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ドル円 【予想・見通し・動向】ブラックマンデーが来てポンド円で10万ゼロカットしました・・・テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2021年7月23日(金)の週を終えて

2021年7月19日(月)から7月23日(金)の週を終えて
ドル円の最新の動向を解説します。

  • ドル円の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ドル、ユーロ、円の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のドル円の相場展開の予想や見通しを立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
ドル円の最新の動向や
ドル全体の最新の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ドル円カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年7月23日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年7月19日(月曜日)から7月23日(木曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間のドル安とドル高の要因を要約すると

ドル高の要因は以下のとおりです。

  • デルタ株感染拡大で市場全体がリスク回避のムードに(ドル高・円高)
  • イギリスは19日にロックダウンを解除し、デルタ株感染が懸念された(ポンド安・ドル高・円高)
  • ECBラガルド総裁の発言で物価の一時的な上振れを容認して現時点ではいかなる出口も時期尚早と発言(ドル高・ユーロ安)

ドル安の要因は以下のとおりです。

  • 株価が買い戻され3指数揃って最高値更新、デルタ株の懸念よりも企業決算に期待が寄せられリスクONの流れに(ドル安・円安)

2021年7月19日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

朝からリスク回避一辺倒の日でドル高、円高が進行
ロンドン時間16時から円高ドル高が加速しました。
NY時間に入ってもなかなか止まらず23時頃に落ち着く感じ

新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が嫌気された模様。
これをネタに株式市場、原油、米長期金利が爆下げ
ポンド円がとにかくヤバかった日でした。

16時以降下げが止まらない。
小1時間ばかりリバを挟んだら速攻で頭を売られて安値を更新で下げが止まらないパニック売り。

イギリスのジャビド保健相がコロナ検査で陽性反応が出た事が分かり
ジョンソン首相とスナク財務相が共に自主隔離に入ったと報道されたようです。

市場では新型コロナのデルタ株感染拡大が嫌気されてる中で
イギリスは19日にロックダウンを解除。
これがかなり懸念材料としてメディアに取り上げられた中でジャビド保健相のコロナ陽性報道・・・。

イギリス大丈夫か?と言った感じでポンドがボコボコに売られた様子。

先週のサンダース委員の刺激策縮小発言も
ハスケル委員が刺激策縮小は正しい政策ではないと否定的な考え方を示している。

なので先週の急騰はダマシ上げのハメコミの可能性があるなと思うと腹が立つ。

そして原油も爆下げしている事でドルカナダが爆上げしている・・・。

とにかくリスク回避的な動きでドル高、円高、スイス高の1日だった。

高値110.089 → 終値109.345(-74.4pips下落)
(6時台~7時台)

2021年7月20日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

東京とロンドンは上下に振って終わる
NYが始まると買いが強くなりロンドン初動に付けた高値を更新して終わる

前日に新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大でリスク回避の株安だったが
この日に株が買い戻された事によってリスク回避の流れは止まった。

ドル円は下げ渋って反転上昇。
クロス円のポンドは安値を更新したもののNY時間に買い戻された。

安値109.322 → 終値109.835(+51.3pips上昇)
(19時台)

2021年7月21日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

東京は小動き
ロンドン初動で安値を買われ一気に上昇
そこからNYの終わりまでひたすら買われて終わる

前日の株の強い買い戻しが継続してデルタ株の感染拡大懸念を帳消しにするかのような動き。
クロス円のポンドがV字回復したのは驚きを隠せない。
ポンドや豪ドルなどのドルストレート通貨も綺麗な反転上昇を見せている。
ただユーロドルは冴えない。

安値109.792 → 終値110.291(+49.9pips上昇)
(15時台)

