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ドル円 【予想・見通し・動向】個人投資家と一緒になって買った結果…ネックライン割れで強制ロスカットになりました テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年12月18日(金)の週を終えて

2020年12月14日(月)から12月18日(金)の週を終えて
ドル円の最新の動向を解説します。

  • ドル円の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ドル、ユーロ、円の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のドル円の相場展開の予想や見通しを立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
ドル円の最新の動向や
ドル全体の最新の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ドル円カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年12月18日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年12月14日(月曜日)から12月18日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間でインパクトのあった出来事は

  • FOMCで低金利維持と緩和継続、債券購入を続けると発表しドルが乱高下した事

12月14日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アメリカやカナダで新型コロナワクチンの接種が始まりリスクONムードが広がった。
ドル円は103.6を割れたものの下髭で買い戻されている。

安値103.506 → 終値104.024(-51.8pips下落)

12月15日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アメリカの追加経済対策やFOMCで緩和継続やゼロ金利が期待される中でドル売られ
ドル円はドル安の流れを受けて下落しました。

昨日のリスクONの下髭はなかった事にするかのような下落となりました。

高値104.148 → 終値103.641(-50.7pips下落)

12月16日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

FOMCの結果が日本時間の夜中の4時にありドル円は乱高下しました。

FOMCが始まる前は債券購入の量を変更するとの期待感でドル安の流れでしたが
FOMC後は債券購入の変更はなく、現状を維持するとの事で
失望感から長期金利が上昇し、ドル円は急騰を見せました。

しかし、雇用の最大化やインフレが2%を明確に軌道に乗る事が分かるまでは
ゼロ金利の維持や債券購入および緩和は継続との事から
まだまだドル安政策が続くとの見方でドルが売られ
結局103.6円のレンジの下限を下割れた状態で終わりました。

高値103.915 → 終値103.437(-47.8pips下落)

12月17日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

FOMC後、1周まわって緩和や低金利、債券購入の継続が再評価されドル安の流れに。

2020年11月6日と7日に付けた103.1xのラインを明確に下抜けた形となりました。

高値103.557 → 終値103.052 (-50.5pips下落)

12月18日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

イギリスとEUの通商合意が不透明な事や
アメリカの追加経済対策がこの日に纏まるか疑念が出ている事で
安全資産のドルに逃避買いが入って週を終えました。

安値103.021 → 終値103.260(+23.9pips下落)

ドル円 テクニカル分析

ドル円の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-2020年12月18日の週を終えて-ドル円-日足チャート
1-2020年12月18日の週を終えて-ドル円-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • ドル円は103.6のレンジネックラインを割れたものの、週の始めに下髭を付けて上に戻して回復
  • しかし、次の日から下髭が無かった事にするかのように下落していき103.1xのネックラインを下割れる所まで下落していまう
  • その後は103円台を復帰したものの、上値は重い状態で週を終える

直近のレジスタンス

2-ドル円-直近のレジスタンス-104-9x-日足チャート-2020年12月18日の週を終えて
2-ドル円-直近のレジスタンス-104-9x-日足チャート-2020年12月18日の週を終えて

103.9x

ドル円は、長い事やった104.7から103.6のレンジを下抜け
下落の勢いから103.1xのネックラインを抜けるところまで落ちて行きました。

その時にFOMCで乱高下をした時にレジサポを見に行ったような動きがあり
その時に戻り高値を売られた場所が103.9あたり。

この辺が当面の戻り高値で売られやすい場所なのかなと思います。

この辺を上抜けたとしても、75日SMAにそって下落してきているドル円なので
最大でも104.7xあたりは売り圧力が強くなるのではないかと予想しています。

直近のサポート

3-ドル円-直近サポート-103-6x-日足チャート-2020年12月18日の週を終えて
3-ドル円-直近サポート-103-6x-日足チャート-2020年12月18日の週を終えて

103.1x 押し安値

勢いよく下落して下に抜けましたが
辛うじて戻ってきています。

割った事実は変わらないので、あまり重要視しないほうがいいかもしれません。

目先はドル安トレンドなので、上に振ってから下に落としてくる事を警戒した方がいいと思います。

円のCFTCの大口のポジション状況

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

また、ドルインデックスやユーロドルのポジション状況を比較する事で
ドル全体の相場を把握して、ドル安なのかドル高なのか方向性を占っていきます。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

円のCFTCのポジション比較

4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて

大口の円売りが増えていますが
目先はドル安トレンドですから、円買いが徐々に積みあがっていますね。

ドル円は一度103円を割れていますが
その後のリバウンドを狙って円売りも入っていますが
たぶん短命に終わると予想しています。

ドル円の個人のポジション状況

5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月18日の週を終えて
5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月18日の週を終えて

