/* youtube 所有者確認 */ /*Google Ad*/

ドル円 【予想・見通し・動向】FOMCで早期利上げとテーパリング示唆で急激なドル高に!!テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2021年9月24日(金)の週を終えて

2021年9月20日(月)から9月24日(金)の週を終えて
ドル円の最新の動向を解説します。

  • ドル円の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ドル、ユーロ、円の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のドル円の相場展開の予想や見通しを立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
ドル円の最新の動向や
ドル全体の最新の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ドル円カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

スポンサーリンク

ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年9月24日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年9月20日(月曜日)から9月24日(木曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間のドル安とドル高の要因を要約すると

ドル高の要因は以下のとおりです。

  • 中国の不動産開発大手の中国恒大集団がデフォルトリスクを抱えている報道が嫌気され市場全般的にリスク回避の動き(ドル高・円高)
  • FOMCで急激なドル高(早期利上げと早期テーパリングを示唆した事で)
  • 中国恒大の一部オフショア債保有者が、米国時間23日の期限までに利払い受けていなかったことが分かり恒大リスクが蒸し返された形(円高にはならずドル高)
  • 中国がビットコインのマイニングと取引を全面的に禁止すると発表した事
  • 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁の発言で労働市場が予想通りに改善すれば、FRBは11月にテーパリングを開始して2022年末までに利上げを行う可能性があると述べている

ドル安の要因は以下のとおりです。

  • 中国恒大集団のリスクが後退したとは言われてドル安と円安
  • ノルウェー中銀が0%から0.25%に利上げした事
  • イギリス中銀が利上げを匂わせる報道
1-1-2021年9月24日の週を終えて-今週のドル円の値動き-1時間足チャート
1-1-2021年9月24日の週を終えて-今週のドル円の値動き-1時間足チャート
1-2-2021年9月24日の週を終えて-今週のユーロドルの値動き-1時間足チャート
1-2-2021年9月24日の週を終えて-今週のユーロドルの値動き-1時間足チャート

2021年9月20日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

中国の不動産開発大手の中国恒大集団がデフォルトリスクを抱えている報道が嫌気され
市場全般的にリスク回避の動きとなりました。

ドル円は朝から円高の流れでNY勢が登場してリバウンドを挟みましたが結局、戻り高値を売られて円高の流れで終わりました。
ユーロドルはNY勢が来るまではドル高でしたが終盤にドル安で切り返して終わりました。

高値110.034 → 終値109.389(-64.5pips下落)
(9時台~10時台)

2021年9月21日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

中国恒大集団のリスクが後退したとは言われているが円高とドル高、株安の流れは続いた。

高値109.702 → 終値109.219(-48.3pips下落)
(16時台~17時台)

2021年9月22日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

この日の夜3時30分にFOMCの結果が公表された。

その前に中国恒大集団のリスクが後退したとは言われて
午前中はドル安と円安の流れで動いていた。

FOMC発表後、ドルが急激に高くなった。

FOMCでは早期利上げメンバーが18人中9人となり2022年頃には利上げを表明した。
もとは2023年だったが前倒しとなった形となった。

またテーパリングも近く正当化される公算が大きいと見解を示し
早ければ11月頃に着手する可能性が示唆された。

という事でドル高の流れが強くなり発表後は窓開けした上に
逆に振ってくるというトンデモない動き方をしてからのドル高となった。

安値109.116 → 終値109.784(+66.8pips上昇)
(8時台~9時台)

2021年9月23日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

この日はドル安と円安が混じった不可解な動きとなった。

前日の夜中に、FOMCで急激なドル高となったユーロドルだが
この日は大きく反転してドル安の動きとなった。

いったい何があったのか?と言うと

ノルウェー中銀が0%から0.25%に利上げした事でユーロ高になった事や
イギリス中銀も利上げを匂わせる報道が出た事でポンド高となった事で
欧州通貨でドル安となった事が背景にある。

ドル円は何食わぬ顔して円安ドル高の流れを継続した。(前日のテーパリングと利上げを根拠に)

安値109.731 → 終値110.320(+58.9pips上昇)
(6時台)

2021年9月24日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

中国恒大の一部オフショア債保有者が、米国時間23日の期限までに利払い受けていなかったことが分かり
恒大リスクが蒸し返された形でドル高となった。

ユーロドルもドル高の流れとなったが、ドル円はリスク回避の円高にはならずドル高を継続して高値を更新した。

また中国でビットコインのマイニングと取引を全面的に禁止する発表を受けた事もドル高の要因となっている模様。

あとは米クリーブランド地区連銀のメスター総裁の発言で
労働市場が予想通りに改善すれば、FRBは11月にテーパリングを開始して
2022年末までに利上げを行う可能性があると述べている事もドル高の要因となっている。

安値110.214 → 終値110.730(+51.6pips上昇)
(7時台)

