ドル円 【予想・見通し・動向】テスラがビットコイン投資でドル安が加速!しかし、一部通信社が日銀がマイナス金利を深堀の可能性があると指摘してドル円は底堅く推移! テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2021年2月12日(金)の週を終えて
2021年2月8日(月)から2月12日(金)の週を終えて
ドル円の最新の動向を解説します。
- ドル円の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
- テクニカルの分析
- ドル、ユーロ、円の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説
これらの情報を総合的に分析して
今後のドル円の相場展開の予想や見通しを立てて行きます。
この記事を最後まで見るメリットは
ドル円の最新の動向や
ドル全体の最新の動向をすべて把握できる事です。
もし途中から市場に参加したとしても
ドル円カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。
それでは、各章を見て行きましょう。
ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年2月12日(金)の週を終えて)
#ドル円・俺ニカル分析
2021年2月12日の週を終えてテスラがビットコインを買うという事で大きく動く
ビットコイン投資につられてドル安が加速ただ、ドル円は日銀が次回の会合で
マイナス金利を深堀するとの一部通信社砲によって
ドル安の流れから反転上昇素直にドル安にならない難しい動き pic.twitter.com/2oxiQ1o8DC
— 引退間近・堅実なる投機家@-500万円・原油と株とFXで負たトリプル3の男 (@kenjitutouki) February 13, 2021
上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。
解説の流れは以下の通りです。
- ファンダメンタル分析
- テクニカル分析
- ポジション状況
- 週の終値の動向
ファンダメンタルズ分析と値動き
2021年2月8日(月曜日)から2月12日(木曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
この1週間でインパクトのあった出来事は
- テスラがビットコインに約15億ドル投資したと発表してドル安が加速
- 日銀が次回の会合でマイナス金利を深堀すると一部通信社が報道した事でドル円の下落がストップする
- アメリカの長期金利が1.2%を回復した事でドル円が上昇する
2021年2月8日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
テスラがビットコインに約15億ドル投資すると報道され
ビットコインが暴騰し、FX市場ではドル安が加速。
安値105.670 → 終値105.188(-48.2pips下落)
2021年2月9日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
前日のテスラがビットコインに投資する報道が引き続き意識され
ドル安の流れが加速。
高値105.259 → 終値104.559(-70pips下落)
2021年2月10日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
この日はドル安の流れがストップしました。
日銀が次回の会合でマイナス金利を深堀する可能性がある
と一部通信社砲による情報が出回った事でドル円は下げ止まりました。
パウエル議長の講演がありましたが
あまり内容に変化が見られず、無風で終わりました。
始値104.559 → 終値104.561(+0.2pips)
2021年2月11日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
アメリカの長期金利の上昇を背景にドル円は買われる。
前日の日銀がマイナス金利を深堀するかもしれない報道が出ていたこともあり
引き続き円安の流れとなりました。
安値104.544 → 終値104.702(+15.8pips)
2021年2月12日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
アメリカの長期金利が1.21%となり久々に高値を抜けました。
これを背景にドル円は買われたものの、高いところでは戻り高値を売られ
少し長めの上髭陽線という微妙な形で週を終える。
来週の月曜日がプレジデントデーの為、アメリカが休場となるので
高値を追うような動きにはならなかった模様。
安値104.696 → 終値104.909(+21.3)
ドル円 テクニカル分析
ドル円の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。
1週間の価格動向ダイジェスト
- 週の始めに200日線の少し上で頭打ちとなり上髭陰線で下落
- そこから大きく下落し、次の日に十字足で引ける
- 104.5で下げ止まり、上昇を再開するも転換線で頭を抑えられ週を終えました
直近のレジスタンス
200日SMA 105.5x
長い間、戻り高値を売られ続けたライン75日SMAをようやく上に抜き上昇の勢いが加速しています。
