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ダウ30【見通し・予想・動向】史上最高値を更新!30000ドル突破★ テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2020年12月4日(金)の週を終えて

2020年11月30日(月)から12月4日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年12月4日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年11月30日(月曜日)から12月4日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間でインパクトがあった出来事は

  • 新型コロナウイルスのワクチン緊急使用がイギリスで承認された事で実用化の期待感がより増した事
  • 雇用統計の伸びの悪さから追加経済対策の必要性が増した事

この2つのポジティブな情報から株価が上昇しました。

ファイザーが新型コロナワクチンの初期出荷目標を下げた事が嫌気されていますが
その後は買い戻されて最高値を更新しています。

11月30日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

月末の利益確定売りに押され下落して終了しました。

原油の下落もありエネルギー関連株の下げが主導したようです。

高値30004.32 → 終値29709.17(-295.15pips下落)

12月1日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

ファイザーとモデルナがそれぞれ開発する新型コロナワクチンの条件付き緊急使用許可を
欧州連合当局に申請した報道から
新型コロナワクチンへの実用化の期待感から株価が上昇しました。

また中国の製造業PMI指数が10年ぶりの高水準となり
景気の早期回復期待が広がって株価が上昇しているようです。

この日、アメリカの追加経済対策が実現するとの観測が高まった事も買い材料になっています。

アメリカ議会の超党派グループは9080億ドルの新型コロナウイルス救済法案を提出しました。
ホテルやレストラン、中小企業を支援する2280億ドルの追加給与保護プログラムを含む
緊急支援を3月31日まで実施するとの事。

議会を通りそうとの思惑から株価は上昇しています。

ただ高い所では売りに押されているので株価の伸びはイマイチな感じで終わっています。

安値29642.33 → 終値29776.18(+133.85pips上昇)

12月2日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

イギリスでファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンの緊急使用を承認しました。

この報道を受けて新型コロナワクチンの実用化期待がより鮮明になり株価は上昇しました。

また11月の雇用統計の伸びが予想より悪く、この悪い事が景気対策が早期に実現されるかもしれない期待感から
株価が上昇しているようです。

安値29607.58 → 終値29903.93(+296.35pips上昇)

12月3日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

共和党上院のマコネル院内総務が追加経済対策を巡って前進しているとの報道で
追加経済対策の期待感から株価が上昇しているようです。

ムニューシン財務長官もトランプ大統領がマコネル氏の追加経済対策案に署名すると発言している事も
株価の上昇を後押ししているようです。

ただアメリカ時間の終盤1時間前くらいに
ファイザーが新型コロナワクチンの初期の出荷目標を削減したとの報道が嫌気されて
株価が高値を少し売られて下落して終わりました。

従来は1億人分と発表していたようですが5000万人分になるようです。

どうもワクチンを作る為の材料が足りないらしいです。

安値29774.29 → 終値29964.04(+189.75pips上昇)

12月4日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

アメリカの雇用統計の伸びが悪く
この悪かった事で追加経済対策への期待感が高まり株価が上昇したようです。

また民主党のペロシ下院議長が
新型コロナ追加経済対策案を巡る協議に弾みがついたと発言し
来週の議会通過を目指し9080億ドル規模の超党派案の採集調整を進めていると報道されました。

ダウ30は高値と終値ベース共に最高値を更新しました。

安値29944.47 → 終値30169.22(+224.75pips上昇)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2020年12月4日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2020年12月4日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2020年12月4日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2020年12月4日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 週の初めは下落したものの、29594.20のサポートラインで買い支えられ戻しました
  • その後、29987.22で戻り高値を売られて29594.20まで落ちたものの、徐々に安値を切り上げてレジスタンスを上抜け30000ドルを突破して週を終えました

直近のレジスタンス

2-ダウ30-直近のレジスタンス-30980-2020年12月4日の週を終えて
2-ダウ30-直近のレジスタンス-30980-2020年12月4日の週を終えて

最高値を更新したので、どこがレジスタンスか不明です…。

とりあえず直近のレンジ幅を抜けたら、次のターゲットもそのレンジ幅になりうると考えると
30900ドル~31000ドルあたりがレジスタンスになると思いますが
あくまでも目安なので過信しすぎないようにしましょう。

直近のサポートゾーン

3-ダウ30-直近のサポート-29594-29987-2020年12月4日の週を終えて
3-ダウ30-直近のサポート-29594-29987-2020年12月4日の週を終えて

29594~29987

直近では29594で押し安値を3回試したものの
ジワジワ買い戻されて安値を切り上げながらレジスタンスを上抜けたのを見ると
このあたりがサポートとして意識されるのではないでしょうか。