ドル円 テクニカル分析

ドル円のテクニカル分析をしていきます。

2-2021年9月24日の週を終えて-ドル円-1時間足と日足チャート
2-2021年9月24日の週を終えて-ドル円-1時間足と日足チャート

直近のレジスタンス

3-1-ドル円-直近のレジスタンス-110-800-1時間足と日足チャート-2021年9月24日の週を終えて
3-1-ドル円-直近のレジスタンス-110-800-1時間足と日足チャート-2021年9月24日の週を終えて

110.800

日足のレンジ上限に来てしもうたわい…。

こっから上に抜けて111円行くのか
それともレンジ内に戻されるのかの神経質な動きになりそう。

個人投資家のショーターが多いから
たぶん上に抜くんじゃないかと見てるけどね…。

直近のサポート

3-2-ドル円-直近サポート-109-109-1時間足と日足チャート-2021年9月24日の週を終えて
3-2-ドル円-直近サポート-109-109-1時間足と日足チャート-2021年9月24日の週を終えて

109.109

今週もここで底打って綺麗に反転していったよね。

って事で意識されているのは確かだと思う。

(ネタなのか109が2つ並んでる場所がサポートになってる…ゾロメトレーダーが動いたか!?)

円のCFTCの大口のポジション状況

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

また、ドルインデックスやユーロドルのポジション状況を比較する事で
ドル全体の相場を把握して、ドル安なのかドル高なのか方向性を占っていきます。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

円のCFTCのポジション比較

4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて

妙な円売り外し来てるけどドル円ブチ上げたんだよなぁ…。

109円前半まで落ちたし、底でロスカットしたんかな?

ドル円の個人のポジション状況

5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて

個人投資家は109円前半ぐらいでロスカットして
そこから上昇したところでショート入れて踏みあげられてしまっている。

この状況だとまだ上昇継続しそうだな…。

FOMCで2022年に利上げの話が出て来てるし
テーパリングも今年の11月頃から着手しそうな話が出て来てるから
ドル高の流れで111円超えてくるかもなぁ。

こりゃSが狩られるのも時間の問題やろ。

ドル自体のポジション状況を比較

6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて

個人のユーロドルのロングが多いし、その他のドルストレート通貨を見てもドル売りポジが多いし
なんだかんだでドル買い優勢な気がしてきた。

まぁテーパリングは規定路線って前々から言ってたし
アメリカの政策に逆らわず、ドル安になったら戻り売りしてドルを買って行くのが無難だと思うわ。

ユーロドルは当分の間、1.19~1.20を超えるのは厳しいかもね。
そんな気がする。

週の終値を比較

2020年12月04日の終値 104.180 (+18.4pips上昇)
2020年12月11日の終値 103.925 (-25.5pips下落) イギリスとEUが通商協議でもめて合意無き離脱の可能性が高まる
2020年12月18日の終値 103.260 (-66.5pips下落) FRBが緩和とゼロ金利維持 アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日の終値 103.594 (+33.4pips下落) イギリスで新型コロナウイルスの変異種が発見される
2020年12月31日の終値 103.304 (-29pips下落) イギリスとEUが通商協議で合意、アメリカで9000億ドル規模の新型コロナ追加経済対策法案が可決

2021年01月08日の終値 103.954 (+65pips上昇) アメリカの長期金利が1%台を回復したのを受けてドル買いに
2021年01月15日の終値 103.861 (-9.3pips下落) バイデン氏の刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りで市場はリスク回避の流れになった
2021年01月22日の終値 103.740 (-12.1pips下落) バイデン大統領就任式完了!女性初の財務長官に任命されたイエレン氏はバイデン大統領の経済対策を支持する意向
2021年01月29日の終値 104.691 (+95.1pips上昇) ロビンフッダーが暴れた週

2021年02月05日の終値 105.306 (+61.5pips上昇) バイデン大統領が1兆9000億ドルの必要性を改めて表明
2021年02月12日の終値 104.909 (-39.7pip下落) テスラがビットコインに投資するって言ってドル安が加速
2021年02月19日の終値 105.417 (+50.8pips上昇) 日経225が30年ぶりに30000万円回復
2021年02月26日の終値 106.530 (+111.3pips上昇) アメリカの長期金利が上昇してSP500の配当利回りを超えた事で株安のドル高が進行

2021年03月05日の終値 108.206 (+167.6pips上昇) FRBパウエル議長は長期金利に介入する気はない。政策路線の変更もなし。市場参加者は失望してドル買いに
2021年03月12日の終値 108.979 (+77.3pips上昇) アメリカで1兆9000億ドルの経済対策法案が成立しました
2021年03月19日の終値 108.870 (-10.9pips下落) 日銀が長期金利の上下動を許容し、ETF買い入れを日経225からTOPIXに切り替え
2021年03月26日の終値 109.509 (+63.9pips上昇) バイデン大統領が新型コロナワクチンの普及の倍増すると発表(1億回→2億回)

