ダウ30 新型コロナウイルスのワクチン情報で爆上げ テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年5月22日(金)の週を終えて
2020年5月22日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年5月22日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
2020年5月22日の週を終えて大口は買いも売りも減らしてきてる中で
小口の売りが増え年初来を更新した…
個人も売りが増えてる…これは下がりきらないかもね🤣
大きな下か2番底を狙ってる人がロスカされるまで
レンジか上しかない
押したら買い目線は変わらず pic.twitter.com/LnevPTXb4o— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) May 24, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
2020年5月12日と5月19日を比較
- 大口は売りも買いもポジションを減らしました
- 小口が年初来の売り増しをしているようです
5月12日の週を見ると大口は年初来6度目の売りを仕掛けてきていましたが
なかなか下がらず諦めてポジションを減らしたように思います。
そんな中で小口が売り増ししてきています。
この状況を見るに、大きな下げはなく
レンジで留まるか、ロスカットを狙った上昇があるかの
2択ではないかと思われます。
2番底を狙った下げやショックを引き起こすような下げは
来ないと予想しています。
ダウ30の個人のポジション比較
CFTCの小口が売り増ししている中で
個人も売りが少し増えてます。
保有量は売りの方が多いので
先ほど申したように、大きな下げは来ないと予想しています。
レンジ内にとどまるか、個人や小口のロスカットを狙った
高値を追う動きがあるのかなと予想しています。
ダウ30 テクニカル分析
先週のサポートラインおさらい
- 週の始めに週足の200日SMAを底値に大きく上昇しました
- ピンクノライン24682で頭を売られ、少し下がった場所で週を終えています
直近のサポート
23630 ブルーの線
ここは週足の200日SMAがある場所で
週の始めに、ここで足場を固めて大きく上昇しました。
この事から、サポートとして意識されるラインだと思われます。
直近のレジスタンス
24682 ピンクの線
2020年2月28日に底打ちと見せかけたダマシ下髭となった場所です。
ここで多くの人が捕まってロスカットになった人が多いんじゃないでしょうか。
2回3回とレジスタンスで跳ね返されているので
意識されやすい場所かなと思います。
とは言え、だんだん打ち返し下落の幅が小さくなってきており
小口と個人が売り増ししてきているので
そろそろ上抜けを警戒しておく必要があるのかなと思います。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年5月18日(月曜日)から5月22日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
5月18日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
大きく上昇
この日、新型コロナウイルスのワクチンに関するポジティブなニュースと
FRBの追加刺激策についての発言が好感され
株価が大きく上昇しました。
アメリカのバイオ医薬大手モデルナが、新型コロナウイルスワクチンの
初期段階の小規模治験で有望な結果を示したと発表しました。
そしてFRBのパウエル議長が政策手段は尽きていないとして
既存のプログラムの拡大や新たな措置を追加可能と発言しました。
これらのポジティブネタに反応して株価は大きく上昇しました。
安値23604 → 終値24548(+944pips上昇↑↑↑)
5月19日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
高値更新から戻り売りされて終了
前日、モデルナのワクチンの期待で上昇したが
その情報に懐疑的な報道が出た事で失望感から売りが出ました。
医科学メディアSTAT(スタット)が、専門家の話で
モデルナの新型コロナウイルスのワクチンの初期段階の治験は
有効性を評価する上で重要な意味を持たないと報道しました。
これを受けて失望感が広がり、株価は下落して終わりました。
しかし前日の安値には届いていません。
高値24836 → 終値24222(-614pips下落↓↓)
5月20日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
反転上昇
FOMC議事録を好感して株価が反転上昇しました。
FOMC議事録によるとFRBは経済の下支えに向けて
あらゆる手段の活用にコミットする事で一致しました。
これを受けてFRBが追加刺激策への期待が高まり
株価が反転上昇しました。
安値24146 → 終値24609(+463pips上昇)
5月21日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
僅かに下落
トランプ大統領が中国政府が香港での国家分裂行為やテロ活動、
外国勢力による介入などを禁じる国家安全法を導入すれば
アメリカは極めて強硬に対応すると発言。
これを受けて米中間での対立懸念が台頭し
株価が僅かに下落しました。
高値24718 → 終値24435(-283pips下落)
5月22日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
下髭の陽線十字足で終える
強弱マチマチの展開で週を終えました。
前日のトランプ大統領の発言と
アメリカ商務省が人権侵害や国家安全保障上の懸念を理由に33の中国企業・団体を
ブラックリストに追加すると発表しました。
これを受けて株価が下落しましたが
経済活動の再開や、新型コロナウイルスのワクチン開発などもあり
下落はそこまで続かず買い戻される展開となり
強弱マチマチの形で週を終えました。
始値24435 → 終値24476(+41pips)
週の終値を比較
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269
4月24日 23776
5月01日 23730
5月08日 24391
5月15日 23604
5月22日 24476 (+872pips上昇)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 大口が売りと買いのポジションを減らしてる中で個人と小口が売りを増やす
- 新型コロナウイルスのワクチンに関する情報がポジティブに受け取られ大きく上昇
- 米中の対立や新型コロナウイルスのワクチンに関するネガティブネタでも安値を更新する事はできず
RCI短期中期が天井付近にいますが
個人や小口の売りが多い事から
大きな下げは来ないと予想。
押したら押し目買いしたいです。
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