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ダウ30【見通し・予想・動向】狼狽売り買いをして大損ぶっこいてる大口投機家を救いたい・・・ テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年7月23日(金)の週を終えて

2021年7月19日(月)から7月23日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年7月23日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年7月19日(月曜日)から7月23日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • アップルやマイクロソフトなど大手IT企業の決算が期待されてリスク回避が一変して株が一気に買い戻される
  • 堅調な企業決算からアメリカ経済の回復に楽観的な見方が広がった事
  • モデルナの新型コロナアクチンが欧州医薬品規制当局と医薬品庁が12歳~17歳の青少年にも接種を認めるよう勧告した事が好感された

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • 新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大を懸念して市場参加者がパニックになって株を売った模様(デイリーで久々に953ドルも下落する)
  • インテルの株が謎に弱い
  • ネットフリックスの契約者数が落ち込んでSP500の中で2番目の下落率となった事

2021年7月19日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京開幕から弱い
ロンドン時間開始16時になると底堅いと見せといて急落
NY時間に下げが加速してリバったのは小1時間ばかり・・・。市場は完全終わった状態。
NY時間終盤に底値から大きく買い戻されて終えました。

新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大を懸念して市場参加者がパニックになって株を売って
ダウ30は久々に953ドルも下がってしまう相場となりました。

この日は原油も下がるし、FXではポンドを筆頭に円高、ドル高だし、米長期金利は爆下がりだしで
リスク回避で朝から晩まで売り一辺倒の月曜日でした。

高値34704.17 → 終値34042.72(-661.45pips下落)
(7時台)

2021年7月20日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

前日の安値からの切り替えしが東京10時~11時ぐらいで折り返し
そこから13時ぐらいからロンドン初動まで買いが入る
ロンドン時間からNY開始まで下げるがNY初動で大きく買い戻され高値を更新する

前日のリスク回避ムードから一変してカチ上げて終了しました。

アップルやマイクロソフトなどの決算への期待感から株が買い戻されている。
また景気の楽観論から株が買い戻されてるらしい・・・。

月曜日のデルタ株感染拡大懸念はいったい何処へ行ったのか?という感じ。

安値33972.43 → 終値34556.52(+584.09pips上昇)
(13時台、22時台)

2021年7月21日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

前日の強めの買いから引き続き買われて高値更新して終わりました。

堅調な企業決算からアメリカ経済の回復に楽観的な見方が広がった事で
株の買い戻しが強まったらしい。

月曜日のデルタ株感染拡大懸念からの大暴落はいったい何だったんだと言いたいよね。

航空株やホテル・レストラン系など景気に敏感な株が上昇しているようです。

ユナイテッド航空の第2四半期の決算は6四半期連続で赤字となりましたが
ワクチンの接種の進展で国内旅行の需要が回復しており
売上高は前年同期比に比べて4倍になっている模様。

これを受けて株価は上昇しているみたいです。

また米長期金利の5カ月ぶりの低水準から反発上昇した事で
銀行株の買い戻しも入ってる模様。

メキシコ料理チェーン大手の米チポトレ・メキシカン・グリルの株価が急上昇している。
第2四半期の決算で既存店売上高と営業利益率が市場予想を超えた事が好感されたようです。
SP500構成銘柄の中で上昇率トップとなったようです。

こんな感じで株価が上昇しています。

ただネットフリックスが冴えない。
7月~9月期の契約件数の増加見通しが市場予想を下回ったのが嫌気されている模様。
SP500構成銘柄の中で下落率2位となっている・・・。

安値34489.51 → 終値34864.52(+375.01pips上昇)
(11時台~15時台)

2021年7月22日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京とロンドンでジワジワ上げて行ったが
20時から下落して21時台に強めの売りが入る
そこからNY時間になると買い戻しが強くなり、この日の高値付近で終わる

いちおう買われはしたがイマイチな日足下髭陽線で終わった。

新規失業保険申請件数が41万9000件と予想外の増加となった。
一旦、株価は下がったがNY時間に買い戻された。

インテルの決算発表があり、内容も良くて通期売上高予想を上方修正したが株価は下落して冴えなかった。

アメリカン航空とサウスウエスト航空の第2四半期の決算は
政府の支援と旅行客需要の回復から共に黒字となったようです。
しかし株価は冴えない状態で終わりました。

安値34680.26 → 終値34891.92(+211.66pips上昇)
(22時台)

2021年7月23日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

SP500とナスダックが最高値を更新
ダウ30は終値ベースで最高値を更新して週を終えた。

好調な第2四半期の決算が株価を押し上げてる模様。
リフニティブによるとSP500の構成銘柄のうち120社中88%が市場コンセサンスを上回ってるようです。

これがデルタ株感染懸念のリスク回避を吹き飛ばして
経済の先行きに楽観して株価を上昇させてるようです。

インテルはこの日も冴えなかった。200MAを明確に下抜けた大陰線を付けてしまう。
通期売上高予想を上方修正したのに、なぜか第3四半期の見通しが市場予想よりもやや上回ったのにたいして
なぜか第4四半期も弱いと示唆されたのか意味不明である。

モデルナの株価が急騰。
欧州医薬品規制当局と医薬品庁が18歳以上の新型コロナワクチン接種だったものを
12歳~17歳の青少年にも接種を認めるよう勧告した事が好感されたようです。