29987もレジスタンスとして、しぶとく抵抗していたので
ここがレジサポ転換ラインとして意識されるかも注目しておく必要があると思います。

ダウ30とSP500のCFTCの大口のポジション比較

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

ここでSP500のポジション状況と比較しているのは
ポジションの量がダウ30と比べて多い事とチャートの形もさほど変わらない事から
母数の多いSP500と比較する事で流れを掴みやすくする為です。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて

ダウは買いが多く減り、売りが増えています。
SP500も同様に買いが多く減り、売りが大量に増えています。

とくに先週は祝日を挟んで発表が遅れており
その内容を見るとSP500の売りの増え方が多いです。

しかし、大口投機の予想とは裏腹に株価は大きく上昇し
最高値を更新していってます。

つまり、大口のショーターは全員、売りで捕まっている事になります。

市場では11月に大きく上げたんだから12月はそんなに上がらないと言われていますが
下手したら大口のロスカットを巻き込んで大きく上昇するかもしれないので
警戒が必要だと思います。

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月4日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月4日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月4日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月4日の週を終えて

SP500の買いが多かったのですが最高値を更新していくあたりから売りが増え始め、
ダウ30と同様に売りが多くなりました。

株価はダウ30、SP500ともに最高値を更新していってる状況であり
大口投機も売りで大量に捕まっている事から
全員が売り目線で捕まっており、さらなる上昇を警戒せざるを得なくなりました。

新規で売りで入る場合は、この状況を知った上で売ってくださいね…。

ダウ30のポジション状況 まとめ

SP500、ダウ30が最高値を更新し、
個人投資家と大口投機はSP500、ダウ30共に売り目線で高値で売って捕まってる状態。

11月で大幅な株価の上昇があり、12月は落ちるもしくは急激な上昇のラリーは無いとの情報で
売っているようなので、その逆になるかもしれないので警戒はしておく必要があると思います。

とりあえず新規で売りで入る場合は、自分が不利な状況に持っていかれやすい
という事だけ念頭にいれてからポジションを持った方がいいと思われます。

週の終値を比較

02月21日 29017 ←クリア(2020年11月13の終値)
02月29日 25534 ←ここを超えると上昇に弾みがつきそう
03月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
03月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
03月27日 21549
04月03日 21053
04月09日 23792
04月17日 24269
04月24日 23776
05月01日 23730
05月08日 24391
05月15日 23604
05月22日 24476
05月29日 25505
06月05日 27089
06月12日 25548
06月19日 25669.02
06月26日 25090
07月03日 25747.36
07月10日 26100.60
07月17日 26633.92
07月24日 26436.68
07月31日 26442.10 (+5.42pips上昇)
08月07日 27428.27 (+986.17pips上昇)
08月14日 27873.87 (+445.6pips上昇)
08月21日 27912 (+38.13pips上昇)
08月28日 28647.36 (+735.36pips上昇)
09月04日 28095.96 (-551.4pips下落)
09月11日 27620.05 (-475.91pips下落)
09月18日 27741.48 (-121.43pips下落)
09月25日 27184.74 (-556.74pips下落) ※下落4週目 反転上昇して引け
10月02日 27694.43 (+509.69pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日 28644.35 (+949.92pips上昇) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月16日 28526.56 (-117.69pips下落)
10月23日 28299.23 (-227.33pips下落)
10月30日 26545.21 (-1754.02pips下落) ※新型コロナ追加経済対策の協議が纏まらない事と大統領選前の不透明感から大暴落
11月06日 28349.67 (+1804.46pips上昇) ※アメリカの大統領選があった週
11月13日 29482.67 (+1133pips上昇) 新型コロナワクチンの有効性が90%を超えると発表される
11月20日 29195.77 (-286.9pips下落)
11月27日 29938.79 (+743.02pips上昇) 最高値更新!バイデン氏の次期政権移行プロセスを容認した事
12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • イギリスで新型コロナワクチンの緊急使用が承認された事からウイルスショックは終焉に向かうとの事で株価が期待感で上昇中
  • 雇用統計が悪くても、新型コロナ追加経済対策案をまとめさせるための口実になるとの期待感で株価は逆に下がらずに買われている状況
  • 大口投機も個人投資家も皆で高値で売りまくっているけど、株価は無慈悲に最高値を更新中
  • 11月に大きく株価が上昇したので、12月は下がるか、上昇のラリーは起きないとの見方で売っているらしい…

大口も個人投資家もみんな売りまくり…
株価は最高値を更新しているので、無慈悲なロスカット上げがあるかもしれない…。

これは要警戒だわ…。

このまま無慈悲に株価が上昇すると、俺のショートポジションが狩られるかもしれない…。

助けて神様…。

お祈りトレード中です。

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