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ダウ30【見通し・予想・動向】中国恒大のデフォルトリスク 過度な警戒感が後退して株価が激リバ!! テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年9月24日(金)の週を終えて

2021年9月20日(月)から9月24日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年9月24日(金)の週を終えて)

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年9月20日(月曜日)から9月24日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • 中国恒大が9月23日の社債利払いを行うと発表した事で過度のリスク警戒感が後退

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • 中国不動産開発大手の中国恒大集団のデフォルトリスクが市場で騒がれてリスク回避の流れ
  • 中国がビットコインの取引とマイニングを全面的に禁止にした事で関連企業の株が軒並み下落
  • ナイキが2022会計年度の売上見通しを引き下げた事が嫌気
1-1-2021年09月24日の週を終えて-ダウ30-今週の値動き-1時間足チャート
1-1-2021年09月24日の週を終えて-ダウ30-今週の値動き-1時間足チャート
1-2-2021年09月24日の週を終えて-SP500-今週の値動き-1時間足チャート
1-2-2021年09月24日の週を終えて-SP500-今週の値動き-1時間足チャート

2021年9月20日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

中国不動産開発大手の中国恒大集団のデフォルトリスクが市場で騒がれて
リスク回避の流れから朝から売られていった。

中国恒大集団は以下の利払いが控えているようです。

・9月23日に2022年3月償還債の8350万ドルの利払い、
・9月29日に2024年3月償還債の4750万ドルの利払い

いずれも30日以内に利払いを履行できなければ、デフォルト(債務不履行)となるみたいです。

朝からひたすら売り込まれNY時間に入ってリバを挟みますが
結局戻り高値を売られてNY終盤にようやく底をうってドーンと買い戻されて終わりました。

買い戻された理由は不明。

高値34559.50 → 終値33954.05(-605.45pips下落)
(7時台)

2021年9月21日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

前日の謎の買い戻しの勢いを利用して午前中に跳ね上げた。
その後、ロンドン時間からNY終盤にかけて株価は下落していった。

中国恒大集団のデフォルトリスクが引き続き意識されている事や
翌日にFOMCの結果発表が控えており、買いの勢いが続かなかったと言われている。

ただ下落はしたものの前日の安値は更新していないし
原油市場では中国恒大集団のデフォルトリスクの過度な警戒感は後退したと言われている…。

高値34385.82 → 終値33907.22(-478.6pips下落)
(16時台~17時台)

2021年9月22日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

午前中に底をうってNY時間まで上昇一辺倒で終わった。

中国恒大が9月23日の社債利払いを行うと発表した事で過度のリスク警戒感が後退。

夜中にFOMCの結果発表があったが
午前中からFOMCの発表まで株価は買い戻し一辺倒で上昇していった。

FOMCでは18人中9人が2022年に利上げが必要と発表され
経済が予想通り進展すれば今年の11月頃にテーパリングが決定される可能性が示されました。

発表後は売られたものの、安値から急激にリバウンドした事実は変わらず
ただの、ちょっとだけ上髭つけましたね程度で終了しました。

安値33788.45 → 終値34309.55(+521.1pips上昇)
(9時台~10時台)

2021年9月23日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

前日のリバウンドからさらに弾みをつけて上昇一辺倒で終わりました。

FOMCで2022年に早期利上げメンバーが9人いる事や
テーパリングが今年の11月頃に着手するかもしれないという話が出ているのにも関わらず
株価は買い戻される形で高値を更新していった。

前日の恒大の利払いが発表された事で過度なリスク警戒感が後退したから株が買い戻されたと言われている。

安値34298.63 → 終値34807.73(+509.1pips上昇)
(7時台)

2021年9月24日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

中国がビットコインの取引とマイニングを全面的に禁止にした事で
関連企業の株が軒並み下落した。

また中国恒大の一部オフショア債保有者が
米国時間23日の期限までに利払い受けていなかったことが報道された事が嫌気され株価が伸び悩んだ。

ナイキが2022会計年度の売上見通しを引き下げた事が嫌気されている。
年末商戦期に製品の輸送や生産に遅延が生じる恐れがあるらしい…。

つまり年末商戦ヤバいって事?みたいな流れから
株式市場はちょっと伸び悩んでいる。

しかしリスク回避と言われ株価が下落してはいるものの
NY市場開場の22時台はドーンと株価が跳ねあがっている…。

安値34610.30 → 終値34829.25(+218.95pips上昇)
(21時台~22時台)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

2-1-2021年09月24日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
2-1-2021年09月24日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
2-2-2021年09月24日の週を終えて-VIX-日足チャート
2-2-2021年09月24日の週を終えて-VIX-日足チャート

直近のレジスタンスライン

3-1-ダウ30-直近のレジスタンス-35169-2021年9月24日の週を終えて-1時間足と日足チャート
3-1-ダウ30-直近のレジスタンス-35169-2021年9月24日の週を終えて-1時間足と日足チャート

