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WTI原油 【見通し・予想】ドル安を背景に買い支えが強い テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年7月24日(金)の週を終えて

2020年7月24日(金)の週を終えて
WTI原油のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のWTI原油の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば海外ハイレバ口座と国内先物口座を利用して、トレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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WTI原油 テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想(2020年7月24日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて解説していきます。

WTI原油の在庫状況

API在庫の状況

1-API在庫-一覧表-2020年7月24日の週を終えて
1-API在庫-一覧表-2020年7月24日の週を終えて

EIA在庫の状況

2-EIA在庫-一覧表-2020年7月24日の週を終えて
2-EIA在庫-一覧表-2020年7月24日の週を終えて

原油の在庫の状況 考察 まとめ

原油在庫がまた大きく増え始めました。

ただ最近は在庫の状況はあまり価格に反映されないように思うので
そこまで意識して見る必要はないのかなと思います。

リグ稼働数の減りがストップした事が
今後、どのような影響があるのか
その辺だけ気にかけておけばいいのかなと思います。

WTI原油のCFTCのポシション状況を比較

3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年7月24日の週を終えて
3-WTI原油-CFTC-一覧表-2020年7月24日の週を終えて

大口の売りの減り具合が目立ちます。

原油価格は終値で見るとじわじわ上昇してきており
原油価格があまりにも下がらない状況を見て
売りを諦めたように感じますね。

WTI原油の個人のポジション状況

4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年7月24日の週を終えて
4-WTI原油-個人のポジション状況-一覧表-2020年7月24日の週を終えて

終値でジワジワ上昇してきた中で
41ドルまで上昇してきました。

抵抗ラインでは2020年03月07日の終値41.51まで
あと30pips程です。

ここをしっかり上抜けてくるようだと
45ドルまで行きそうな雰囲気を感じます。

WTI原油 テクニカル分析

5-2020年7月24日の週を終えて-WTI原油-日足チャート
5-2020年7月24日の週を終えて-WTI原油-日足チャート

先週引いたサポートラインのおさらい

  • 週の前半に41.51の赤いラインを超えて42ドルまで上昇しました
  • その後、42.34ドルの赤いラインまで行ったものの、そこで折り返して下落して週を終えています

直近のレジスタンス

6-WTI原油-直近のレジスタンス-41-51-42-34-2020年7月24日の週を終えて
6-WTI原油-直近のレジスタンス-41-51-42-34-2020年7月24日の週を終えて

41.51と42.34の赤いライン

41.51は3月07日の週の終値です。
次に42.34ですが、ここは2018年のブラッククリスマスの最安値のラインです。

41ドルを付けても下落してくるので
このあたりは、レジスタンスとして機能するのかもしれません。

ただ、最近はドル安によって原油価格を押し上げる雰囲気があるので
もしかしたら、ドル安をネタに
このレジスタンスラインを抜いてくる可能性があるかもしれません。

直近のサポートライン

7-WTI原油-直近のサポート-日足25日SMA-2020年7月24日の週を終えて
7-WTI原油-直近のサポート-日足25日SMA-2020年7月24日の週を終えて

直近で日足の25日SMAで買い支えられている所が結構あるので
25日SMAはサポートとして意識されやすいと思われます。

ここを明確に下割れてこない事には
下落しにくいのではないでしょうか。

WTI原油 ファンダメンタルズ分析

2020年7月20日(月曜日)から7月24日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

7月20日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

新型コロナウイルスのワクチン開発に期待が寄せられ
原油は買い支えられて終わりました。

また、ドル安が進行している事も
ドル建てで取引されている原油の買い支え要因として機能しているようです。

安値39.81 → 終値40.69(+88pips上昇)

7月21日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

欧米の新型コロナウイルスによる追加刺激策や
新型コロナウイルスのワクチン開発の情報をもとに
エネルギー需要が上向くとの期待感から原油が買われました。

欧州では新型コロナ危機対応の復興基金の供給を7500億ユーロで合意。
アメリカでは追加刺激策の本格協議を開始。

新型コロナウイルスのワクチン開発が順調に進んでいるとの報道で
リスクONで原油価格は42ドルを超えました。

安値40.69 → 終値42.49 (+180pips上昇)

7月22日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

前日のリスクON状態を引き継いだものの
アメリカが中国の領事館を閉鎖を要求した事にたいして
中国も応報してアメリカの領事館を閉鎖する検討に入ったと発表

これを受けて米中対立が懸念され原油価格の上昇は抑えられた形で終了しました。

安値41.13 → 終値42(+87pips上昇)

7月23日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

この日は、ムニューシン財務長官が1兆ドル規模の景気刺激策について
給与税減税の策定には時間がかかる事を背景に
今回の経済対策には盛り込まれないと発言。

これが嫌気された事と
米中の対立懸念や原油在庫が予想より増加した事を背景に
原油は売り込まれて終了しました。

高値42.34 → 終値41.04(-130pips下落)

7月24日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析

アメリカと中国の領事館の閉鎖問題を背景に
米中対立からエネルギー需要が減退するとの見方から
原油は売られたものの

ドル安が進んでいる事からドル建てで取引される原油が
買い支えられる要因となって、買い支えられる状態で週を終えました。

始値41.04 → 終値41.24(+20pips)

週の終値を比較

2020年3月07日 41.51 ←次のターゲット?
2020年3月13日 33.25 ←ターゲットクリア
2020年3月21日 23.40 ←ターゲットクリア
2020年3月27日 21.80
2020年4月03日 28.79 ←ターゲットクリア
2020年4月09日 23.18 ←ターゲットクリア
2020年4月17日 18.44
2020年4月24日 17.31 ←史上初のマイナス取引となった週の終値
2020年5月01日 19.70 ←U字回復を期待できる所まで回復した
2020年5月08日 26.10 ←暴騰w
2020年5月15日 29.79 ←押し目待ちに押し目なしで高止まりからの踏み上げ!
2020年5月22日 33.56
2020年5月29日 35.19 ←3月13日の終値をクリア!
2020年6月05日 39.07 ←ターゲットに届かず折り返す…
2020年6月12日 36.50
2020年6月19日 39.42
2020年6月26日 38.17
2020年7月03日 40.23
2020年7月10日 40.57
2020年7月17日 40.58
2020年7月24日 41.24 (+66pips上昇) ターゲットまであと30pipsぐらい

まとめ

WTI原油の1週間の流れをまとめると以下のようになります。

  • 新型コロナウイルスのワクチン開発が順調に進んでいる事を背景に原油は買われる
  • アメリカや欧州の新型コロナウイルスの追加刺激策が期待され原油が買われる
  • アメリカと中国で領事館の閉鎖を背景にリスク回避で原油が売られる
  • しかし、ドル安が進行している事もあり、ドル建てで取引される原油が割安と判断され買い支えられ週を終える

これはドル安があるから
下がりにくいかもしれない。

なんだかんだで42ドルを超えそうな雰囲気。

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