2021年7月22日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

東京で下げて
ロンドンで買われて
NY入場前に売られてヨコヨコして終わり。

この日は上下に振っただけでドル円はイマイチな動きで終わる。

ECBの理事会の結果が公表され
ユーロドルは上下に行って来いして乱高下して市場参加者を困らせた。

ドル円も上下に振っただけで終わったので、つまらない感じ。

新規失業保険申請件数が2カ月ぶりに増加した事でアメリカ経済の回復に懸念が生じた。
これによってドル安になったが最終的にドル高になった。

ECBラガルド総裁の発言で物価の一時的な上振れを容認して
現時点ではいかなる出口も時期尚早と発言している。

これが出たのが22時初め頃で、この発言がユーロの緩和継続を連想させ
ユーロドルが安くなったと思われる。

高値110.352 → 終値110.124(-22.8pips下落)

2021年7月23日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

東京、ロンドン、NYまでひたすら買われた。
NY初動で下がっているが押し目を拾われて高値張り付きで終わっている。

ドルストレートは微妙だったが、ドル円やクロス円は上昇した。

アメリカの3指数株が軒並み最高値を更新した事からリスクONの円安が継続したみたい。
デルタ株感染拡大で騒いでたのがウソのように株は買い戻され
クロス円も同じように買い戻されている。

安値110.078 → 終値110.547(+46.9pips上昇)
(6時台)

ドル円 テクニカル分析

ドル円のテクニカル分析をしていきます。

1-2021年07月23日の週を終えて-ドル円-日足チャート
1-2021年07月23日の週を終えて-ドル円-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 週の初めにガクっと下落して雲の下限で買い支えられる
  • そこから75MAに戻り5MA+転換線を上抜け基準線と25MAを少し上抜けた所で週を終える

直近のレジスタンス

2-ドル円-直近のレジスタンス-110-65x-週足チャート-2021年7月23日の週を終えて
2-ドル円-直近のレジスタンス-110-65x-週足チャート-2021年7月23日の週を終えて

110.65x

とりあえず日足の戻り高値を上抜けるかどうかってところ。
ここ抜けたら111円後半くらいは目指せると思うので
まずはこのラインが意識されると思う。

直近のサポート

3-ドル円-直近サポート-75MA-雲の下限-日足チャート-2021年7月23日の週を終えて
3-ドル円-直近サポート-75MA-雲の下限-日足チャート-2021年7月23日の週を終えて

75MA~雲の下限で買い支えられてるので
この辺が意識されているのは間違いなさそう。

明確に下抜けるまでは下落トレンドに転換するのは難しいのではないか。

円のCFTCの大口のポジション状況

週末に発表されるCFTCのポジション状況を記録して
合わせてiFOREXで見れる個人投資家のポジション状況を比較して
市場参加者の心理を紐解いて、今後の相場展開を予想していこうと思います。

また、ドルインデックスやユーロドルのポジション状況を比較する事で
ドル全体の相場を把握して、ドル安なのかドル高なのか方向性を占っていきます。

基本的に個人投資家が多めに持っているポジションは負け易い傾向にあるので
それを基本概念に入れて市場心理を解説していきます。

円のCFTCのポジション比較

4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
4-シカゴ円-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて

ふむふむ。動かすだけ動かして利確したって感じか・・・?
まぁ来週FOMCあるからなぁ。

ドル円の個人のポジション状況

5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
5-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて

月曜日の下げで底Sキメたか?

もしくは木曜日に110.3ぐらいに少し落ちたところでSを決めて
金曜日に踏みあげられてナンピンS決めたかのどちらかだろう。

こうなると捕まってる連中はFOMCギャンブルになりそうだなぁ。

ドル自体のポジション状況を比較

6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
6-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
7-ユーロドル-CFTC-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて
8-ユーロドル-個人のポジション状況-一覧表-2021年7月23日の週を終えて