次のレジスタンスになりうる場所と言えば200日SMAか106.1xのラインあたりでしょうか。
現在、戻り高値を大きく売られているので
わりと意識されているラインだと思います。
直近のサポート
104前半
これまで長い間、75日線が日足の下落チャネルの上限として機能してきました。
今度は75日線がレジサポ転換として機能するのか見極めたほうがいいと思ったので
このあたりを注目しようという事で直近のサポートとさせてもらいました。
ここを下抜けてしまうようだと、
これまでの上昇はただのドル安のショートカバーで終わった可能性が出てきます。
円のCFTCの大口のポジション状況
週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。
また、ドルインデックスやユーロドルのポジション状況を比較する事で
ドル全体の相場を把握して、ドル安なのかドル高なのか方向性を占っていきます。
基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。
円のCFTCのポジション比較
2月2日に大口の円買いのポジションが踏みあげられているのを見ると
2月9日の時点で大口の円買いを減らしているので
大口は円買いポジションをロスカットしたのだと思われます。
ドル円の個人のポジション状況
個人投資家の売り買いが50%フラットから
買いポジションに比重を傾けているようです。
しかし、ドル円が200日線と105.5から落ちたのを見ると
買いポジで捕まってるのかなと見受けられます。
大口も円買いポジを減らしているので
ワンチャン助かる可能性はあるかもしれませんが
あんまり個人と一緒になってドル円は買いたくありませんね。
強制ロスカットした前例があるので…。
ドル自体のポジション状況を比較
大口は前回、大きくユーロ買いのポジションを解消した後に
新規で買いが入ってきている。
しかし個人投資家はユーロを売ってドルを買ってきている。
つまり、ドル円とユーロドルは個人投資家がドル買いをしているのに対して
大口はドル売りのポジションを作っている事から
やっぱり個人と一緒になってドル買いするのは微妙な感じがする…。
流れはドル安かなと思う。
週の終値を比較
2020年12月04日の終値 104.180 (+18.4pips上昇)
2020年12月11日の終値 103.925 (-25.5pips下落) イギリスとEUが通商協議でもめて合意無き離脱の可能性が高まる
2020年12月18日の終値 103.260 (-66.5pips下落) FRBが緩和とゼロ金利維持 アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日の終値 103.594 (+33.4pips下落) イギリスで新型コロナウイルスの変異種が発見される
2020年12月31日の終値 103.304 (-29pips下落) イギリスとEUが通商協議で合意、アメリカで9000億ドル規模の新型コロナ追加経済対策法案が可決
2021年01月08日の終値 103.954 (+65pips上昇) アメリカの長期金利が1%台を回復したのを受けてドル買いに
2021年01月15日の終値 103.861 (-9.3pips下落) バイデン氏の刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りで市場はリスク回避の流れになった
2021年01月22日の終値 103.740 (-12.1pips下落) バイデン大統領就任式完了!女性初の財務長官に任命されたイエレン氏はバイデン大統領の経済対策を支持する意向
2021年01月29日の終値 104.691 (+95.1pips上昇) ロビンフッダーが暴れた週
2021年02月05日の終値 105.306 (+61.5pips上昇) バイデン大統領が1兆9000億ドルの必要性を改めて表明
2021年02月12日の終値 104.909 (-39.7pip下落) テスラがビットコインに投資するって言ってドル安が加速
まとめ
ドル円の相場状況をまとめると
- テスラがビットコインに約15億ドル投資したと発表してドル安が加速
- 日銀が次回の会合でマイナス金利を深堀すると一部通信社が報道した事でドル円の下落がストップする
- アメリカの長期金利が1.2%を回復した事でドル円が上昇する
- ただ、来週はプレジデントデーの為、アメリカが休場になる事から高値追いはなく、戻り高値を売られる形で週を終えました
- 個人投資家はドル円もユーロドルもドル買いの様子、しかもドル円で天井ロング、ユーロドルで底ショートしてるみたい
- 大口はユーロを新規で買ってきてるのでドル安目線の様子
個人投資家がドル買って捕まってるので
一緒になってドル買いはムリだわ。
強制ロスカットの前例があるんでね…。
って事で私の持っている豪ドルUSDとドルカナダの爆益を願うばかりである。
国内口座のひまわり証券はようやくプラテンw
410円だけどね…。
仕切りなおすっていう手もあるけど
来週見てから決めようと思う。
海外口座のFBSは23,964円の利益。
う~ん。利確するか本当に迷うところ。
ドルカナダが1.26割れると見てるんだけど底堅いから決済しようか迷ってる。
原油価格がいい感じに上昇してるのにドルカナダが底堅いんだよなぁ…。
頼むからドル安加速してくれ~~。
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