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ダウ30【見通し・予想・動向】株価が史上最高値を更新!!世界同時株高でショーターは絶望の淵へ! テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年4月02日(金)の週を終えて

2021年3月29日(月)から4月02日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

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ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年4月02日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年3月29日(月曜日)から4月02日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • サウスウエスト空港が旅客機737MAX-7をボーイングから100機を受注したと発表した事
  • ISM製造業景気指数が64.7となり1983年12月以来37年以上ぶりの高水準になった事
  • 3月非農業部門雇用者数変化が市場予想を上回る結果となった事
  • バイデン政権のインフラ投資に期待が寄せられた事

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • 高値警戒感から利益確定売り
  • バイデン政権の増税や債務増加が警戒されてる事

2021年3月29日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

サウスウエスト空港が旅客機737MAX-7をボーイングから100機を受注したと発表した事で
航空機大手のボーイングの株が上昇しダウ30の株価の上昇を牽引しました。

この日クレディスイスがアメリカのヘッジファンドのアーケゴスが
マージンコールに対してデフォルトを起こした事で
ポジション解消を進めており第1四半期に影響があるかもしれない事が明らかとなった。

また野村ホールディングスもアメリカの子会社との取引先で多額の損害が発生する可能性を公表しています。

今のところアメリカ経済の見通しに楽観的である事から
影響は限定的にとどまっているようです。

安値32884.01 → 終値33190.11(+306.1pips上昇)

2021年3月30日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

高値警戒感から利益確定売りで終了しました。

とくにアメリカ市場を騒がせるニュースは出ていません。

高値33266.67 → 終値33074.25(-192.42pips下落)

2021年3月31日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

SP500とナスダック100は上昇して
ダウ30はイマイチな下げで終わりました。

バイデン大統領がこの日、2兆ドル規模の大型インフラ計画を発表しました。
4月にヘルスケア拡充も公表の見通しで
これを合わせると4兆ドルくらいになる見通し。

ただ法人税を引き上げる事や海外の収益にも課税をするようです。

もともと声明文が前日に出ていた事もあって
あまり株価が素直に反応はしていませんでした。

SP500とナスダック100が上昇し、ダウ30だけイマイチな形で終わっています。

始値33074.25 → 終値33047.03 (-27.22pips)

2021年4月01日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

長期金利が低下したのを受けてハイテクグロース株の買い戻しが入り
SP500やナスダック100の上昇を牽引しました。

マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、エヌビディアが上昇をして
株価の上昇を手助けしているようです。

ISM製造業景気指数が64.7となり1983年12月以来37年以上ぶりの高水準を背景に
景気回復期待やバイデン政権のインフラ投資に期待感が寄せられているようです。

SP500は大きく上昇し4000ドルを突破し史上最高値を更新しました。

安値32977.66 → 終値33189.16(+211.5pips上昇)

2021年4月02日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

非農業部門雇用者数が予想より良くて株価はブチ上げて史上最高値を更新して週を終えました。

3月非農業部門雇用者数変化(前月比)は91.6万人となり市場予想の64.7万人を上回る結果となり
前回の37.9万人より多い結果となった事がサプライズとなったようです。

失業率は市場予想どおりの6.0%で前回の6.2%より改善した結果となりました。

欧州勢がグッドフライデーで、お休みの中、居なくても関係ないよ!という勢いで高値を更新していきました。

安値33152.94 → 終値33325.69(+172.75pips上昇)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2021年04月2日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2021年04月2日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2021年04月2日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2021年04月2日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 週の始めにガクッと下がったものの5日MA付近で買い支えられ週末は史上最高値を超えて週を終えました

直近のレジスタンスライン

2-1-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月02日の週を終えて-日足チャート
2-1-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月02日の週を終えて-日足チャート

34022 水色のライン

32994から33158のレジスタンスの幅を計算した場所

33158のレジスンタスを明確に抜けたと仮定した場合
次を目指すであろう仮想レジスタンスのラインを設定しました。

2-2-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月02日の週を終えて-日足チャート
2-2-ダウ30-直近のレジスタンス34022-2021年4月02日の週を終えて-日足チャート

34565.78ドル 水色のライン

前回の押し安値(3月5日の始値)から直近の高値の山の終値(3月17日)で計算した幅を
直近の押し安値(3月24日の終値)に足した場所をN値のMAXと仮定した場合のラインです。(2088ドル幅)

上昇トレンドの波が続くのであれば、N値のMAXを目指して株価は上昇してくるのではないでしょうか。

直近のサポートゾーン

3-1-ダウ30-直近のサポート-32962-33039-陰線-出来高が多めの価格帯-1時間足チャート-2021年4月02日の週を終えて
3-1-ダウ30-直近のサポート-32962-33039-陰線-出来高が多めの価格帯-1時間足チャート-2021年4月02日の週を終えて

32962.22 ~ 33039.62 ショート出来高多めのブラックライン

1時間足チャートで見ると陰線で出来高多めのラインを明確に上に抜けたので
このあたりがレジサポ転換するかどうかを見ればいいのかなと思われます。

3-2-ダウ30-直近のサポート-転換線-日足チャート-2021年4月02日の週を終えて
3-2-ダウ30-直近のサポート-転換線-日足チャート-2021年4月02日の週を終えて

32600~32700ドル付近にある日足の転換線ライン

1時間足で見ると、ここも陰線出来高多めのラインが引けるんだよね。

なのでこの辺もレジサポ転換で反発するかなと見ています。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年4月02日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年4月02日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年4月02日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年4月02日の週を終えて

大口は売り多め、個人投資家が買い多めになってます。
バイデン政権のインフラ投資計画の期待でポジションの明暗が分かれた感じですね。

この感じ見てると、たぶん大口のショーターまたやらかすかも…w

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月02日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月02日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月02日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年4月02日の週を終えて

SP500とダウ30が歩調を合わせるように売り多めに傾きました。

株価は史上最高値更新中。

ダウ30のポジション状況 まとめ

ショーターが狩られるまで株価は上がり続けるだろうね…。

ついでに大口もショート積んできたからロスカットを巻き込んでドーンと行くかもしれん。

売りで捕まってる人は祈りなさい。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!
2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • アメリカのヘッジファンドの破綻情報で株価の下落が警戒されていましたが、ちょっと下がった所で安値で買われ上昇しました
  • ボーイングの737MAXの受注が入った事でダウ30の上昇を助けました
  • ISM製造業指数が1983年12月以来37年以上ぶりの高水準になった事で株価が大きく上昇しSP500は最高値を更新しました
  • 3月非農業部門雇用者数変化が市場予想を上回り、グッドフライデーにも関わらず株価は史上最高値を更新して週を終えました
  • 株価が史上最高値を更新している中で、大口と個人投資家が売りで捕まってる模様

先週に引き続きショーターは苦しい状況が続く。

たぶん大口のロスカットでショーター全滅の予感・・・。

さようなら。お元気で。

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