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ダウ30【見通し・予想・動向】恐怖に支配された株価は1週間で反発上昇を見せ最高値を更新!!切らされ損でした… テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年2月5日(金)の週を終えて

2021年2月1日(月)から2月5日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年2月5日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年2月1日(月曜日)から2月5日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間でインパクトがあった出来事は

  • ロビンフッダーが銀を爆買いして鉱業株が上昇
  • バイデン大統領の追加経済対策を6000億ドルに縮小する案が出されました、従来通り1兆9000億ドルで法案を可決する意向を示しました
  • アマゾンが好決算でしたが、創業者のジェフ・ベゾス氏がCEOを辞任する報道が出て株価が下がりました
  • アルファベットが好決算だったことでIT関連銘柄が上昇しました
  • ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンが米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請した事が好感されて株価が上昇しました
  • 原油価格が5日間連続で上昇しているのを受けて石油エネルギー株が上昇を牽引しました

2021年2月1日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

ロビンフッダーが銀を買いあさり、個人投資家が銀に殺到し銀の価格が急騰。
一時30ドルを付ける上昇を見せました。

銀価格の急騰を受けて鉱業株が上昇した。

株式市場も値ごろ感からの安値拾いの買いが横行し
ナスダックが大きな反発を見せた。

共和党から1兆9000億ドル規模の経済対策を6000億ドルに減額する案が出されましたが
バイデン大統領がこの日、共和党と協議を行うとし
民主党は共和党の指示がなくても法案の可決を目指す用意を示した事で
経済対策規模の縮小が緩んだと思われ株価が反転したと思われます。

安値29667.01 → 終値30227.86(+560.85pips上昇)

2021年2月2日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

バイデン大統領が掲げる1兆9000億ドルの経済対策の早期成立に向けて
民主党単独で法案進めるための採決を行う見通しから
迅速な成立で景気回復への期待感が高まり、株価は前日の反転上昇から続伸しました。

アマゾンやアルファベットの決算発表がありIT関連銘柄が大きく上昇。

リフニティブ調べだとSP500の決算発表を終えたIT企業は97%が予想を上回る結果となっており
ナスダックの上昇が最高値を伺う展開になっています。

安値30184.72 → 終値30721.80(+537.08pips上昇)

2021年2月3日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

amazonは好決算を発表したものの
創業者ジェフベゾスさんがCEOを退くという情報が入った事で株価が2%下落。

アルファベットは2020年第4四半期の売上高が2四半期連続で過去最高を記録した事と
市場予想を上回った事で株価が7.3%もブチ上げ!

ナスダックの株価指数はイマイチで終わったものの
ダウやSP500はなんだかんだ陽線で終わりました。

バイデン大統領が個人給付の1400ドルについて変更する予定はない事を表明した事や
需給資格を厳格化する事を検討していると表明しました。

バイデン政権の追加経済対策案が早期に実現しそうだとの期待感から株価が買い支えられているようです。

2021年2月4日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

バイデン大統領の1兆9000億ドルの経済対策案を成立させる事が可能となる
予算決議案の採決を上院で行う見通しが出た事で
株価が期待感から上昇しました。

SP500に至っては最高値を更新。

企業決算が好調だったことや
新規失業保険申請件数(季節調整済み)が77万9000件となり
前週の81万2000件から改善を見せた事で労働市場の回復が期待され
株価がポジティブに反応しました。

安値30654.78 → 終値31081.46(+426.68pips上昇)

2021年2月5日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

1月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比4万9000人の増加となりましたが
市場予想の+5万人を下回る形となりました。

雇用の伸びの悪さを受けてバイデン大統領が改めて1兆9000億ドル規模の経済対策が必要だと表明しました。
民主党のペロシ下院議長は、下院が2週間以内に法案を上院に送付できるよう期待していると表明しました。

追加経済対策の規模が縮小される事はなく、従来通りに実行されるとの期待感で
ダウ30、SP500、ナスダック100などの株価指数は最高値を更新して週を終えました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は1.5%上昇。
米食品医薬品局(FDA)にコロナワクチンの緊急使用許可を申請した事が好感されました。