35169

日足レベルで見ると、高値レンジを形成した後に下抜けて
戻り高値のレジスタンスとして機能した後に大暴落している。

つまりここが直近のレジスタンスではないかと思われる。

暴落の後の激リバだから勢い付けて上に抜けると思うけど…。

直近のサポート

3-2-ダウ30-直近のサポート-34022-2021年9月24日の週を終えて-日足チャート
3-2-ダウ30-直近のサポート-34022-2021年9月24日の週を終えて-日足チャート

34022

先週の見通しと変わらず。

ここで止まったね。

おまけにボリンジャーバンドの-3σからの2σからのリバウンド5MA+転換線上抜け。

とりあえず、ここを下抜けなければ底打ったと見ていいでしょ。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年9月24日の週を終えて

先週の見立てどおり個人投資家のロングやばい積み上げ方からの
株価暴落で、だいぶ一掃したっぽいね…。

まぁ僕もその一掃された一味なんだけどね…。

その後、激リバで戻ってるし、ホンマひでぇ事しやがる。

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年9月24日の週を終えて

恒大のリスク回避で株価が暴落して
ダウ30のロンガーが減って激リバしたところで50%フラット化したね…。

SP500はロングが10%減って底Sが少し増えたかなというところ。

ダウ30のポジション状況 まとめ

綺麗に個人投資家を狩って激リバしちゃったね。

こりゃ来週から株価は順調に上昇していくんだろうなぁ~。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!

2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる
2021年04月23日 34025.92 (-162.17pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン税の増税案を出す見通し。日本が緊急事態宣言、インドの首都でロックダウン
2021年04月30日 33924.47 (-101.45pips下落)

2021年05月07日 34811.25 (+886.78pips上昇) 非農業部門雇用者数変化が予想より低い数値を出したことで利上げやテーパリングはムリという流れで株高
2021年05月14日 34331.89 (-479.36pips下落) インフレ懸念でパニック売りからのインフレ懸念後退で買い戻し
2021年05月21日 34252.23 (-79.66pips下落) インフレ懸念とビットコインの急落、テーパリングの議論が出たが株価にあまり影響はなかった
2021年05月28日 34567.93 (+315.7pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資案が報道され一気にリスクONの流れに

2021年06月04日 34748.00 (+180.07pips上昇) 週末の5月の非農業部門雇用者数変化が予想より悪くて株価がブチ上げ
2021年06月14日 34461.81 (-286.19pips下落) しつこい戻り売りの1週間だった。5月の米CPIを警戒した事や来週のFOMCを警戒したポジション整理
2021年06月18日 33304.73 (-1157.08pips下落) FOMCでまさかの利上げ前倒し予想を発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった) 年初来の下げ幅を記録
2021年06月25日 34495.54 (+1190.81pips上昇) 先週は売り過ぎちゃたで買い戻し。バイデン大統領と超党派のインフラ投資計画が合意したとの報道で買いが強くなる

2021年07月02日 34790.03 (+294.49pips上昇) 雇用統計が良くてもFRBが早急な対応に迫られる事はないだろうとの見方でこじつけ感満載で株価が上昇
2021年07月09日 34897.85 (+107.82pips上昇) 景気回復のピークアウトで買われた債券が一服感で売られて株価が反転上昇
2021年07月16日 34694.44 (-200.41pips下落) デルタ株の感染拡大が警戒されている
2021年07月26日 35064.11 (+369.67pips上昇) デルタ株の感染拡大が警戒されて月曜日に953ドルも下落したが、火曜日に速攻で買い戻されて気づけば3指数最高値を更新した
2021年07月30日 34985.89 (+78.22pips上昇) パウエル議長の発言でテーパリングを始めるには問題が残ってる事や利上げには程遠い発言で緩和継続との見方でドル安株高となった

2021年08月06日 35213.04 (+227.15pips上昇) 失業率の改善や非農業部門雇用者数が良くて謎のポジティブで買われる(テーパリングや利上げ連想にならなかった)
2021年08月13日 35513.23 (+300.19pips上昇) 1兆ドル規模のインフラ法案を上院で可決。おまけに社会福祉や気候変動に対応した3.5兆ドル規模の財政支出法案についても予算決議を可決
2021年08月20日 35109.21 (-404.02pips下落) ダラス連銀総裁がデルタ株などで経済が失速するなら自身の金融政策の考えを調整すると匂わせ発言で買い戻し
2021年08月27日 35455.09 (+345.88pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテック共同開発の新型コロナワクチンが正式に承認された。パウエル議長のジャクソンホール発言でハト派と受け取られて株高ドル安に

2021年09月03日 35354.98 (-100.11pips下落)
2021年09月10日 34651.30 (-703.68pips下落) 法人税21%から26.5%に引き上げ。中国の大手不動産問題が嫌気
2021年09月17日 34525.35 (-125.95pips下落)
2021年09月24日 34829.25 (+303.90pips上昇) 恒大の過度なリスクが後退して株価が激リバw

まとめ

綺麗にワシのポジションを刈ってから激リバしおったわい…。

ほんと許せん…。

もうピラミッティングやめようかな…。

これならナンピンして耐えたほうが勝率が上がるわ…。

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