2021年04月02日の終値 110.649 (+114pips上昇)
2021年04月09日の終値 109.658 (-99.1pips下落) バークシャーが円建て社債を発行。イギリスのファンドが東芝の買収を提案(2兆円規模)
2021年04月16日の終値 108.769 (-88.9pips下落) 米長期金利の大幅下落で。NZとポンド主導でドル安に
2021年04月23日の終値 107.876 (-89.3pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン増税の案を出してくる。日本が緊急事態宣言
2021年04月30日の終値 109.320 (+144.4pips上昇) 早期テーパリング懸念でドル買い圧力 → FRBパウエル議長はテーパリング議論は否定している

2021年05月07日の終値 108.573 (-74.7pips下落) 非農業部門雇用者数変化が市場予想よりもかけ離れた低い数値が出た事でテーパリングや早期利上げの可能性が遠のいた
2021年09月24日の終値 109.197 (+62.4pips上昇) CPIと求人統計の上昇でインフレ懸念が台頭
2021年05月21日の終値 108.951 (-24.6pips下落) ビットコインの急落とFOMC議事録要旨でテーパリングの議論の可能性が浮上した事
2021年05月28日の終値 109.724 (+77.3pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画の報道で一気にリスクONの流れ

2021年06月04日の終値 109.399 (-32.5pips下落) 5月非農業部門雇用者数変化が予想より悪かった事で急激なドル安に
2021年06月14日の終値 109.629 (+23pips上昇) 5月の米CPIが1年9カ月ぶりの伸びだったのに発表後はドル安。次の日、来週FOMCがあるしインフレ上がってるからという理由を蒸返して急激なドル高で終わる
2021年06月18日の終値 110.217 (+58.8pips上昇) ★FOMCが利上げの前倒しを発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった)
2021年06月25日の終値 110.686 (+46.9pips上昇) 先週ちょっと売り過ぎちゃいましたね(テヘペロ)で全市場で巻き戻しの動きとなった

2021年07月02日の終値 111.021 (+33.5pips上昇) 3つの雇用統計があったがどれも予想よりはよく内2つはドル高、週末は大きくドル安に振る
2021年07月09日の終値 110.115 (-90.6pips下落) 東京の4度目の緊急事態宣言で急落
2021年07月16日の終値 110.048 (-6.7pips下落) サンダース英中銀の刺激策縮小発言と日銀黒田総裁の物価目標2%まで政策変更をしない発言で円安
2021年07月26日の終値 110.547 (+49.9pips上昇) デルタ株感染が懸念され株は暴落したが、速攻で買い戻されてリスクONの流れに
2021年07月30日の終値 109.659 (-88.8pips下落) FRBパウエル議長がテーパリング開始には問題がまだある事や利上げには程遠いと発言してドル安に

2021年08月06日の終値 110.148 (+48.9pips上昇) FRBクラリダ副議長が2022年末までに利上げの準備が整う可能性がある事を発言して急激なドル高に
2021年08月13日の終値 109.585 (-56.3pips下落)
2021年08月20日の終値 109.776 (+19.1pips上昇) ダラス連銀総裁がデルタ株の影響で経済が失速するなら自信の金融政策の考えを調整すると匂わせ発言してドル安、円安に
2021年08月27日の終値 109.845 (+6.9pips上昇) ジャクソンホールでパウエル議長の発言がハト派と受け取られて急激なドル安・株高となった

2021年09月03日の終値 109.695 (-15pips下落) 8月非農業部門雇用者数変化がすこぶる悪くてドル安に
2021年09月10日の終値 109.907 (+21.2pips上昇)
2021年09月17日の終値 109.823 (-8.4pips下落) 8月の米小売り指標が良くて来週のFOMCでテーパリング観測からのドル高
2021年09月24日の終値 110.730 (+90.7pips上昇) FOMCで早期利上げとテーパリングが示唆されて急激なドル高に

まとめ

とりあえずドル高なんでしょ…?と言う感じ。

Gemforexで株のロングが狩られた後に
やけくそで661円の残りのボーナスでゴールドをロングしてた。

順調に伸びてピラミッドしてたんだけど雲行きが怪しくなって微益で逃げた。

661円から1万円くらいまで伸びたのに悔しい思いをした。

ちょうどFOMC発表した後の次の日にドル高の流れが出てきた感じ。
まぁ早期利上げとテーパリングの発表があった時にデカイ上髭陰線見せてるから
あの場所で利確しとけば良かったと後悔…。

その後、ドル円が結構伸びたなと思ってレンジ圏内だし
このあたりでレンジに戻されるやろ…という見方から
1時間足でいい感じに陰線が出て来たからショートをブチ込んだ。

でも状況が思わしくなく踏みあげられてしもうた。

こんなに伸び切ってるのに全然売られないものだから
イライラして110.8で両建てロングしてしのいだわい…。

こっから日足レベルで伸び切った所で両建てLを切って
そのL分の利益でS入れてっちゃるけぇの。

みとけよ!!

スポンサーリンク