頑なに緩和縮小をやりたがらないECBと
そろそろ緩和縮小やらないとまずいよねと言い始めたFRBの戦い。

結局、政策面で見るとユーロ売りのドル買いになるのは分かるから
大口もそれを見越してユーロ売りしてんだと思う。

個人は相変わらずユーロ買い多め。

ただ、ちょっとドル高が行き過ぎてる感じもするからリバウンドを少し警戒しとけってところか。

週の終値を比較

2020年12月04日の終値 104.180 (+18.4pips上昇)
2020年12月11日の終値 103.925 (-25.5pips下落) イギリスとEUが通商協議でもめて合意無き離脱の可能性が高まる
2020年12月18日の終値 103.260 (-66.5pips下落) FRBが緩和とゼロ金利維持 アメリカで新型コロナワクチンの接種が始まる
2020年12月25日の終値 103.594 (+33.4pips下落) イギリスで新型コロナウイルスの変異種が発見される
2020年12月31日の終値 103.304 (-29pips下落) イギリスとEUが通商協議で合意、アメリカで9000億ドル規模の新型コロナ追加経済対策法案が可決

2021年01月08日の終値 103.954 (+65pips上昇) アメリカの長期金利が1%台を回復したのを受けてドル買いに
2021年01月15日の終値 103.861 (-9.3pips下落) バイデン氏の刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りで市場はリスク回避の流れになった
2021年01月22日の終値 103.740 (-12.1pips下落) バイデン大統領就任式完了!女性初の財務長官に任命されたイエレン氏はバイデン大統領の経済対策を支持する意向
2021年01月29日の終値 104.691 (+95.1pips上昇) ロビンフッダーが暴れた週

2021年02月05日の終値 105.306 (+61.5pips上昇) バイデン大統領が1兆9000億ドルの必要性を改めて表明
2021年02月12日の終値 104.909 (-39.7pip下落) テスラがビットコインに投資するって言ってドル安が加速
2021年02月19日の終値 105.417 (+50.8pips上昇) 日経225が30年ぶりに30000万円回復
2021年02月26日の終値 106.530 (+111.3pips上昇) アメリカの長期金利が上昇してSP500の配当利回りを超えた事で株安のドル高が進行

2021年03月05日の終値 108.206 (+167.6pips上昇) FRBパウエル議長は長期金利に介入する気はない。政策路線の変更もなし。市場参加者は失望してドル買いに
2021年03月12日の終値 108.979 (+77.3pips上昇) アメリカで1兆9000億ドルの経済対策法案が成立しました
2021年03月19日の終値 108.870 (-10.9pips下落) 日銀が長期金利の上下動を許容し、ETF買い入れを日経225からTOPIXに切り替え
2021年03月26日の終値 109.509 (+63.9pips上昇) バイデン大統領が新型コロナワクチンの普及の倍増すると発表(1億回→2億回)

2021年04月02日の終値 110.649 (+114pips上昇)
2021年04月09日の終値 109.658 (-99.1pips下落) バークシャーが円建て社債を発行。イギリスのファンドが東芝の買収を提案(2兆円規模)
2021年04月16日の終値 108.769 (-88.9pips下落) 米長期金利の大幅下落で。NZとポンド主導でドル安に
2021年04月23日の終値 107.876 (-89.3pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン増税の案を出してくる。日本が緊急事態宣言
2021年04月30日の終値 109.320 (+144.4pips上昇) 早期テーパリング懸念でドル買い圧力 → FRBパウエル議長はテーパリング議論は否定している

