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ドル円 中国への新たな関税の可能性が浮上してリスク回避の需要がドルから円へ RCI短期の反発には要注意 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年5月01日(金)の週を終えて

2020年5月01日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年5月01日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年5月01日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年5月01日の週を終えて

4月21日と4月28日の比較

大口も小口も円を買ってきているようです。

とくに目立つのが小口の円買いですね。
年初来の円買いをしてきているようです。

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年5月01日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年5月01日の週を終えて

個人は先週よりドル円の買いは僅かに減りましたが
保有量はドル円の買いが多い状態です。

大口とは真逆の状態になっています。

ドル円 テクニカル分析

3-2020年5月1日の週を終えて-ドル円-日足チャート
3-2020年5月1日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

・週前半で107.8と106.8の緑のラインを下回った後に反発して週を終えました

直近のサポートゾーン

4-ドル円-直近のサポートゾーン-106-8-107-8-日足チャート-2020年5月01日の週を終えて
4-ドル円-直近のサポートゾーン-106-8-107-8-日足チャート-2020年5月01日の週を終えて

106.8~107.8 緑の線

週前半からドル円が売り込まれて下に割れる場面がありましたが
週の後半で反発して終えてるのを見ると
意外と底堅いのかなと感じます。

RCI谷も底付近でうろついているので
このあたりで反発があるかもしれません。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年4月27日(月曜日)から5月01日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

4月27日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

新型コロナウイルスの感染抑制が世界各地で緩和されている事から
安全資産としてのドルの価値が薄れて、円高に進みました。

高値107.617 → 終値107.173(-44.4pips下落)

4月28日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

前日から続く新型コロナウイルスの終息感からドルが売られた事と
FOMCの結果待ちによる警戒感からドルが売られました。

高値107.334 → 終値106.855(-47.9pips下落)

4月29日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

この日ドル安になったのがイマイチ不透明。

FOMCの内容を要約すると以下のとおり

  • FOMCが金利を据え置いた事
  • 経済の見通しが短期では大きな重しと見て、中期では相当なリスクだと見ている
  • そのため、FRBは景気支援にあらゆる手段を行使する姿勢を見せた

またアメリカの経済指標が悪かったです。
アメリカの第一四半期のGDP速報値(季節調整済み)が前期比4.8%減となり
2008年第4四半期以来の大幅な落ち込みとなりました。

ネガティブならリスク回避のドル買いになると思いましたが
この日は円高になっています。

イマイチネタの動きとして不透明な日でした。
とはいえ、さほど下落もしていないし、下髭を付けているので
多少はドルは買われたのかなと思われます。

高値106.891 → 終値106.607(-28.4pips下落)

4月30日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

月末の調整でドル円が反発して終わりました。

調度ボリンジャーバンドの-2σとテクニカルサポートラインも近くにあるので
月末も合わさって、テクニカルベースで反発したものと思われます。

安値106.402 → 終値107.128(+72.6pips上昇)

5月01日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アメリカ政府が新型コロナウイルスを巡り
報復措置として中国へ新たな関税を課す可能性がある事がわかり
リスク回避で円高となりました。

この日はリスク回避のドルの需要より、円やユーロに需要が集まったようです。

高値107.402 → 終値106.861(-54.1pips下落)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861 (-58.7pips下落)

いまいち方向感に乏しい展開が続いています。
RCIも短期も中期も底付近をうろついており
反発の機会をうかがってる状態です。

そのさなかで中国関税のネタが出て来てリスク回避による円高。

強弱マチマチって感じなので
難しいい展開が続くのではないかと思われます。

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • 大口は円買いだが個人は円売り
  • 106.8~107.8で底堅い展開が続いている
  • 中国への新関税が浮上してきたことからリスク回避がドルから円に変わってるのも気になる
  • ただRCIが短期底付近をうろついているので、反発があるかもしれない事を注意して見ておきたい

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