【相場予想】ダウ30 大暴落 きっかけは原油 緊急事態でサーキットブレーカーが発動 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年3月13日(金)の週を終えて
2020年3月13日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年3月13日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) March 14, 2020
2020年3月13日の週を終えて
・大口は買売いを減らした
・個人は先週からポジションに変化なし
(含み損で耐えてる状況で身動きできないらしい😅)
チャートではブラッククリスマスの安値を
なんとか耐えた形で週を終える
トランプちゃんが緊急事態宣言したのが効いたのかな? pic.twitter.com/o0icpTe7uj
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
2020年3月03日と3月13日を比較
2月の流れを引き継ぎ
大口の買いポジションが少なくなっている状況です。
売りもポジションが減りました。
S&P500と比べると、ポジション状況が冴えない状態ですね…。
換金してポジションを解消しているような動きに見えます。
ダウ30の個人のポジション比較
先週から変化はなく、価格だけが大暴落しているのを見ると
個人の含み損はとんでもない額になっていそうです…。
ダウ30 テクニカル分析
先週引いた重要サポートを下抜け
ピンクの線 24682
2月末につけた下髭を明確に下抜けました。
次のサポート
週の200日SMA 23630台 黄色の線
下抜けて週を終えている状況です。
3月13日の週は、この辺りをうろついていたので、意識される場所だと思われます。
レジスタンスになるか、はたまたサポートになるのか
注意深く見る必要があると思います。
最終サポート
2018年12月のブラッククリスマスの安値 21612 赤い線
3月13日の週は、ここを下に割れた後、大きくリバウンドして週を終えました。
強めのサポートとして機能しているので
次、下に割れてくるようだと、とんでもない下落が起きるかもしれません。
ただ、直近のサポートとしては機能すると思うので、
耐えるかどうか見ておく必要があると思います。
ちなみに、このリバウンドは月足でみると、丁度、雲の下限で大きくリバウンドした形になっています。
ここから反転上昇を見込めるのか?
それとも雲を下割れて暴落再開するのか要注目ですね。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析
3月9日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
- 原油の大暴落につられて、株価も急落しました
- サーキーットブレーカーが発動し、取引が停止するも、解除後にまた売り込まれました。
原油が大暴落した背景に、OPECと非加盟国の協調減産の協議が決裂。
これを受けて、サウジアラビアが販売価格を安くして、大増産すると発表したことから
アメリカ、ロシア、サウジアラビアの価格競争を懸念して原油が大暴落。
景気先行指標である原油が大暴落したことを受けて
株価もつられて急落しました。
始値・高値25816 → 安値23606
2210ドル下落(2210pips↓↓↓)
過去最大の下げ幅と報道される。
3月10日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
- トランプ大統領が景気刺激策を打ち出す。
- 期待感から株が安値を拾われる
主に、コロナウイルスの感染拡大で、業績に悪影響が出ている業種を対象に
給与税の減税や所得補償などの景気対策を与党共和党に働きかけると発言した。
安値23444 → 高値25044
1600ドル上昇(1600pips上昇↑↑↑)
3月11日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
前日、トランプ大統領が景気刺激策を打ち出すも
共和党の一部の議員から反対が出ており
それが嫌気されて株価が売られた。
それに伴って、市場参加者の間では、トランプ大統領の景気刺激策が
本当に実現できるのか?と不透明感が広がり、株価が売られた。
始値・高値24973 → 23331
1642ドル下落(1642pips↓↓↓)
株価の下落を受けて、2008年依頼のベア相場入りと報道される。
3月12日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
トランプ大統領が欧州への渡航を30日間停止すると発表したことを受けて
コロナウイルスのパンデミック懸念から、経済が停滞するのではないかと思われ
リスク回避により株価が売られた。
高値23787 → 安値20895
2983ドル下落(2983pips↓↓↓)
1987年10月のブラックマンデー移行で最大の下げと報道され
下落率は約10%となった。
とてつもない売りでした。
S&P500では弱気相場入りと報道される。
3月13日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
トランプ大統領が国家非常事態を宣言。(日本時間0:21頃)
この宣言により500億ドルの支援金を使う事ができる。
この宣言が発表されるまで、株は売り込まれ安値を更新していた。
しかし、宣言後、深夜にかけて株が急に買い戻される。
またニューヨーク連銀が370億ドルの国債買い入れを実施。
安値20403 → 高値 23137
2734ドル上昇(2734pips↑↑↑)
前日のブラックマンデー級の暴落から
それに次ぐ大暴騰を見せています。
3月6日と3月13日の週の終値を比較
3月06日 25816
3月13日 23017 (前週比 -2799pips)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 大口のポジションは売りも買いも外して冴えない状況
- 個人は大暴落で含み損を抱えたまま
- ダウ30もSP500もベア相場入りと報道された
- ブラックマンデー級の大暴落を演じるも、週末にそれに似たような形で暴騰する
- 非常事態宣言により株価が買い戻されて週を終える
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