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ダウ30【見通し・予想・動向】株価がまたもや史上最高値を更新!!34000ドルの大台を突破!! テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年4月16日(金)の週を終えて

2021年4月12日(月)から4月16日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年4月16日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年4月12日(月曜日)から4月16日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • 30年債の入札が好調で米長期金利が下落
  • FRBがインフレが進んだとしても現状は緩和政策の維持するとの見方で長期金利が下落
  • VIXが約1年2カ月ぶりの低水準

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンが血栓が出る問題から接種を一時中止する報道
  • 銀行株の企業決算は良好だが、株価は高値圏にいる事から伸び悩み

2021年4月12日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

値動きに乏しい十字足で終わりました。

決算待ちの状態で、とくにネタは無し。

始値33767.00 → 終値33762.44(-4.56pips)

2021年4月13日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

この日もダウ30は前日に引き続き冴えない動きで終了しました。
ただナスダック100は大幅に上昇しました。

ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンが血栓が出る問題から
接種を一時中止する報道がされダウ30は冴えない動き。

ナスダック100はアメリカの長期金利が大幅に下落した事を背景に
ハイテクグロース株に買いが集まった事が背景にある。

米長期金利の下落は前日の30年債の入札が好調だったことが背景にあるようです。

始値33762.44 → 終値33701.03(-61.41pips下落)

2021年4月14日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

この日もイマイチ。(3日連続パッとしない値動き)

ゴールドマン、ウェルズファーゴ、、JPモルガンの決算は堅調だったけど
株価指数の値動きはあまり乗ってくる感じはない。

安値33645.29 → 終値33796.10(+150.81pips上昇)

2021年4月15日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

ダウ30、SP500、ナスダック100の3指数が揃って市場最高値を更新。

長期金利の大幅下落でハイテクグロース株に買いが集まった模様。
FRBがインフレが進んだとしても現状は緩和政策の維持するとの見方から
金利低下につながってるようです。

アップル、マイクロソフト、フェイスブックなど大型ハイテク株が堅調で
情報技術や通信サービスなどのセクターが上昇が株価指数を押し上げてるようです。

バンクオブアメリカやシティーグループは決算発表は良かったものの
売られて冴えない状態で終わりました。

昨日に引き続き銀行株系は決算発表は堅調な感じですが
株価自体が高いとアナリストから判断されているらしく
ここからどうやって最高値を更新していくのか?懐疑的な見方から伸び悩み感が出ているようです。

安値33779.10 → 終値34064.88(+285.78pips上昇)

2021年4月16日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

この日も最高値を更新!

恐怖指数のVIX指数が1年2カ月ぶりの低水準になる!

モルガンスタンレーは冴えない。
ファンドのアルケゴスキャピタルマネジメントを巡る巨額の損失によって
約10億ドルの損失計上した事が嫌気されたようです。
ただモルガンの第1四半期の決算は利益が2倍にはなってるようです。

安値34007.18 → 終値34188.09(+180.91pips上昇)

週ベースで安値から終値だと630.4pips上昇しています!!

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2021年04月16日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2021年04月16日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2021年04月16日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2021年04月16日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 週の始めから株価は高値圏で伸び悩んでおり、下がるかなと思いきや5日MAでしっかり支えられて史上最高値を更新
  • 34000ドルの大台に乗せて週を終える

直近のレジスタンスライン

2-1-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月16日の週を終えて-日足チャート
2-1-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月16日の週を終えて-日足チャート

34022 水色のライン

突破しました!!
ショーターオワタぁぁぁあ!

2-2-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月16日の週を終えて-日足チャート
2-2-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月16日の週を終えて-日足チャート

34565.78ドル 水色のライン

前回の押し安値(3月5日の始値)から直近の高値の山の終値(3月17日)で計算した幅を
直近の押し安値(3月24日の終値)に足した場所をN値のMAXと仮定した場合のラインです。(2088ドル幅)

上昇トレンドの波が続くのであれば、N値のMAXを目指して株価は上昇してくるのではないでしょうか。

こりゃあここまで来てもおかしくはないな…。

この辺でいったん下落してくれると押し目を狙いやすいんだけど
いかんせんショーターが多すぎるんだよなぁ…。

株価が下がらないから、はよ損切ってくれないかなぁ…。

直近のサポートゾーン

3-ダウ30-直近のレジスタンス34022-33158-2021年4月16日の週を終えて-日足チャート
3-ダウ30-直近のレジスタンス34022-33158-2021年4月16日の週を終えて-日足チャート

34000ドルの大台を突破したので
ここでレジサポ転換するのか見所。

深く押したとして日足レベルだと前回の高値レジスタンスのライン33158ドルが
サポートとして機能するかどうか。

この辺りに来ると25MAや基準線があるので、わりと意識されると思われる。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年4月16日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年4月16日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年4月16日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年4月16日の週を終えて

ダウ30の大口に変化はあまりみられない。
ショートして捕まったまんま…。

SP500は前の週にデカイポジションもって
ショーターが負けた状態…。

こりゃぁヘッジファンド、また飛ぶ所が出てくるぞ…。

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月16日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月16日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月16日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月16日の週を終えて

個人投資家のショーターが数%ロスカットしてるようだけど
まだまだショート比率が多い。

この比率が減るか、株価が下落してから減り始めるかで
株価の流れが変わると思う。

ダウ30のポジション状況 まとめ

大口も個人も売りで捕まってるやつ多すぎ…。

なのでショーターが損切ったら株価は下がると思います。

株の場合、FXと違って耐えるだけムダなのにね…。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!
2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンが血栓が出る問題から接種を一時中止する報道で株価が伸び悩み
  • 銀行株の企業決算は良好だが、株価は高値圏にいる事から伸び悩み
  • 30年債の入札が好調で米長期金利の下落
  • FRBがインフレが進んだとしても現状は緩和政策の維持するとの見方で長期金利が下落
  • 長期金利が大幅に下落した事からハイテクグロース株に資金が集中しナスダック100が上昇し、つられて3指数株が最高値を更新する
  • VIXが約1年2カ月ぶりの低水準となる
  • 大口も個人投資家もショートして捕まったまんま

前の週に読んでたとおりショーター終わったな…。

官製相場で株を売るやつはセンス無いと思う。

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