2021年05月07日の終値 108.573 (-74.7pips下落) 非農業部門雇用者数変化が市場予想よりもかけ離れた低い数値が出た事でテーパリングや早期利上げの可能性が遠のいた
2021年07月23日の終値 109.197 (+62.4pips上昇) CPIと求人統計の上昇でインフレ懸念が台頭
2021年05月21日の終値 108.951 (-24.6pips下落) ビットコインの急落とFOMC議事録要旨でテーパリングの議論の可能性が浮上した事
2021年05月28日の終値 109.724 (+77.3pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資計画の報道で一気にリスクONの流れ
2021年06月04日の終値 109.399 (-32.5pips下落) 5月非農業部門雇用者数変化が予想より悪かった事で急激なドル安に
2021年06月14日の終値 109.629 (+23pips上昇) 5月の米CPIが1年9カ月ぶりの伸びだったのに発表後はドル安。次の日、来週FOMCがあるしインフレ上がってるからという理由を蒸返して急激なドル高で終わる
2021年06月18日の終値 110.217 (+58.8pips上昇) ★FOMCが利上げの前倒しを発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった)
2021年06月25日の終値 110.686 (+46.9pips上昇) 先週ちょっと売り過ぎちゃいましたね(テヘペロ)で全市場で巻き戻しの動きとなった
2021年07月02日の終値 111.021 (+33.5pips上昇) 3つの雇用統計があったがどれも予想よりはよく内2つはドル高、週末は大きくドル安に振る
2021年07月09日の終値 110.115 (-90.6pips下落) 東京の4度目の緊急事態宣言で急落
2021年07月16日の終値 110.048 (-6.7pips下落) サンダース英中銀の刺激策縮小発言と日銀黒田総裁の物価目標2%まで政策変更をしない発言で円安
2021年07月23日の終値 110.547 (+49.9pips上昇) デルタ株感染が懸念され株は暴落したが、速攻で買い戻されてリスクONの流れに

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • 月曜一発目にデルタ株感染懸念で株価が暴落からのリスク回避でドル高・円高に
  • 火曜日に株価が復活すると、それに合わせてリスクONのドル安・円安に
  • あれよあれよとドル円が買い戻されていき、デルタ株の懸念は何処へ行ったんだ?という1週間だった

案の定ブラックマンデーが来て僕のポンド円のロング終わりました。

ポンドのブラックマンデーに飲み込まれ
ユーロドルのうねり取りポジションも全て決済・・・。

助かったのは手法検証用にポンド円を200枚Lしたデモトレ口座のみ。

やっぱ資金量って大事だわ・・・。

というより、今回、なぜ助からなかったのか?というのが争点なんだよなぁ。

そもそも153~151までナンピンした時に
153.2~153.4までは戻るだろうと想定してたのに利確しなかったのが敗因なんだよなぁ。
手法検証用も実際はこの辺りで利確できてたら、かなりの利益になってたわけで・・・。

9-ポンド円-利確を見送った結果-暴落してゼロカット-2021年7月23日の週を終えて
9-ポンド円-利確を見送った結果-暴落してゼロカット-2021年7月23日の週を終えて

途中のサンダース委員のハメ込み上げで、もう一回153円くらいは戻るんじゃないかって思ってたら
結局NY時間(日本時間の深夜)に下げて、その想いをことごとく裏切られた形となったんだよなぁ・・・。

クソがぁ!!

すべては5chのポンドスレの王・ワーグナーさんが悪い!!

10-ポンドスレの王・ワーグナー氏の予想154円を不覚にも期待してしまう-2021年7月23日の週を終えて
10-ポンドスレの王・ワーグナー氏の予想154円を不覚にも期待してしまう-2021年7月23日の週を終えて
11-高勝率を謳うポンドスレの王・ワーグナー氏の予想154円を不覚にも期待してしまう-2021年7月23日の週を終えて
11-高勝率を謳うポンドスレの王・ワーグナー氏の予想154円を不覚にも期待してしまう-2021年7月23日の週を終えて

154円行くってヘッジファンドが言ってたらしいから
153.4円に行ったとき不覚にも期待してもうたやんけ・・・。

欲張らずに利確しとけばよかったわ・・・。

まっWTI原油でポンド円の10万ゼロカット分は取り戻したし
次、ナンピンで耐えてる場合は一旦、仕切り直すという手を考えておこ。

それか抜けたら嫌だなと自分が思った場所で両建てしてカバーする方法を取る事にするわ。

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