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ドル円 戦後最悪の雇用統計だったけど市場予想より悪くならなかった事から反発しています…RCI短期反転にも注目 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年5月08日(金)の週を終えて

2020年5月08日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年5月08日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年5月08日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年5月08日の週を終えて

4月28日と5月05日の比較

小口の円買いが年初来を更新している中で
大口が円買いを減らして円売りに傾けているのが気になりますね。

ドル円の反転を警戒しておきたいです。

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年5月08日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年5月08日の週を終えて

個人の買いポジションが減って
売りに傾けているようです。

一時的に105円台に突入したところで損切りして
ドテン売りしたのでしょうか。

小口と個人が円買いして
なおかつ大口が円売りに傾けているのを見ると
やはりドル円の反転を警戒しておく必要があると思います。

ドル円 テクニカル分析

3-2020年5月8日の週を終えて-ドル円-日足チャート
3-2020年5月8日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

・週前半で107.8と106.8の緑のラインを下回りました
・その後、ボリンジャーバンドの-2σで反転上昇して週を終えています

直近のサポートゾーン

4-ドル円-直近のサポートゾーン-106-8-107-8-日足チャート-2020年5月08日の週を終えて
4-ドル円-直近のサポートゾーン-106-8-107-8-日足チャート-2020年5月08日の週を終えて

106.8~107.8 緑の線

週前半からドル円が売り込まれて下に割れてしまいましたが
週の後半でボリンジャーバンドの-2σで反発して終えてるのを見ると
このラインまで戻ってくるのではないかと思います。

RCIも短期反転をうかがってる最中うなので
反発があるのではないかと予想しています。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年5月04日(月曜日)から5月08日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

5月04日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

上髭陰線

ドルが買われているのに円が買われるという矛盾。

ネタは新型コロナウイルスを巡って米中が対立するのではないかという懸念から
ドルが買われているようですが、ドル円は下がっています。

高値107.065 → 終値106.684(-38pips下落)

5月05日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

陰線

この日も前日に引き続き矛盾した動きとなっている。

ネタは経済活動の再開から、リスク選考度が増して株高からのドル高と言われていますが
ドル円は下がっています。

高値106.891 → 安値106.488(-40pips下落)

5月06日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

陰線

この日はアメリカの経済指標が悪くて、リスク回避の円買いが起きました。

4月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が2023万6000人減少と過去最悪となり
リスク回避の円買いが起きたようです。

この日、ドルも同じように買われていますが
円買いのほうが強い感じですね。

5月07日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

上髭陽線

この日はドルとの逆相関な動きとなっている。

ネタとしては4月の雇用統計発表が翌日に控えており
急激な悪化が予想されているので
みなさん利益確定のドル売りを入れたようです。

しかしドル円は、これまで円買いされてきたことから
反対の動きとなり、上昇して終わりました。

安値105.987 → 高値106.651(+66pips)

5月08日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

陽線

この日は雇用統計の発表があり
失業率は14.7%と第2次世界大戦後に記録した10.8%を上回る最悪の結果となりました。

また、非農業部門雇用者数が2050万人減少となり
1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込み
となりました。

しかし、リスク回避の円買いが来るかなと思いきや
市場の予想より悪くはならなかった事でドル円は上昇しました。

雇用の減少は一時的な見方が背景にあるようです。
また、株価が上昇している事も後押しされました。

株価の上昇の背景に、中国とアメリカで1段階目の貿易協議の会議をしている事から
米中対立懸念が和らいでいる事が挙げられます。

安値106.217 → 終値106.605(+38pips上昇)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605 (-26pips下落)

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • 大口は円買いを減らして、円売りに少し傾けている
  • 小口と個人は円買いで捕まってる状況
  • ドルと逆相関の関係になってきている
  • 雇用統計は戦後最悪の状態になりましたが、市場予想より悪くならなかったことでドル円が買われています
  • テクニカル的にRCIの短期反転がありそうな雰囲気

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