モデルナはSP500の構成銘柄に組み込まれたので株価の上昇を牽引してる模様。

安値34860.83 → 終値35064.11(+203.28pips上昇)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2021年07月23日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2021年07月23日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2021年07月23日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2021年07月23日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 月曜日に953ドルも下落。しかし基準線~34022のラインまで買い戻される
  • その後、反転上昇して日々の高値を更新していく
  • 週末は終値で最高値を更新して週を終えるる

直近のレジスタンスライン

2-ダウ30-直近のレジスタンス-36091-2021年7月23日の週を終えて-日足チャート
2-ダウ30-直近のレジスタンス-36091-2021年7月23日の週を終えて-日足チャート

36091.37 水色のライン

35000ドルしっかり抜けたと判断できるなら
次のN値ターゲットは36091.37あたりに来ると思われる。

これは2021年6月21日の安値と直近高値7月23日を結んだ幅を
2021年7月19日と20日に押し安値を形成して反転した場所で足したN値のターゲットとなる。

あと1000pipsくらい上昇余地があるって事を考えると、まずまずの水準かなぁ。

まぁ追っかけ商いすると引かされそうなので、買うなら押したところで買いたいけどね。

直近のサポート

3-ダウ30-直近のサポート-75MAと基準線-2021年7月23日の週を終えて-日足チャート
3-ダウ30-直近のサポート-75MAと基準線-2021年7月23日の週を終えて-日足チャート

75MAが上昇トレンドで意識されているライン

やはり日足のトレンドラインとして意識されたMAだけに買い支えも厚い。

今週は基準線と34022ドルが丁度サポートとして重なった事で綺麗に反転上昇している。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて

大口、天井ドテンロングで引かされロスカットした後
今度はショートで踏みあげられて取り残される・・・。

往復ビンタ喰らってるっぽいね…。

そりゃ最高値更新するわ。

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて

ダウ30のショーター多すぎ。
終わった・・・。

ダウ30のポジション状況 まとめ

大口も天井ロングと底ショートからのナンピンショートで往復ビンタ喰らって含み損状態だし
個人投資家もダウ30を大量に売りまくってる状態だし下がらんわ・・・。

こりゃぁストップ祭りで36000行ってもおかしくないかもしれん。

底ショートした奴は震えて眠れ。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!

2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる
2021年04月23日 34025.92 (-162.17pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン税の増税案を出す見通し。日本が緊急事態宣言、インドの首都でロックダウン
2021年04月30日 33924.47 (-101.45pips下落)

2021年05月07日 34811.25 (+886.78pips上昇) 非農業部門雇用者数変化が予想より低い数値を出したことで利上げやテーパリングはムリという流れで株高
2021年05月14日 34331.89 (-479.36pips下落) インフレ懸念でパニック売りからのインフレ懸念後退で買い戻し
2021年05月21日 34252.23 (-79.66pips下落) インフレ懸念とビットコインの急落、テーパリングの議論が出たが株価にあまり影響はなかった
2021年05月28日 34567.93 (+315.7pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資案が報道され一気にリスクONの流れに

2021年06月04日 34748.00 (+180.07pips上昇) 週末の5月の非農業部門雇用者数変化が予想より悪くて株価がブチ上げ
2021年06月14日 34461.81 (-286.19pips下落) しつこい戻り売りの1週間だった。5月の米CPIを警戒した事や来週のFOMCを警戒したポジション整理
2021年06月18日 33304.73 (-1157.08pips下落) FOMCでまさかの利上げ前倒し予想を発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった) 年初来の下げ幅を記録
2021年06月25日 34495.54 (+1190.81pips上昇) 先週は売り過ぎちゃたで買い戻し。バイデン大統領と超党派のインフラ投資計画が合意したとの報道で買いが強くなる
2021年07月02日 34790.03 (+294.49pips上昇) 雇用統計が良くてもFRBが早急な対応に迫られる事はないだろうとの見方でこじつけ感満載で株価が上昇
2021年07月09日 34897.85 (+107.82pips上昇) 景気回復のピークアウトで買われた債券が一服感で売られて株価が反転上昇
2021年07月16日 34694.44 (-200.41pips下落) デルタ株の感染拡大が警戒されている
2021年07月23日 35064.11 (+369.67pips上昇) デルタ株の感染拡大が警戒されて月曜日に953ドルも下落したが、火曜日に速攻で買い戻されて気づけば3指数最高値を更新した

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • 月曜日にデルタ株感染拡大が警戒されパニック売りで953ドルも株価が下がった
  • 火曜日から株価が買い戻され順調に高値を更新してダウ30、SP500、ナスダック100は最高値を更新して週を終えて
  • 主に企業決算が好調な事からデルタ株の懸念など吹き飛ばしてしまったようだ・・・。
  • 大口はドテンロングで引かされた後ロスカットして、今度はショートで踏みあげられて阿鼻絶叫状態
  • 個人投資家はダウ30が80%もショーターが捕まっている状態

大口のパフォーマンスも悪い上に個人投資家もショートばかりで
ショーターにとっては最悪の状態ですね。

マジ、2020年からショートしてるトレーダーは儲かってないだろ・・・。

狼狽売り買いをしている大口投機家を救いたい。

俺のブログを読んでれば、こんな事にはならなかったのに・・・。

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