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ドル円 【見通し・予想】新型コロナ追加経済対策案が近く合意するとの期待感でドル安の流れを警戒か テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年10月23日(金)の週を終えて

2020年10月23日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年10月23日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年10月23日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年10月23日の週を終えて

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年10月23日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年10月23日の週を終えて

ドル円のポジション状況 まとめ

大口は円売りを増やしてきましたが
個人も同じようにドル円を買ってるので円売りが
大口、個人共に増えている状態です。

価格は週の終値ベースで見ると下がってきているので
大口、個人共に含み損を抱えてる状態になっています。

ドルインデックス、ユーロドル共に
ドル安の動きとなっており
ポジショニングもドルを売る流れとなっていることから
ドル円もドル安の流れで売られる可能性があるので
ロスカットを狙った動きを注意しておく必要があると思います。

ドル円 テクニカル分析

3-2020年10月23日の週を終えて-ドル円-日足チャート
3-2020年10月23日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

  • 週の始めにドルの相場とは逆の方向で上昇していましたが、21日に大きく下落しました。
  • その後、ボリンジャーバンドの-2σで買い支えられて、上昇しましたが104.7xの赤いラインを下回る形で週を終えています

直近のレジスタンス

4-ドル円-直近のレジスタンス-75日SMA-日足チャート-2020年10月23日の週を終えて
4-ドル円-直近のレジスタンス-75日SMA-日足チャート-2020年10月23日の週を終えて

105.8xあたりに75日SMAがあります。

25日SMAを上抜けた後は、だいたい75日SMAで頭打ちになり
下落している事が多いのを見ると
ここがレジスタンスとして意識されるラインだと思います。

直近のサポート

5-ドル円-直近サポート-104-7x-赤いライン-日足チャート-2020年10月23日の週を終えて
5-ドル円-直近サポート-104-7x-赤いライン-日足チャート-2020年10月23日の週を終えて

104.7x 赤いライン

色々とリスク回避やリスクONなどで
ドル安になって下落してはいるものの104円をなかなか割らずに
買われている事から、この辺りが直近のサポートとして意識されるのかなと思います。

直ぐ近くにボリンジャーバンドの-2σと-3σがあるので
下抜けたとしても、この辺でバウンドする可能性もあるので
バウンドするのか見ておいた方がいいと思います。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年10月19日(月曜日)から10月23日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

10月19日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

小幅に円安、ドル安の日で終わりました。

市場参加者は新型コロナ追加経済対策案が大統領選前の合意を楽観視しているようで
ドル安、円安となった模様。

しかし、この日、アメリカの株価は大統領選前までに決まるのは難しいとの見方で
不透明感から戻り高値を売られている…。

FXと株式市場は別のベクトルで動いているのかな…。

安値105.296 → 終値105.430(+13.4pips上昇)

10月20日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ドルの相場自体はドル安で
ドル円はいったん上昇したものの、戻り高値を売られて終了しました。

この日、民主党のペロシ下院議長がトランプ政権と経済対策の協議について
楽観的に見ていると発言した事からドル安の流れに。

またトランプ大統領も民主党が求めている2.2兆ドル規模以上の法案を受け入れるとし
大規模な追加経済対策を支持する考えを示しました。

株価が上昇した流れにつられて上昇したドル円ですが
株価が戻り高値で売られて陰線引けしたと同じ流れを受けて
ドル円も高値を売られて終了しました。

売られたネタは株価同様に分かりません。

安値105.334 → 終値105.485(+15.1pips上昇)

10月21日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

月曜日、火曜日とドル安の流れに逆らって上昇していた反動が出たのでしょうか?
この日、ドル円は大きく下落しました。

ペロシ下院議長が新型コロナ追加経済対策で合意が得られる可能性はまだ残されており
楽観的だと発言した事が好感して3日連続でドル安の流れになりました。

ドル円は、3日分のドル安を引き継いで大きく下落したのかなと思われます。
また実質金利がG10の中で日本が一番高い事もアナリストの中では言われており
もしかしたら、この点も注目されたのかもしれません。

また巨大なオプションが105.5にあった事を背景に
ポジションを狙って下落させた可能性もあります。

高値105.521 → 終値104.584(-93.7pips下落)

10月22日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ペロシ下院議長が新型コロナ追加刺激策が非常に近くまとまる可能性があると発言し
株価が反転上昇したのを背景にドル円も上昇しました。

長期金利が上昇を続けている事も買われて要因に入るようです。

ただ、合意についての期待は後退していると報道されており
ちょっと矛盾が否めないなと思います。

安値104.469 → 終値104.752(+28.3pips上昇)

10月23日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

小幅にドル安で終了しました。

大統領選でバイデン氏が勝利する事が期待され
大規模な景気刺激策を期待している事で
リスク選考度からドル安が優勢になるとの見方からドルが売られているようです。

高値104.932 → 終値104.630(-30.2pips下落)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806
8月28日の終値 105.353
9月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
9月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
9月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
9月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
10月02日の終値 105.262 (-24.2pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日の終値 105.600 (-33.8pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月23日の終値 105.345 (-25.5pips下落)
10月16日の終値 104.630 (-71.5pips下落)

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • アメリカの新型コロナ追加経済対策案が近く合意が纏まるとの期待感からドル安円安となっていたが、最終的にドル安につられて円高で終了
  • 大統領選でバイデン氏が勝利する事が期待され、さらに大規模の追加経済対策が期待されドル安の流れに
  • 大口と個人は円売りでドル円上昇を予想しているが価格は週ベースで下落している

ドル安の流れを警戒しないとダメかな…。

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