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ドル円 【見通し・予想】FRBパウエル議長の半期に一度の発言が嫌気されて円高に テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年6月19日(金)の週を終えて

2020年6月19日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年6月19日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年6月19日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年6月19日の週を終えて

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年6月19日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年6月19日の週を終えて

ドル円のポジション状況 まとめ

全体的にポジションが減っています。

そんな中でドル円はさほど動かず
個人の買いが増えてる状況です。

自分としてはドルインデックスがドル高傾向にあるので
ドル円の反転を期待しているのですが

大口のポジション減少とは裏腹に
個人の買いが増えているのが少し気がかりではあります。

また一目均衡表の遅行線がロウソク足に入って下落しているのも
合わせて気になる点ではあります。

もしかしたらもう少し下がるのかな?と危惧しています。

ドル円 テクニカル分析

3-2020年6月19日の週を終えて-ドル円-日足チャート
3-2020年6月19日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

  • 週の始めは小動きで75日SMAで頭を売られて下落していきました
  • その後は緑のライン106.875付近で週を終えています

直近のサポート

4-ドル円-直近のサポート-106-8-日足チャート-2020年6月19日の週を終えて
4-ドル円-直近のサポート-106-8-日足チャート-2020年6月19日の週を終えて

106.8X 緑のライン

週の初めから週の後半まで円高が進行しましたが
この緑のラインで買い支えらているのを見ると
この付近の価格がドル円のちょうどいい底値なのかなと思われます。

とはいえ、一目均衡表の遅行線がロウソク足に突き刺さって
下落してきているので、もう少しだけ下落を警戒しておかないといけないのかなとも思います。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年6月15日(月曜日)から6月19日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

6月15日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

FRBの社債を買い入れる事を発表した事で
リスクONの流れで株価の上昇となりましたが
リスクONのドル安もあり
ドル円は十字足で終わるという微妙な感じで終わりました。

始値107.299 → 終値107.262(-3.7pips)

6月16日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

この日、半期に一度のFRB議長の講演があり
パウエル議長が新型コロナウイルスの流行が制御されていると
アメリカ国民が考えなければ、完全に回復しないだろうと発言しました。

この発言がネガティブと受け取られ、ドル高が進行しました。

ドルの価値は上昇したものの、ドル円は頭を売られる形で終わりました。

高値107.635 → 終値107.315(-32pips下落)

6月17日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

新型コロナウイルスの感染が中国やアメリカなどで
再び拡大しているとの報道を受けて
リスク回避によるドル高、円高となり
ドル円は円高の側面が強く下落しました。

高値107.436 → 終値106.990(-44.6pips下落)

6月18日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

この日は、アメリカの新規失業保険申請件数の発表があり
市場予想を上回る結果となった事からドル買いが膨らみましたが
ドル円は上昇する事はなく、微妙な値動きで終わりました。

始値106.990 → 終値106.954(-3.6pips)

6月19日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アップルが新型コロナウイルスの感染拡大に伴って
一部の州で店舗の閉鎖を発表しました。

この報道を受けてリスク回避によるドル高が進行しましたが
合わせて株価が下がったこともあり
やや円高よりの動きとなりました。

ドル円としては微妙な値動きで終わった感じです。

始値106.954 → 終値106.830(-12.4pips)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830 (-51.4pips下落)

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • 半期に一度のパウエル議長の議会証言がネガティブに受け取られリスク回避でドル高が進みましたが円高の方が強くドル円が下落しました
  • 週の後半は新型コロナウイルスの感染拡大が再び懸念された形でリスク回避によるドル高となりましたが、株価の下落もありドル円は微妙な円高で週を終えました

ドル自体の価値は上がっていますが
リスク回避の局面が強く、円高でドル円の足を引っ張っている感じです。

ここからあまり下落するような感じには見えませんが
テクニカルで言うと一目均衡表の遅行線がロウソク足に入って下落してきているので
もう少しだけ下落を警戒しておいたほうがいいのかなと思いました。

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