200日移動平均線を下回り
デットクロスが発生したと報道されています。

高値107.768 → 終値107.317(-45.1pips下落)

7月7日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

新型コロナウイルスの感染拡大が意識され
リスク回避のドル買いが起きました。

安値107.242 → 終値107.510(+26.8pips上昇)

7月8日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ハイテク株の上昇やコモディティー価格の上昇を背景に
リスクONの流れからドル安の動きとなりました。

テクニカルで見ると75日SMAを超えきれず
5日SMAを下回る形で終わっています。

高値107.705 → 終値107.250(-45.5pips下落)

7月9日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

新型コロナウイルスの感染者増加を受けて株価は下がって
リスクOFFの流れとなっていますが
この日のドル円は、値動きがいまいちな形で終わりました。

始値107.250 → 終値107.189(-6.1pips)

7月10日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

新型コロナウイルスのワクチンに関する良好なデータをもとに
株式市場は盛り返しリスク選考度が増した状態で
ドルの安全資産としての価値が薄れドルが売られました。

ドル円は、ドル安の流れを受けて下落しましたが
リスクONの円安も多少は入ったのか
下髭を付けて週を終えました。

高値107.260 → 終値106.883(-37.7pips下落)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883 (-51.7pips下落)

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • 中国経済の回復期待やアメリカの経済指標が良くてドル安の流れに
  • 新型コロナウイリスの感染増加でドル高になったものの、新型コロナウイルスのワクチンのポジティブな情報をもとにドル安回帰へ
  • 個人の買いが多く、上昇は鈍い

いちおう緑のレンジ内に戻っては来てくるものの
個人の買いが多いので、上昇は難しいのかも。

またリスクONの状態でドル安の流れが強く
なかなかリスクONの円安にならないのもあって
ドル円が上昇するのは少し厳しいのかなとみています。

ここから反転するには、もう少し株高になって
円安の流れが来るのを待つしかないかと。

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