原油価格が5日間連続上昇を見せてる事で石油・エネルギー株が株価の上昇を牽引しています。

安値31036.40 → 終値31193.50(+157.1pips上昇)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2021年02月05日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2021年02月05日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2021年02月05日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2021年02月05日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 週の始めにボリンジャーバンドの-3σと75日線で綺麗に反発して陽線に
  • そこからボリンジャーバンドの-2σに戻り、5日線と転換線と基準線を明確に上に抜けるまで株価が回復
  • 3日目に十字足になるように見せかけてからの終盤は陽線引け
  • 31147の抵抗ラインを少し上に抜けたところで週を終えました

直近のサポートゾーン

2-ダウ30-直近のサポート-29594-29987もしくは75EMAライン-2021年2月5日の週を終えて
2-ダウ30-直近のサポート-29594-29987もしくは75EMAライン-2021年2月5日の週を終えて

29594.20~29987.22もしくは75EMA

結局、市場が恐怖に支配されても
このラインを明確に下抜けない事には株価の暴落は来ないのかもしれない。

とにかく買い圧が凄い!!
ダウ30が30000ドルより下に行かせたくない勢力が買い支えてる!!

直近のレジスタンスライン

3-ダウ30-直近のレジスタンス-31147-32000-32300-2021年2月5日の週を終えて
3-ダウ30-直近のレジスタンス-31147-32000-32300-2021年2月5日の週を終えて

31147 水色のライン

ここを僅かに上に抜けているので
次のレジスタンスは32000ドルの上昇チャネルの上限もしくは
レンジ幅のターゲットが32300ドルあたり

波を打ちながら上昇を継続するなら
この辺を見ておくのが無難かな。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年2月5日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年2月5日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年2月5日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年2月5日の週を終えて

予想通り、パフォーマンスの悪かったSP500の大口ドテンロングは
株価の下落を受けてポジション枚数が減少している。

ここで注目すべきはダウ30の大口のロングが新規で大量に入った事!!
やはり30000ドル割れを狙って押し目買いしてきたか…。

ってなると売りで持ってる大口や個人のロスカットを狙いにくるかもしれないので
売ってる人は警戒したほうがいいと思います。

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月5日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月5日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月5日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年2月5日の週を終えて

株価が大きく反発した事で個人投資家はドテン売り
ダウ30に至っては前回の買いより売りのほうが多い。

結局、個人投資家は暴落を期待しているというのが見て取れる。

SP500も最高値更新で売りが増えてくれると足並み揃えて上昇を期待できるので要注目。

ダウ30のポジション状況 まとめ

ダウ30の大口の特大新規ロングが、どれほど影響あるのか分からないけど
個人投資家と大口の売りの多さを見ると
ロスカットを狙ってくるんじゃないかと思うので売りで持つ場合は注意が必要です。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落
2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • ロビンフッダーが銀を爆買いして鉱業株が上昇
  • アマゾンが好決算でしたが、創業者のジェフ・ベゾス氏がCEOを辞任する報道が出て株価が下がりました
  • アルファベットが好決算だったことでIT関連銘柄が上昇しました
  • ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンが米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請した事が好感されて株価が上昇しました
  • 原油価格が5日間連続で上昇しているのを受けて石油エネルギー株が上昇を牽引しました
  • 雇用の伸びが悪かった事でバイデン大統領が、追加経済対策を6000億ドルに縮小せず、従来通り1兆9000億ドルで法案を可決する意向を示した事で期待感から株価が上昇し最高値を更新しました
  • ダウ30の大口は新規に押し目を大量に買った模様
  • 個人投資家は売りで踏みあげられて耐えてる模様
  • もともと売っていた大口投機は売りを持ったまま様子を見ている模様

俺のポジションがゼロカットになったところで
大口が押し目買いを大量にブチ込んできて
しかも最高値を更新するところまで1週間もかからず戻しちゃったよ…。

マジで切らされ損だったわ…。

たぶん、このまま上昇して32000ドルくらいは行くんだろうなぁ~。

資金用意して押し目買いの準備しとこ…。

次こそは狩られないようにしないと。

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