個人投資家の買いポジションが3週間も72%台を維持…。

ずっと買いで含み損を抱えて耐えてる感じが目に浮かびますね…。

これはドル円が戻ってきた所で安堵感で喜びに満ち溢れた所を
戻り売りするのがいいと思います。

とりあえず103.6~104.7のレンジを下抜けた事実は変わらないし
ドル安トレンドなので、不本意な円安が途中入ると思いますが
その時の個人投資家の心理状態をリサーチしながら戻り売りを入れるか判断した方がいいと思います。

ドル自体のポジション状況を比較

6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2020年12月18日の週を終えて
6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2020年12月18日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2020年12月18日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2020年12月18日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月18日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2020年12月18日の週を終えて

ドルインデックスのドル買いが大きく減ってるのが気になりますね…。
ドルインデは下窓から90ドルを割れた状態になったので
大口はロスカットしたのかもしれません。

大口のユーロ売りが目立ちますね。
ただ価格は上昇傾向にあるので、不利なポジションなのは変わらないと思います。

個人投資家のユーロドルの売りが目立ちますね。
先週からさらに3%増えた状態になっています。

価格も上昇傾向にありFRBも低金利維持や緩和を継続するって発言し
強めのドル安となっているのですが一向にドルを買う人が減りませんね。

ドル円のポジション状況 まとめ

個人投資家のドル買いが未だに旺盛であり
FRBの緩和やゼロ金利維持政策を無視した形でドルを買っているようです。

ユーロドルのポジションを見てもドル買いが多く
個人投資家はドル安の流れを無視して
ただ単にユーロドルが高いから売り、ドル円が安いから買い
というトレンドに逆らった逆張りをしているようです。

私のポジションもトレンドに逆らったドル円の買いを入れた結果
強制ロスカットにあったので、個人投資家と同じ方向で
ポジションを傾けると如何に危険かが分かると思います。

週の終値を比較

03月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
03月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
04月03日の終値 108.490
04月10日の終値 108.350
04月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
04月24日の終値 107.448
05月01日の終値 106.861
05月08日の終値 106.605
05月15日の終値 107.034
05月22日の終値 107.587
05月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
06月05日の終値 109.541
06月12日の終値 107.344
06月19日の終値 106.830
06月26日の終値 107.170
07月03日の終値 107.400
07月10日の終値 106.883
07月17日の終値 106.992
07月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
07月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
08月07日の終値 105.876
08月14日の終値 106.586
08月21日の終値 105.806
08月28日の終値 105.353
09月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
09月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
09月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
09月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
10月02日の終値 105.262 (-24.2pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日の終値 105.600 (-33.8pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月16日の終値 105.345 (-25.5pips下落)
10月23日の終値 104.630 (-71.5pips下落)
10月30日の終値 104.529 (-10.1pips下落)
11月06日の終値 103.352 (-117.7pips下落) ※アメリカの大統領選があった週
11月13日の終値 104.584 (+123.2pips上昇) 新型コロナワクチンの有効性が90%を超える報道
11月20日の終値 103.820 (-78.2pips下落) 新型コロナワクチンの有効性が94.5%の報道
11月27日の終値 103.996 (+17.6pips上昇) 新型コロナワクチンの実用化期待や次期財務長官にFRBのイエレン氏が指名された事
12月04日の終値 104.180 (+18.4pips上昇)
12月11日の終値 103.925 (-25.5pips下落) イギリスとEUが通商協議でもめて合意無き離脱の可能性が高まる
12月18日の終値 103.260 (-66.5pips下落) FRBが緩和とゼロ金利維持 アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まりリスクONで円安になった
  • しかし、FOMCでゼロ金利維持や、緩和の継続が発表されるとドル安の流れになる
  • 103.1xのネックラインを割れたものの、かろうじてドル円は買い戻されているが上値は重い
  • 個人投資家はドル買い旺盛であり、ドル円を買って、ユーロドルを売ってる状況。状況は悪めである

個人投資家と同じ方向でドル円を104.236で買って維持し続けた結果
104円を割れて103円まで割れる所まで落ちたので強制ロスカットになりました。

9-ドル円-強制ロスカット-12月17日-16時11分-口座残高
9-ドル円-強制ロスカット-12月17日-16時11分-口座残高

耐えるもんじゃないなと痛感しました…。

良い勉強代となりました。

次は利益が乗ったら早めに逃げるか建値決済を入れるよう努力をします。

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