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ダウ30【見通し・予想・動向】アメリカ株価指数の右肩上がりの伝説は誰にも崩す事はできない!! テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年2月12日(金)の週を終えて

2021年2月8日(月)から2月12日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年2月12日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年2月8日(月曜日)から2月12日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間でインパクトがあった出来事は

  • 新型コロナワクチンの接種が進み、新規感染者が減少傾向にある事が好感される
  • テスラがビットコインを爆買いして株価やビットコイン、商品市場を賑わせる
  • バンクオブニューヨークメロンがビットコインの保有、送金、発行を支援する部門を作ると発表する
  • ウォルトディズニーの2020年第4四半期の決算が良かったにもかかわらず最高値から売りに押される
  • バイデン大統領が中国の巨額のインフラ投資に懸念を表明する
  • バイデン大統領が新型コロナ追加経済対策1兆9000億ドル規模の必要性を州知事や市長に訴える

2021年2月8日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

新型コロナワクチンの接種が進み
アメリカ国内で3278万860回も接種されたことで
新規感染者の平均が減少傾向な事が好感され株価が上昇しました。

また、先週にバイデン大統領の経済対策法案を実現するための予算決議案を可決した事で
与党民主党が単独で法案可決が可能となった事を背景に
経済対策への期待感から株価の上昇を後押ししています。

この日、テスラがビットコインに約15憶ドル投資した事が報道され
もっぱらこのニュースが世界各地を賑わせテスラ株の上昇やビットコインの上昇
そしてドル安が加速した事から商品市場が上昇していってます。

安値31161.94 → 終値31400.43(+238.49pips上昇)

2021年2月9日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

特に目新しいネタはなし。
バイデン大統領の追加経済対策に期待が寄せられてるのみ。

安値31245.83 → 終値31414.83(+168.9pips上昇)

2021年2月10日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

twitterが13%も爆上げしました。
今年の第1四半期の決算は堅調な見通しを示した事が好感された。

またシガールCEOがバランスシート状にビットコインを保有する事を検討した事を明かしましたが
まだ実行には移してはいないようです。

パウエル議長の講演もありましたが
特に目新しい内容は無く、ほどよい感じで株価は上昇していってます。

なぜかこの日はテスラが5.3%の大幅安になって
アマゾンやマイクロソフトなどもつられて下落になっています。

ビットコイン投資で騒ぎ過ぎて個人をはめ込んだ事が原因か?
下げた要因は不明。

安値31221.73 → 終値31468.50(+246.77pips上昇)

2021年2月11日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

この日、バイデン大統領が中国のインフラ投資に懸念を示した事で
株価が伸び悩みました。

中国が巨額のインフラ投資をしている事で
アメリカも中国のように巨額の投資をしなければ負けてしまう
と懸念を示した事が米中でまた摩擦が起きるのか懸念されて株価が伸び悩んだようです。

この日、金融大手のバンク・オブ・ニューヨークメロンが
ビットコインなどの暗号資産を顧客が保有、送金、発行するのを支援する部門を作る
と発表した事を受けて株価が上昇しています。

テスラのビットコイン投資の影響が大きかったのでしょうか?
これからビットコインを金融大手が取り扱うとなると
ますますビットコイン市場やそれに付随した金融会社がサービスの発表で
金融株が上昇するかもしれませんね。

高値31542.16 → 終値31418.07(-124.09pips下落)

2021年2月12日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

この日、恐怖指数VIXが20を久々に下に割れ19に突入しました。

バイデン大統領が1兆9000億ドルの新型コロナ救済法案の実現に向けて
州知事や市長と会合を開いて、その必要性を訴えました。

これを受けて経済対策の期待感から株価が上昇し
ダウ30、SP500、ナスダック100は最高値を更新して週を終えました。

個別株ではペイパルが強く、複数の証券会社が目標株価を引き上げた事が背景にあるようです。

ウォルト・ディズニーは2020年の第4四半期の決算が予想外の黒字となりましたが
最高値を更新後、売りに押されて陰線で引けてます…。

安値31294.20 → 終値31493.05(+198.85pips上昇)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2021年02月12日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2021年02月12日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2021年02月12日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2021年02月12日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 週1発目に31147ドルの抵抗ラインを足場に明確に上抜け
  • その後は下げながらも5日線に買い支えられるようにしてじわじわと上昇し最終的には最高値を更新して週を終えました

直近のサポートゾーン

2-ダウ30-直近のサポート-29594-29987もしくは75EMAライン-2021年2月12日の週を終えて
2-ダウ30-直近のサポート-29594-29987もしくは75EMAライン-2021年2月12日の週を終えて

29594.20~29987.22もしくは75EMA

結局、市場が恐怖に支配されても
このラインを明確に下抜けない事には株価の暴落は来ないのかもしれない。

とにかく買い圧が凄い!!
ダウ30が30000ドルより下に行かせたくない勢力が買い支えてる!!

直近のレジスタンスライン

3-ダウ30-直近のレジスタンス32294-2021年2月12日の週を終えて
3-ダウ30-直近のレジスタンス32294-2021年2月12日の週を終えて

32294 水色のライン

終値のサポレジラインを抜けた幅から計算すると
このあたりが上値のレジスタンスかなと思います。

押し安値を割らなければ、上下の波を形成しながら
このあたりを目指すのではないでしょうか。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年2月12日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年2月12日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年2月12日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年2月12日の週を終えて

SP500を見るにドテンショートしているか、
新規で売りを大量に入れたっぽいなぁ…。

大口またショートでやらかす気なのかなぁ…?

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月12日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月12日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月12日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月12日の週を終えて

今度はいい感じに個人がダウ30、SP500揃って売り向かってる
おまけに大量にショートで捕まってる。

そして大口投機もドテンで売り向かい。

毎度の事ながら、こういう時ってたいていは踏み上げてショートを狩るんだよねぇ…。

ダウ30のポジション状況 まとめ

こうして見ると、アメリカ株の右肩上がりの伝説は継続しそうですね。
個人や大口のロスカットと共に…。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • 新型コロナワクチンの接種が進み、新規感染者が減少傾向にある事が好感され株価が上昇
  • テスラがビットコインを爆買いして株価やビットコイン、商品市場を賑わせ、軒並みリスク資産が上昇
  • ウォルトディズニーの2020年第4四半期の決算が良かったにもかかわらず最高値から売りに押されてるのが懸念事項
  • バイデン大統領が中国の巨額のインフラ投資に懸念を表明した事で、また米中の摩擦が来るんじゃないか懸念されている
  • バイデン大統領が新型コロナ追加経済対策1兆9000億ドル規模の必要性を州知事や市長に訴え出た事が好感され株価が最高値を更新
  • 大口と個人投資家が売りで立ち向かい、ショートで含み損を抱えてる状態

やっぱりアメリカ株の右肩上がりの伝説は崩れてないんだね…。

こりゃぁまた大口と個人のロスカットを巻き込んで最高値を更新していくんだろうなぁ…。

押し目をください…切実に…。

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